狙いはランチタイムの「炙り米沢牛ひつまぶし」。税抜きで1680円。ランチとしてはなかなかのお値段ですが、米沢牛と考えれば安い方か。ひつまぶしということで、いろいろな食べ方を楽しめるのもポイント。
ちょうど12時の訪問で満席の案内。10分くらいで席が空きそうとのことでしたので待ちました。私の直後に訪れた3名の団体さんは12:30頃の案内になると言われていました。次々に訪れるお客さんは事前に予約を入れていた方々で、すんなり店内に通されました。ランチタイムとは言え、複数人で来ようと思ったら予約は必要なお店のようです。
ほどなくして席に案内されました。アエルを一望できる窓際のカウンター席。どうやらお一人様は隣のお客さんと1席空けるのが方針らしく、無理にお客さんを詰め込むことはしません。ゆったり食事が出来るのはいいんだけど、回転の悪さは否めませんね。
注文から提供までは、それほど時間はかかりませんでした。米沢牛の炊き込みご飯(?)と、2杯目用の薬味と、3杯目用の海苔と山葵、小鉢とキムチとサラダのセット。
まず1杯目。おひつから茶碗によそって、そのままいただきます。タレの染みたご飯はふっくらふんわりで美味しい。それ以上に米沢牛が柔らかくて肉厚でで美味しい。たぶん切り落としのリサイクルなのでしょう、いくつかの部位が混ざっています。逆に、いろいろな部位の米沢牛を楽しむことが出来て、これはこれでお得。と言うか、このお値段ですから米沢牛を食べていると思えば、十分にお得です。
2杯目は薬味を混ぜていただきます。いやなんかもう米沢牛の存在感が強すぎて、薬味とかどうでもいい感じ(笑
3杯目は海苔と山葵を載せてお茶漬け風に。ここでかけるのはお茶ではなく牛骨スープ。このスープがまた美味い。山葵も生山葵のすり下ろしで風味も言うことなし。お茶漬け風にした後にもスープが余っていたので、食べ終えた茶碗にスープだけ注いで最後まで残さずいただきました。
米沢牛があまりの美味しくて、ご飯のよそい方がふんわりしていたので大盛りにすればよかったかな、とも思ったのですが食べ終えてみると結構満腹で、私としては十分な量でした。
ランチのお値段としては贅沢ではありますが、お腹も気持ちも大変満足しました。満ち足りた気持ちになれる食事というのは貴重ですし、大切ですね。
たまにはこんな贅沢もいいものです。
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