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2020年04月26日
ドラマ「ミス・マープル」/パディントン発4時50分
ミス・マープル パディントン発4時50分
4.50 from Paddington
放送:1987年
主演:ジョーン・ヒクソン(ミス・マープル)
内容
セント・メアリー・ミードのミス・マープル宅に、ロンドンから旧友のマクギリカディ夫人が遊びにやってきた。しかし夫人の様子がどこかおかしい。聞けばここへ来る道中、殺人を目撃してしまったという。パディントン駅4:50発の急行列車に乗った夫人は、隣の線路を並走する列車の中で、女性が男に首を絞められ殺されるところを見たというのだ。夫人はその場ですぐに駅員に通報したらしいのだが、年寄りの戯言とばかりに全く相手されず、あげくの果てには変わり者扱いされてしまったと憤っていた。翌日ミス・マープルは州警察に顔見知りのスラック警部を訪ね、事の経緯を報告。ようやく警察が動いたものの、どこを探しても死体は見つからず、結局捜査は打ち切られてしまう。しかし「死体は必ずどこかにある」と確信するミス・マープル。友人の名誉のためにも自力で事件を調べようと動き始める。
主な登場人物
ミス・マープル(ジェーン・マープル)
- セント・メアリー・ミード村に住む推理好きのスーパーおばあちゃん。警察も一目置くほどの鋭い観察眼を持つ。
- ミス・マープルの友人。ミス・マープル宅へ遊びにくる途中、列車の中から殺人事件を目撃してしまう。
- フリーランスで活動する若きスーパー家政婦。エリート一家に育った才媛ながらあえて家政婦の道を選んだ変わり種で、完璧な仕事ぶりを武器に高報酬で仕事をする。ミス・マープルとは旧知の仲で、ミス・マープルに協力し遺体探しのためクラッケンソープ家に潜入する。好奇心旺盛。
クラッケンソープ一家および関連する人々
ルーサー・クラッケンソープ
- クラッケンソープ家の現在の当主。事業で成功した先代(父親)の遺した広大な屋敷「ラザフォード邸」に娘と二人で暮らしている。気難しく風変わりなじいさま。病気を抱えてる様子。
- クラッケンソープ家の長女。病気がちの父親の面倒を見ながらラザフォード邸で暮らしている。父親に似ず気立てが良く慎ましやかな女性。
- クラッケンソープ家の次男。画家。イギリスを離れ外国で暮している。女好き。
- クラッケンソープ家の三男。銀行家。別居中の妻がいる。
- クラッケンソープ家の四男。自称ディーラー。
- クラッケンソープ家の長男。フランスで戦死。
- クラッケンソープ家の次女。故人。
- エディスの夫で、元英国空軍の優秀なパイロット。妻亡きあと男手一つで息子を育てている。金髪の好男子。
- ブライアンとエディスの子供。人懐っこく素直な少年。
- アレクサンダーの友人。ぽっちゃり少年。
- クラッケンソープ家の主治医。エマと交際している模様。
- クラッケンソープ家の顧問弁護士。
- クラッケンソープ家に以前から仕えている、仕事ができない残念な家政婦。
- エドマンドの未亡人を名乗る正体不明の女性。家族の誰も会ったことがない。
警察関係者
スラック警部
- 州警察の警部。ミス・マープルとは以前にも他の事件で顔を合わせており密かな対抗心を燃やしている。いつも苦虫を噛み潰したような顔をしているがどこか憎めないところがある。
- ロンドン警視庁の警部。ミス・マープルとは旧知の仲で、その類まれな人間洞察力に絶大な信頼を寄せている。
- スラック警部の部下。
その他
アンナ・ストラヴィンスカ
- マルチスカ・バレエ団のフランス人ダンサー。
- マルチスカ・バレエ団の団長。
- マルチスカ・バレエ団のダンサー。アンナの友人。
- ミス・マープル宅のお手伝いさん
ひとくち感想
殺人あり、恋の三角関係あり(さりげなくじいさまも参戦で四角かも?)と盛りだくさんの一話です。ドクターXの家政婦版みたいなスゴ腕の女性が登場します。原作とは少し内容が異なるようですが、それなりに楽しめます。
細かいあらすじ
ネタバレ&長文
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