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2020年10月17日
懐かCDを買うD 関口誠人「千夜一夜」
元C‐C-B関口誠人さんの1992年のアルバム。現在廃盤。
配信もされていないので、聴くには中古盤を手に入れるしかないのだが、価格の相場は最低でも1,000円前後からといくらかお高め。
しかし某中古屋さんをのぞいてみたら、なんと700円というお値打ち価格で売っていた。
買い物下手な私ですが、たまにはヒット打ちます。
さて、肝心のアルバムの内容ですが・・・
「ロシアの少女」という民族音楽風の楽曲にはじまって、佐野元春風あり、オールドジャズ風あり、はたまたエア・サプライ風バラードありetc・・・と、とにかく一曲一曲のジャンルが幅広い。収録曲は全部で10曲だが、それぞれに個性が際立っているから、通しで聴いていても飽きない。
おまけに歌詞カードには一曲ごとに自作の短編ストーリーまでが添えられている。10曲でひとまとまりの続きものになっているようなのだが、一遍一遍がなんとなくそれぞれの曲の歌詞に呼応している感じの内容。谷崎潤一郎の小説をモチーフにしたものらしい。
思えば、C-C-B時代から異彩を放っていた方でした。
中森明菜に提供した「二人静」がヒットした頃は、「このまま名音楽プロデューサーの道を突き進むかも」と思っていたんだけどなあ・・・。
ちなみに関口誠人さんが他のアーティストに提供した曲の中で、ご自身でもかなり気に入っているのが、俳優の木村一八さんに提供した「台風野郎」という曲だそうです。
(どんな曲だろ?)
タグ:懐かCD
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