2008年09月10日
絶滅種チョウザメ死ぬ
絶滅種チョウザメ死ぬ
アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町)は9日、約26年間、飼育してきたミカドチョウザメが8月28日に死んだことを明らかにした。国内でミカドチョウザメをシイク、展示していたのは同水族館だけで、環境省のレッドリストの「絶滅種」に含まれており、学術的にも貴重な存在だった。
アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町)は9日、約26年間、飼育してきたミカドチョウザメが8月28日に死んだことを明らかにした。国内でミカドチョウザメをシイク、展示していたのは同水族館だけで、環境省のレッドリストの「絶滅種」に含まれており、学術的にも貴重な存在だった。
以上、2008年9月10日読売新聞より引用。
チョウザメ類も絶滅の危機にさらされているものが多いが、絶滅種に指定されていたミカドチョウザメが死んでしまった。約26年間も水族館で大事にされ生きながらえたのだから、ミカドチョウザメくんも幸せであったろう…と思いたい。狭い水族館のプールで不満を抱いていなかったならば、の話だが。
生き物はいつかは死ぬし、一つの種が永遠に存続するということはないらしいから、こうして死してゆくのも仕方のないことだ。人間の手で絶滅に追い込むようなことがないのなら余計に。
しかし現在絶滅の危機にさらされている生き物のほとんどが環境汚染・破壊で人間の手によるものなのだから厭になる。
【ミカドチョウザメ】Acipenser medirostris mikadoi
Sakhalin sturgeon:サハリンチョウザメ
チョウザメ目チョウザメ科の魚の一種。
中国 、日本 、北朝鮮 、韓国、ロシアで見つかっている。
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