アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
SD BLOG
  1. Situation design
  2. SD BLOG




ヤモリ

ヤモリ帰宅直前マンションでヤモリを発見した。
昔から私の住んでいるマンションにはヤモリが棲息していて、よく見かけていたのだが、最近めっきり姿を見ていなかったので、嬉しくなって一時捕獲してしまった。

余談になるが、私は自称ヤモリ博士なのだ。
子供の頃からヤモリに関してはすこしばかりうるさい。道端でも、暗闇でも、ヤモリがいるのがすぐに分かる。きっと身体の何処かにヤモリ探知機なるものが付いているに違いない!と思ってしまうくらいヤモリに対する反応が良い。
捕獲するのも上手いのだ。

ヤモリを捕獲する時には絶対に手を使わない。持っている紙類または布類を使ってうまく誘導して紙(布)の上へのぼらせてしまう。私の経験から言えば、ヤモリにとっては人間の手の脂はあまり良いものではないようだ。

小学生の時にヤモリの赤ちゃん(写真よりも小さい)を素手で触れて可愛がり、次の日同じ場所にヤモリを見に行くとひっくり返って死んでいたという嫌な思い出がある。その場で死んだ原因は分からなかったが、人間の手の脂が良くなかったのではないかという結論に達した。
それ以来ヤモリは絶対に手掴みしないことにした。

捕獲したこのヤモリがあまりにも可愛いので、私は飼いたくなってしまったのだが、母親に反対され断念。
説得のされ方は小学生並だった。
「狭いカゴの中で仲間にも会えずに孤独に過ごさせたら可哀相でしょ。」
まったくその通り。

もし自分がヤモリだったとして、突然人工的な環境でたった一人ぼっち余生を過ごすなんて事になったら、たまったもんじゃない。瓶の中でピクピクと心臓を動かし怯えているヤモリ。これを見たら外に放してあげなくてはと思った。
「でもその前に少しだけ私の我がままを聴いてやってくれ!ヤモリ殿!!」
と写真を数枚撮らさせてもらったわけ。

放した後はヤモリが姿を消すまで見守った。
まあ見守った気分になっていたのは私だけで、実際のところヤモリはさっさと自然界へ帰っていった。まったく別れを惜しむ様子もなく、あっという間にだ。もう少し、こう…振り返るような仕種がないもんかなあ〜。
でも私はそんなヤモリたちが大好きなのだ。

この記事へのコメント

 
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。