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北極海の氷

北極の氷 今夏最小か
地球温暖化が影響
昨年9月に観測史上最小を記録した北極海を覆う氷の面積が、今夏さらに縮小する可能性の高いことが、宇宙航空研究開発機構が行なった衛星の画像分析で明らかになった。
北極海の氷は、冬と夏で周期的に増減を繰り返しながら、地球温暖化の影響で年々減少すると考えられている。この冬は、例年並の広さまで回復したことが衛星観測で確認されていた。
宇宙気候は、米航空宇宙局の地球観測衛星に搭載した日本製機器を使った観測で、暑さのある古い氷(多年氷)の領域が減っていることを確認した。過去6年間の4月20日の画像を比べると、多年氷を示す濃い水色の領域が2005年以降徐々に減り、今年は2005年の半分近くになった。特に北極点付近では、多年氷が消えてしまった。
氷は薄くなるほど気温や水温の影響を受けて解けやすいことから、宇宙機構は「今夏の記録更新の見通しが強まった」としている。

以上、2008年5月11日読売新聞より引用。


毎年“今夏最小か”という見出しの記事が出るのではないかと思う。
そのうちに“北極の氷 消滅か”になりそうだ。
この冬はあまり寒くならなかったので、北極の氷の増量も少なかったのではないかな。広さが例年並みでも、厚さは例年並みとはならないのだろうと思う。昨年の夏に大崩壊が起きていて、氷の厚みは確実に薄さを増しているのだから。厚みがなければ、また簡単に融解して崩壊につながるのだろう。
記事による「多年氷」部分もこの2〜3年で相当減っているようだし、アル・ゴア著『不都合な真実』に載っているように、「氷の一部が溶けると海面が太陽熱を吸収してしまう。すると、水温が上がり、その付近の氷の縁(ヘリ)がさらに溶けやすくなる」という「自己強化型フィードバック」が現実に北極の氷で起きているということだ。
今夏、北極の氷はどのくらいのサイズになるのだろうか?

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