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カーボンフットプリント(炭素の足跡)

英国 商品のCO2排出量明示  温暖化防止へ「炭素の足跡」運動
フードマイレージの発祥地、イギリスでは、ロンドンのシティ大学のティム・ラング教授が1990年代に
提唱した「フード・マイル(フードマイレージ)」の考え方が、さらに幅の広い環境運動に発展している。
ロンドンの街角に立つ大手スーパー、テスコ。商品棚から洗剤を手に取ると、足跡のマークが印刷され、
その中心に「750g CO2」と記されていた。
1回の洗濯に使われる量の洗剤が、製造から消費されるまでに二酸化炭素(CO2)を750グラム排出する
という意味だ。水温30度で洗えば、40度よりCO2を160グラム減らせる、ともある。
念入りに商品を物色中のある女性会社員は、「数字の高い商品はなるべく避けます」と話していた。
これは、2007年に始まった「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれる運動だ。
商品が作られてから、運ばれ、消費されて捨てられるまで、CO2をどれだけ出すかを商品に表示する。
消費者が数字の低い商品を選ぶように促し、地球温暖化の防止に役立てることが狙い。
メーカーも数字の低い商品を作ろうと努力する。
政府が中心に設立したカーボントラスト社の呼びかけで、現在はテスコなど約20社がこの運動に参加し、
消費者は、この数字を手がかりに、よりCO2の排出が少ない商品を選ぶようになっている。
イギリスは今、フードマイレージの先進地として、英国企画協会(BSI)が中心となり、国際的な基準を作って、この運動を世界に広げようとしている。

以上、2008年11月16日読売新聞より引用。


日本にはこういう発想をする教授はいないのかな。いたとしてもそこまでの影響力を持っていないということなのか。
昔の日本の暮らしを考えると、質素だけれど大変に無駄の少ない、ゴミを出さない生活だった。
そこに欧米の生活が流入して、大量生産・大量消費が当たり前の世の中に変わった。
日本は先進国の一員になった!と喜んだけれど、これはゴミを大量に出すことに先進的な国になった、
というだけなのかもしれない。そうであるならば、たくさんゴミの出る暮らしを踏襲し続ける現・我われ日本人は、
地球温暖化防止のための良いアイデアを生むだけのオツムがなく、お留守状態になっているので、
昔の日本を思い出さない限り、素晴らしい改善は望めない可能性もある。
欧米化された生産・消費・廃棄の構造に対しては、欧米による対策に頼るしかない、のでは何だか悲しい話。

それはさせおき、「炭素の足跡(カーボンフットプリント)」運動はぜひ日本でも実施するべき運動だ。
今のところ、私たちの食物購入基準にCO2は入っていない。国産か外国産か、高い・安い、美味い・不味い、製品ブランド…と最近では安全性の有無も購入基準になっていると思う。産地を選ぶことはCO2と深く関係しているけれど、現在のところCO2削減のために産地を選んでいるわけではない、という人のほうが多い。
CO2排出量の表示がなければ、比べることもできないので、消費者の側としては選択の余地がなくなっている。
しかし、生産(製造)側がCO2排出量の表示さえしてくれれば、CO2排出量の少ない商品を買おうという選択肢が増える。

一人ひとりのCO2排出量は微々たるものであっても、それが全部足されれば、当たり前のように物凄い数値になる。
企業が製造過程でのCO2排出量を削減をすることも重要だけれども、日々の生活で一人ひとりが気を付けることができれば、莫大な量のCO2を大気に放出することもなくなる。1億人が1人1円ずつ出すと1億円になるのと同様に、1億人が1人1グラムずつCO2排出量を減らすと1億グラム(=100トン)のCO2を削減できる。
消費者には、何か目で確認できるようなもの、「炭素の足跡」のような指標が必要なのだ。
数値を目の当たりにすることで、よりCO2を身近に感じられる。
例えば、記事の洗剤のように、使用の仕方によってCO2の排出を抑えられるのが分かると、自分もCO2排出量を削減することが出来た、CO2削減に貢献できたという達成感や満足感も得られるのではないだろうか。
日本でも早急に、「フードマイレージ」や「炭素の足跡(カーボンフットプリント)」運動を導入して欲しい。

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