2017年02月06日
有名になりたい勘違い者が最近多い
・コンビニのおでんをツンツンしてみた
・宅急便受付をチェーンソーで脅してみた
・駅のホームから線路に飛び込んでみた
最近聞いてあきれる事件が多いですね。他人への迷惑や犯罪といった意識がなく、ただただ面白そうという衝動からやってしまうのだと思います。
さらに動画や報道をみて真似をする人も続出しています。テレビで見て話題になり、友達同士で真似をしていじめ問題になったりもします。見ず知らずの人の病室に入ってお見舞いをする動画を撮って面白がったりする模倣事件も出てしまいました。
人気者になりたい
こうした事件の背景には「ネットで人気者になりたい」という気持ちがありました。奇抜で面白いことをやると動画の視聴者数が増えます。これがどんどんエスカレートし、犯罪となってしまうようです。
動画をアップロードするわけですから、十分証拠はありますし、通報されれば絶対逮捕されるのが分からないのでしょうか。証拠があれば数時間で逮捕令状が出て、本人との証拠のすり合わせで逮捕に至ります。否認したとしても十分な証拠がそろっているので逃れることはできません。証拠の動画も一旦アップロードすれば視聴者によって拡散されるので永久に消えることはありません。
そういったリスクを考えないままに欲望のまま行動してしまう心理が全く分かりませんよね。
逮捕されることのリスク
最初に例に挙げた事件は器物破損や威力業務妨害にあたるとして逮捕されています。「初犯なら大丈夫」「14歳以下は捕まらない」といった生半可な知識が一生を棒に振るかもしれないことになり得ます。一度罪を犯した者は罰金を払ったり服役して罰を受けたとしても、周りの目から見れば犯罪者です。一生その名を背負って生き恥をさらして生活しなければなりません。過去の犯罪のせいで就職の際に企業に就けなかったりもします。顔写真や指紋も採取され警察の前科者リストにも載ります。
「人間誰でも過ちは犯すもの」と許されることもありますが、それを起こさないような仕組みが必要です。
それぞれの良心や親の教育にゆだねるのではなく、義務教育による統一した教育指導が必要です。たとえば犯罪者の末路や、刑務所内での生活、慰謝料や賠償金の支払い事例、訴訟の流れやかかる費用と時間などなど、知っておくべきことを教えていない今の社会にも問題があります。
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