2017年12月12日
SIROKURONO11話 エピソード1
11話<友達>エピソード1
□■通学路■□ アリサ&花音奏
...風が暖かくなる季節になり...ため息を吐く少女の髪を風がなびかせている...
少女の名はアリサ...生徒会長であり、この学園を支える四天王の1人。
(...私は、どうすれば...)
「あ〜〜りさ!」
おさげの少女をピンク色の元気な少女が彼女の肩を両手で押す。
ピンク色の髪と言えば花音奏である...彼女はアリサの親友でアリサと同じく四天王の1人である。
「...わぁ!?」
おさげの少女は考え事をしていたのか...いきなり押されてびっくりしている
「おっはよ〜♪不機嫌な顔をしてどうしたの?」
(...私の機嫌が悪いと奏はいつも心配してくれる...)
「だって...」
「私はアリサちゃんが大将で胸が高いよ♪」
「もう!奏は調子がいいんだから!」
「えへへ♪何なりとお申し付け下さい大将w」
「もう怒ったよ!」
おさげの少女は顔をふくらませ可愛く怒っている。
「めんご♪放課後クレープおごるからゆるして♪」
ピンク髪の少女は片目をウィンクしておさげの少女をご機嫌を取ろうとする。
「クレープ何かにひかれないわよ!」
「そんな〜...クレープでひかれないアリサちゃんはアリサちゃんじゃない!」
「クレープで私を判別するな!」
おさげの少女はピンク髪の額にデコピンをする。
「痛いよ〜...でも元気になったんなら良かった♪」
「ふっふっ...」
(お陰様で。ありがとう奏...)
二人は仲良く学園を登校した。
□■通学路■□ ルミア&羽島遥
衣替えした学生達が賑やかに登校してる...
そんな賑やかな学園ライフでも無表情に登校しているサイドテールの少女...
彼女の名は、ルミア...普段無表情でとっても計算高いサイドテールの少女。四天王の1人でアリサの妹であり姉の事を影で見守ってる本当は優しい少女であるが...彼女はその気持ちを表に出せないでいる。
(........)
(♪)
(..............)
(えへへ♪)
(...どうすればいいのかしら...)
無表情の少女を遠くから優しい目で見つめている優しく落ち着いた小柄の少女が嬉しいそうに眺めている...
小柄の彼女の名は、羽島遥...ふんわりしていて、とてもしっかり者。四天王の1人でルミアの事が大好きな優しい少女...
「...羽島さん居るのはわかってるわよ...」
無表情の少女は諦め、背後に居る小柄の少女の方を向く。
「えへへ♪見つかっちゃいましたよ〜♪」
声をかけてもらって小柄の少女はとても幸せそうな顔をしている。
「何か私に用でもあるのかしら?」
「えっと...あの...何もありません(。>д<)」
小柄の少女がとっても困ってるのを見て無表情の少女は顔を少し微笑ませて小柄の少女の頭を優しく撫でる。
「...今日の放課後寄り道に付き合ってくれるかしら?」
「えへへ♪勿論ご一緒させて下さ〜い♪」
「そんなに嬉しいのかしら...」
(...ちょっとだけ私も嬉しいわよ...羽島さん...)
無表情の少女は少し微笑み、賑やかな学園ライフの1ピースとなって学園へ登校した。
11話〜end〜
このブログはA8.netより。
ゆうちょ銀行で始められて準備は簡単に出来てクリック1円のインセンティブが付くアフィリエイトはこちら
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7082564
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック