2016年08月25日
10年ぶりの再会に希望の光が
友人からの突然の連絡
前回の最後で少し触れていた話題。
夏休みのある出来事について書きたいと思います。
高校時代からの大切な友人から、突然のメールが届きました。
もう10年も季節のあいさつだけで、会えていなかった大事な友人・・・
彼女は、故郷から遠く離れて娘と二人暮らしをしています。
彼女には私がこんな状況になり、実家に戻っていることは連絡できずにいました。
とても大事な友人だからこそ、気を煩わせるのがなんだか嫌で、月日が経っていたんです。
メールは土日を利用して帰省するので、どこかで会えないかという内容。
この頃の私は、子供たちとの土日のドライブを楽しみながら充実感を感じていました。
でも、睡眠がうまく取れず疲れてもいました。
夜中に追い立てられて目が覚めたり、まだ前の生活を続けていて絶望している夢。
そんな時期に来た友人のメールは救いの神のようでした。
だって、今までだって何度も彼女の言葉から救われてきたことがあったんです。
そんな彼女には、また泣き言をいうのはいけないなぁと思っていたんですが、これはもう、吐き出しなさいってことなんだって思い、会う約束を快諾しました。
空港での再会は、涙があふれてきて止まりませんでした。
10年ぶりなのに何も変わっていない姿がうれしいのと、安堵感が一瞬で襲ってきて、ただただ涙。
もう一人の友人も含め、お互いのことを離すのは久しぶりなので、とにかく時間を忘れて現状報告しあいました。
仮に、10年ぶりの再会の友人をAさん、もう一人の友人をBさんとしますね。
Aさんは娘が一人、Bさんは息子と娘が一人ずつ。
主な悩みはやっぱり子育てのこと。
私も今の状況にいたった経緯と子供たちの状態を離しました。
そこで、Aさんの口から出てきた言葉が、
「うちも同じだったよ。4月から再出発できて今は活き活きと学校に行ってる」
詳しく聞くと、中学、高校と二度の不登校になったそうで、今は将来なりたいものを目指して高校に入り直したそうです。
不登校中は昼夜逆転の生活。
ネット依存でろくに会話ができず、言い争いが絶えなかったそうです。
親子二人で閉鎖的だとどうしても対立してしまって、本音で話し合うこともできず。
仕事もあるので、タイミングが悪かったりと思うように行かず八方ふさがりの極限だったそうです。
それが、活き活きと登校するようになったんですから、一年前には考えられないほどの変化でした。
きっかけは、娘さんが素直に考えていることを話し、それを全面的に受け入れたからだったそうです。
Aさんは、聞く耳を持たない親ではありません。
むしろ、柔軟な考えを持っている親で、決して押しつけることはしません。
ただ、娘さんの方が言い出す勇気としっかりとした意思を表すことが出来なかったようなんです。
したいことや夢はあるのに、今の高校ではできないような、漠然とした不安感。
それを親にどう伝えていいかわからないモヤモヤした気持ち。
口も利かずにネットを見続けることしかできなかったんだろうとAさんは言っていました。
Aさんの娘さんの凄いところは、そんな生活をしながらしっかりと、ネットで自分のやりたいことをするにはどうしたらいいかを調べていたようなんです。
ある日、資料を全部そろえ私はこれをやりたいんだ、この学校に入り直したいと涙ながらに訴えたそうです。
それを言い出す勇気がなくて、母親にダメだと言われるかもと思うと言えなかったと言っていました。
自分で決めた目標なら協力を惜しまない心構えの親であったはずなので、それが伝わっていなくて子供をこんなに悩ませたことをAさんは反省していました。
それから、一気に状況が変わったそうです。
目標を持てた娘さんは、再入学の準備もしっかりして、アルバイトもしながら通っているそうです。
10年ぶりにあった娘さんは、自信にあふれている印象でした。
何かを乗り越えてしっかりと前だけを見ているようです。
不登校も悩んでいた自堕落だった自分も、決して恥ずかしくは思っていない様子。
むしろ、それがあったから夢を口にできて道が開けたと過去の肯定していました。
そんな娘さんと10年ぶりに会う、長男はそのパワーに押され気味の様子でしたが、不登校だった過去をも肯定して活き活きとしている彼女と接して、何かいい笑顔を見せていました。
3時間ほど一緒に食事をし遊び、同年代とのコミュニケーションは久しぶりの長男。
ちょっと控えめでしたが、帰りにはとても楽しかったとずっと口にしていました。
長男もいろいろと興味のあることや、憧れることなどは語ってくれますが、まだそれが原動力にはならないようです。
私も常日頃から、夢を持ったら簡単に諦めないでやってみようと、いつも伝えています。
諦めるばかりの数年を過ごしてきたのですから、その悪習は断ち切りたいんです。
目標があるワクワクした気持ちをもう一度取り戻してもらいたいと願っています。
友人との再会は、そんな私の願いと、長男の気持ちを少し変えさせる、いいきっかけの再会でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
取り急ぎ更新しました。
誤字脱字があったらごめんさない。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5362362
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック