2018年03月06日
管理者から見た優秀な人材とは。たとえ子供が小さくても・・・。
こんばんは。お疲れ様です。
この前、診療報酬で看護師のニーズが少なくなり、求人が減るんじゃないかという記事を書きました。
私は、今までの看護人生の中で、管理職、教育に多く携わってきました。
そこで、今、病院で求められる人材について考えてみました。
1番に・・・
勤務態度がいい人
これは出勤状態にもよります。子供が病気がちでよくお休みされる方。今まではお互い様の精神で許されていたのが、優秀な人選確保の大きな壁となるかもしれません。
7:1と10:1が同じ診療報酬となれば、もちろん人件費カットです。7:1でも、看護必要度や、褥瘡の評価、認知度、転倒転落防止の評価、退院時の認知度調査など、医療の進歩に加え、最近は仕事量が大幅に増しました。それに加え、高齢化社会。手のかかる患者で溢れています。そんな中で、7:1を10:1にされた日には、どれだけの仕事量がのしかかってくるんだろうと危惧されます。
病院側としては、ぶっちゃけ、欠勤なく、毎日仕事に来てくれる人を望みます。
なら、子供は持ってはいけないの?そんなことはありません。
子供の急病で欠勤する。それは仕方ありません。その後のフォローをどうするか、その職場にどれだけ貢献できているかに左右されていると思います。
時には子供に我慢させなければいけないこともあるかもしれません。でも、ママは頑張っている。私のためにがんばっているという背中をみせていけば、子供も自然と応援してくれるはずですし、自立にもつながります。
2番目に・・・
リーダーシップ、メンバーシップを発揮できる人
職場には、みんなを引っ張るリーダーシップと、それをサポートするメンバーシップが不可欠です。これが欠如すると、うまく歯車がまわりません。
今、自分ができること、自分の立場、そういうものを理解する必要があります。自分で考え、行動に移せる。人を納得させる考えと、日ごろからの仕事の態度や他のスタッフへの心配りなど、スタッフに自分の意見を伝えられる、また、自分一人の判断でつっぱしらないことが重要です。
3番目に・・・
リーダーや、上司に自分のアピールをできているか
少々仕事が遅くても、患者さんの評判はよく、きっちり仕事をこなす人がいます。看護師としての責任感ゆえだと思います。いい上司はそれを見抜いています。
日々の努力は無駄になりません。プロとして仕事に専念しなければいけません。
4番目に・・・
協調性があるかどうか
お局様とか、昔の考えにとらわれて偉そうにしている人は淘汰されていくでしょう。やはり、新しい知識を持った若い体力のある看護師を求めます。
しかし、若いだけではだめです。向上心がないといけません。
今回の診療報酬の改定での大きな流れは、看護師の膿を排泄するいい機会になるかもしれません。
悪い言い方かもしれませんが、古いものはいらないのです。
ざっと考えてみました。病院、上司の考え方、方針により、優先順位が前後したり、バカな管理職はYESマンしか残さないところもあるかもしれません。そもそも、そういう病院は仕事環境が劣悪です。
本当に、今です。転職をするなら。
面接を受けることによって、自分の評価が認めてもらえたり、新しい道が開けてくるかもしれません。
余談ですが、2回目の離婚の時、派遣会社に親子で入れる寮がある病院というのを探してもらいました。
意外とありました。今は借り上げ社宅が増えていますからね。
子供が大きいと、住居は変えにくいですし、少し遠くの病院を探さないといけないかもしれません。
でも、今の職場に不満があるのなら、他の病院に面接に行くだけでもだいぶ違います。
新しい職場を探すというわけでなく、今の職場は本当にいい病院なのかという見定めになりますから。
派遣会社は、前にも言いましたが、大手はあまりお勧めしません。ノルマ背負ってますがあからさまですし、王手だからいくらでもクライアントはいるし・・・みたいな対応です。表面だけです親身になってくれているのは。
自分で病院を探してみて、派遣会社を通して詳細を調べてもらうのがベストです。タダですからw
これからやってくる波をうまく乗り切りましょう。そして楽しく仕事をしている姿を子供に見せましょう
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