2021年07月08日
勉強方法が変わる! 要約!脳が認める勉強法
ベネディクト・キャリーさんの「脳が認める勉強法」
価格:1,782円 |
中学生の頃にこの本をしっていたならば、どんなによかったことか?
なぜこのことを知ってないかったのか?
脳の理論、そして脳への記憶方法について、要約します。
今から勉強する人、子供を応援した親御さんはこの本を読むべし!!
脳の記憶
脳の記憶には意味記憶とエピソード記憶の2つがあります。
意味記憶;電話番号、住所などを覚える記憶
エピソード記憶;ストーリや感覚などをと一連のものとして記憶する。
記憶は変化する
記憶は記憶とつかう(思い出す)ことで、記憶は変化します。
脳はコンピュータのようにいつも全く同じ記憶を思い出すことはできません。
脳は知覚、事実、思考のネットワークに組み込まれる形で保存されるため
その時の感情や環境により、思い出すごとに記憶が少しずつ変化します。
レミセンス;忘れることで記憶する
ベネディクト・キャリーさんによると一生懸命忘れないように覚えようとするよりも
むしろ忘れたほうが覚えられると指摘しています。
人間には一度覚えたことを忘れる傾向があるが、それと同時に一度忘れたことを思い出す傾向も
備わっており、これを「レミニセンス」とフィリップ・ボスウッド・バラードは名付けました。
記憶の「保存」と「検索」の2つの力
脳の記憶に関する研究が進みにつれて、「不使用の理論(覚えるために忘れる理論)」というものが
ビョーク夫妻によって発表されました。この理論の第一原則として
「どんな記憶にも、保存と検索という2つの力がある」というものでした。
脳は重要だと思うものを記憶する傾向にありますが、ビョーク夫妻の理論によると
保存の力は増えることはあってもへることはないとのことです。
これは検索をすれば探し出せる状態にあるということで
重要な記憶は顕在化した記憶としてすぐに思い出せるが
そうでないものは検索して記憶を思い出すということです。
記憶を高める方法
〇積極的に忘れて思い出す
〇ときには環境を変えて学ぶ
〇時間を分断して学ぶ
〇自己テスト使って学ぶ
〇じっくり考えたら休息を入れる
〇ときには違うことを考える
〇睡眠中に学ぶ
最後に
冒頭にも書いたようにこんな記憶方法を知っていれば、どんなに楽しく勉強をすることができたでしょうか?
脳についての研究はどんどん進んでいます。【レミセンス】、【記憶の「保存」と「検索」】というように
たくさんの研究が進められています。そして、勉強方法についてもどんどん科学的研究が進んでいます。
そんな勉強法をつかって、やりたいことを勉強してみませんか?
また、こどもにもこんな勉強法があると教えてみませんか?
ベネディクト・キャリーさんの「脳が認める勉強法」
一度読んでみると、いやいや、何回も忘れて読み直してください。
ベネディクト・キャリーさんの「脳が認める勉強法」
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【新品】脳が認める勉強法 「学習の科学」が明かす驚きの真実! ベネディクト・キャリー/著 花塚恵/訳 ダイヤモンド社 ベネディクト・キャリー/著 花塚恵/訳 価格:1,980円 |
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