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星雲の志

 本読みならば大抵の人間には共感して頂けるのではないかと思うのだが、面白い小説を読んで「私もこんな傑作を書いてみたい」と考えたことがない人はいないだろう。
 しかし、実際に書いてみればそれまでに抱いていた幻想がガラガラと音を立てて崩れてゆくことがほとんどで、これを感じたことがない人もまたいないと思う。頭に浮かんだ文章が指先を通じて出力されるまでのタイムラグが、書くはずだった世界を濁らせるのだ。
 自分の世界を伝えられず、悔しさに涙に暮れたそんな日々も、音声入力という方法で、ぐっと少なくすることが出来る。頭から指先までの距離よりも、口までの距離の方がずっと短い。喋るのならば書くよりも遥かにスムーズに出来る人も多いことだろう。
 音声認識技術というものは近頃ではかなり向上したようで、昔は手で書くよりもさらに頭の中の文章との齟齬が大きく、結局は涙と共に青雲の志を流してしまった人もあろう。その中にはひょっとしたら幻の大作家がいたかも知れない。実に残念な損失である。
 そこまでいかずとも、ブログを書く際に同じような悔しさを抱いている人はいるはずだ。

 そんな日々を過去のものにする方法が、手を伸ばせばすぐ届くところにある。




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