銀座を襲うコロナショック 有名店舗ビルが続々手放される
️孫正義氏が手放したティファニー銀座本店ビル
人と金が集まる街・銀座に進出することは、日本のビジネスに関わる者にとって最高のステータス。
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⏹️国交省が発表する「公示地価」
東京・銀座の坪単価は平均9301万8782円。
バブル期には一坪あたり3億5000万円を超えた土地もあった。
時計台の下で待ち合わせ、百貨店や高級ブランド店でショッピングを楽しむ。
夜になれば高級クラブのネオンが街を彩った。
高級寿司店やバー、クラブには、政治家や経営者、銀幕スターから作家までが通い詰める。
⏹️銀座はまさに「憧れの街」であった
その地価の高さは、ひとたび売り上げや業績が低迷すれば経営が立ち行かなくなることを意味。
実はコロナ禍において、銀座の有名店舗の“主”が続々と入れ替わっている。
️象徴的な売買劇が起きたのが「ティファニー銀座本店ビル」
1996年のオープン以降、数々の高級ブランド店が立ち並ぶ銀座2丁目において一際存在感を放ってきた同ビル。
個人資産として所有していた孫正義・ソフトバンクグループ会長が、不動産大手・ヒューリックに売却。
売買金額は300億円超。
7月17日には、三陽商会が銀座8丁目の旗艦ビル「GINZA TIMELESS 8」を売却。
三陽商会はかつて、イギリスのアパレルブランド・バーバリーとライセンス契約を結び、銀座にも店舗を構えていた。
2015年にその契約が終了。
再びコロナが追い討ちをかけた。
これまでに閉店・倒産した店舗には、コロナ以前から業績が厳しかったところも少なくない。
第2波、第3波となれば、コロナがなければ経営が順調だった店舗にも悪影響が及ぶ可能性がある。
圧倒的なブランド力で跳ね上がってきた銀座の地価は、感染拡大で“巨大な不良債権”となる。
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2020年08月07日
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