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2018年11月11日

国家試験解説「応用栄養学(No.85)」

Q85.静的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)血清トランスサイレチン値
(2)血清トランスフェリン値
(3)血清総コレステロール値
(4)血清レチノール結合たんぱく質値
(5)フィッシャー比

【解説】…正答(3)
(1)・(2)・(4)誤り。動的アセスメントの指標である。
           血清トランスサイレチン(半減期2日)、血清トランスフェリン(半減期7〜10日)、
           血清レチノール結合たんぱく質(半減期0.5日)は、
           急速代謝回転たんぱく質(RTP)であり、短期間のたんぱく質の栄養状態を反映する。
(3)正しい。
(5)誤り。動的アセスメントの指標である。
   フィッシャー比は、血中の分岐アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比であり、
   肝機能の低下を示す指標である。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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