2018年11月10日
国家試験解説「応用栄養学(No.84)」
Q84.栄養ケア・マネジメントに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)栄養スクリーニングは、侵襲性が高い。
(2)栄養アセスメントは、栄養状態を評価・判定する。
(3)栄養診断は、疾病を診断する。
(4)栄養ケア計画の目標設定には、優先順位をつけない。
(5)モニタリングは、最終的な評価である。
【解説】…正答(2)
(1)誤り。栄養スクリーニングは、栄養状態に異常のあるリスク保有者を選別する過程のことをいう。
そのため、侵襲性はないもしくは低いことが要件となる。
(2)正しい。栄養アセスメントは、対象者の栄養状態をさまざまな指標を用いて客観的に把握し、
栄養状態の問題や程度を評価・判定する過程である。
(3)誤り。栄養診断は、栄養ケアプロセスにおける栄養アセスメントと栄養介入の中間の段階で、
栄養アセスメントを基に対象者の栄養状態を診断することである。
(4)誤り。栄養アセスメントの結果を基に改善目標が多く設定された場合は、
アプローチする項目に優先順位をつける。
(5)誤り。モニタリングは対象者の栄養ケア計画実施上の問題点がなかったかをチェックする過程である。
最終的な評価ではない。
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