2018年10月11日
国家試験解説「食べ物と健康(No.54)」
Q54.食品の味に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)食塩を少量加え甘味が増強することを、相乗効果という。
(2)苦味の閾値は、基本味の中で最も高い。
(3)辛味は、舌の粘膜に生じる収斂作用による。
(4)こんぶに含まれる旨味成分は、5ʼ-グアニル酸である。
(5)たけのこに含まれるえぐ味成分は、ホモゲンチジン酸である。
【解説】…正答(5)
(1)誤り。対比効果についての記述である。
相乗効果とは、2種類以上の呈味成分を加えたときに、
呈味強度がそれぞれの味の和よりも強くなることをいう。
(2)誤り。苦味は、基本味の中で閾値が最も低い。
(3)誤り。渋味についての記述である。辛味は、痛覚や温覚による。
(4)誤り。こんぶの旨味は、L‐グルタミン酸によるものである。
5´‐グアニル酸は、干ししいたけやきのこ類、肉類に含まれる旨味成分である。
(5)正しい。
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