アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年11月26日

F幼児期【解説】

それでは、「幼児期」の問題の解説をします。

Q1.幼児期に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)カウプ指数による発育状況判定では、男女差を考慮する。
(2)運動機能の発達は、微細運動が粗大運動に先行する。
(3)体重当たりのエネルギー必要量は、成人より少ない。
(4)体水分に占める細胞外液量の割合は、成人より高い。
(5)総エネルギー摂取量の30〜40%を間食から摂取する。


【解説】…正答(4)
(1)誤り。カウプ指数の判定基準に男女差はない。なお、年齢により判定基準は異なる。
(2)誤り。運動機能の発達は、粗大運動が微細運動に先行する。
   粗大運動は歩く、跳ぶなどの全身運動であり、微細運動は指先の細かい動きなどである。
(3)誤り。体重当たりのエネルギー必要量は、成人より多い。
(4)正しい。このため、幼児では脱水を起こしやすい。
(5)誤り。総エネルギー摂取量の10〜20%を目安とする。


Q2.幼児の栄養状態に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)体重(s)÷身長(m)2✕10をカウプ指数という。
(2)クワシオルコルはマラスムスに比べ、たんぱく質欠乏の微候が著しい。
(3)周期性嘔吐症は血中アンモニアの増加によって生じる。
(4)幼児は体水分量が多いので脱水を起こしにくい。
(5)幼児の肥満は良好な栄養状態の指標である。


【解説】…正答(2)
(1)誤り。体重(g)÷身長(p)2✕10をカウプ指数といい、乳幼児に用いられる体格指数である。
(2)正しい。
(3)誤り。周期性嘔吐症は血中アセトンの増加によって生じる。
(4)誤り。幼児は体水分量が多いので、脱水を起こしやすい。
(5)誤り。幼児期の肥満は、成人肥満に移行する場合が多いため、適切な生活指導と食事指導を要する。

この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6969925
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
プロフィール
日別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。