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2017年07月29日
模擬試験の受験を申し込みましょう。その2
試験までの模試の日程
@8/1(火)〜:SGS第1回模試
A東京と福岡10/28(土)・大阪10/29(日):RDC第2回模試
B11/26(日):東京アカデミー第1回模試 ※成績返送日12/13(水)
C東京と福岡1/6(土)・大阪1/7(日):RDC第3回模試
D1/17(水)〜:SGS第2回模試
E1/21(日):東京アカデミー第2回模試 ※成績返送日2/9(金)
※SGSとRDCは受験会場によって試験日が異なります。
A東京と福岡10/28(土)・大阪10/29(日):RDC第2回模試
B11/26(日):東京アカデミー第1回模試 ※成績返送日12/13(水)
C東京と福岡1/6(土)・大阪1/7(日):RDC第3回模試
D1/17(水)〜:SGS第2回模試
E1/21(日):東京アカデミー第2回模試 ※成績返送日2/9(金)
※SGSとRDCは受験会場によって試験日が異なります。
【東京アカデミー】
http://www.tokyo-ac.jp/qualification/course/exam/index.html
【SGS】
http://sgs.liranet.jp/sgs-blog/4254
【RDC】
http://www.rdcnet.jp/rdc/?menu=moshi
まずは、自分の実力を知ることが重要です。
始めの内は出来なくて当たり前です。
大事なことは模試が終わった後に何度も復習をして、
出来なかった部分も自分のものにすることです。
繰り返しになりますが、
独学受験であっても模試だけは受験してください!
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2017年07月28日
模擬試験の受験を申し込みましょう。その1
今年から管理栄養士の国家試験が3月下旬から3月上旬へと変更になりますので、
必然と勉強のスタートを早めなくてはなりません。
独学で頑張る場合、勉強期間は最低でも半年は必要ですので、
9月頭からは本格的な勉強をスタートして欲しいと思います。
本格的な勉強を進める前には、勉強の進め方やスケジューリングなどの構想が必要ですので、
8月はその準備期間とし、9月から本格的な勉強をスタートできるとベストです。
何度か「独学であっても模試だけは毎月しっかり受けてくださいね」とお伝えして来たと思います。
必ず力がつくはずです。
次回、おススメの模試受講機関についてご紹介します。
必然と勉強のスタートを早めなくてはなりません。
独学で頑張る場合、勉強期間は最低でも半年は必要ですので、
9月頭からは本格的な勉強をスタートして欲しいと思います。
本格的な勉強を進める前には、勉強の進め方やスケジューリングなどの構想が必要ですので、
8月はその準備期間とし、9月から本格的な勉強をスタートできるとベストです。
何度か「独学であっても模試だけは毎月しっかり受けてくださいね」とお伝えして来たと思います。
必ず力がつくはずです。
次回、おススメの模試受講機関についてご紹介します。
2017年07月27日
栄養カウンセリング
カウンセリングの基本は、クライアントとカウンセラーの間の信頼関係(ラポール)の形成です。
カウンセラーは、知識に精通するだけでなく、
豊な人間性に基づいて、クライアントに対して信頼感に満ちた人間関係を作っていく姿勢や
心構え(カウンセリングマインド)をもって接する必要があります。
【カウンセラーに求められる技術】
〇傾聴
相手の話を横取りせず、真剣にありのままにきく。
表情や動作、声のトーンなどにも注意し、心の動きも把握する。
〇受容
相手の考え方や行動や感情を評価的に抑えたり批判したりするのではなく、
一人の人格をもった存在として全面的に受け入れ、相手を理解しようとする態度。
〇共感的理解
言葉や表情や態度などを通して、相手の感じ方や気持ちを相手の立場に立って感じたり理解したりすること。
〇繰り返し
クライアントが離したことを、出来るだけ忠実に繰り返して反応すること。
これにとってクライアントは、カウンセラーが自分の話を正確に理解してくれる人であることを認め、
真実を話すことができるようになる。
〇要約
クライアントが伝えようとすることを傾聴し、それを適切にまとめて伝え返す。
これによってクライアントは、自分の考えや気持ちを整理することが出来る。
〇明確化
クライアントが伝えたいと思っている感情・出来事などを上手く表現できないでいる時、
適切な表現を示して援助すること。
これによってクライアントは、自分の問題点を正しく把握し、学習することができるようになる。
〇ブロッキングを外す
ブロッキングは、カウンセラーが対象者の話に対して意見したくなったり
自分なりの解釈や思い込みの枠の中で聴こうとしたりするために、
相手の話の内容や気持ちを理解するのが困難になったりズレが生じたりすること。
これを解除する。
〇沈黙の尊重
クライアントが癌替えをまとめたり気持ちを整理したりしている時間に、
カウンセラーが話を始めたりせず、待つことが大切である。
〇非言語的表現に注目
言語以外にも多くの感情表現が含まれるため、非言語的表現を観察する。
なお、非言語的表現とは、身体表現(目の表情、視線、姿勢、表情、動作など)と
音声表現(語調、話し方、声の大きさなど)に分けられる。
〇「聞かれた質問」と「閉ざされた質問」
「開かれた質問」とは、クライアントが自由に表現する機会を与える漠然として聞き方。
「〜とはどんなことですか?」「〜について話して頂けますか?」と
クライアントに会話の主導権を与える聞き方。
「閉ざされた質問」とは、「はい」「いいえ」、
あるいは一言程度で明確に答えることができる聞き方。
これらは状況によって使い分ける。
今日の内容は、実際に管理栄養士になって患者さんに指導を行う上でも非常に重要な心構えになります。
ぜひ頭に入れておきましょうね。
カウンセラーは、知識に精通するだけでなく、
豊な人間性に基づいて、クライアントに対して信頼感に満ちた人間関係を作っていく姿勢や
心構え(カウンセリングマインド)をもって接する必要があります。
【カウンセラーに求められる技術】
〇傾聴
相手の話を横取りせず、真剣にありのままにきく。
表情や動作、声のトーンなどにも注意し、心の動きも把握する。
〇受容
相手の考え方や行動や感情を評価的に抑えたり批判したりするのではなく、
一人の人格をもった存在として全面的に受け入れ、相手を理解しようとする態度。
〇共感的理解
言葉や表情や態度などを通して、相手の感じ方や気持ちを相手の立場に立って感じたり理解したりすること。
〇繰り返し
クライアントが離したことを、出来るだけ忠実に繰り返して反応すること。
これにとってクライアントは、カウンセラーが自分の話を正確に理解してくれる人であることを認め、
真実を話すことができるようになる。
〇要約
クライアントが伝えようとすることを傾聴し、それを適切にまとめて伝え返す。
これによってクライアントは、自分の考えや気持ちを整理することが出来る。
〇明確化
クライアントが伝えたいと思っている感情・出来事などを上手く表現できないでいる時、
適切な表現を示して援助すること。
これによってクライアントは、自分の問題点を正しく把握し、学習することができるようになる。
〇ブロッキングを外す
ブロッキングは、カウンセラーが対象者の話に対して意見したくなったり
自分なりの解釈や思い込みの枠の中で聴こうとしたりするために、
相手の話の内容や気持ちを理解するのが困難になったりズレが生じたりすること。
これを解除する。
〇沈黙の尊重
クライアントが癌替えをまとめたり気持ちを整理したりしている時間に、
カウンセラーが話を始めたりせず、待つことが大切である。
〇非言語的表現に注目
言語以外にも多くの感情表現が含まれるため、非言語的表現を観察する。
なお、非言語的表現とは、身体表現(目の表情、視線、姿勢、表情、動作など)と
音声表現(語調、話し方、声の大きさなど)に分けられる。
〇「聞かれた質問」と「閉ざされた質問」
「開かれた質問」とは、クライアントが自由に表現する機会を与える漠然として聞き方。
「〜とはどんなことですか?」「〜について話して頂けますか?」と
クライアントに会話の主導権を与える聞き方。
「閉ざされた質問」とは、「はい」「いいえ」、
あるいは一言程度で明確に答えることができる聞き方。
これらは状況によって使い分ける。
今日の内容は、実際に管理栄養士になって患者さんに指導を行う上でも非常に重要な心構えになります。
ぜひ頭に入れておきましょうね。
2017年07月26日
トランスセオレティカルモデル
「栄養教育論」の中でも頻出の事項、トランスセオレティカルモデルについてお話します。
トランスセオレティカルモデルとは、
行動変容のプロセスを行動変容の準備性により次の5つのステージに分類し、
行動変化はこのプロセスをたどって達成されるというもので、
プロチャスカが禁煙支援のために提唱したモデルです。
現在では、各種生活習慣の改善にも応用されています。
対象者のステージに応じた働き替えを行うとより効果的であり、
対象者が行動を実行出来ていない段階では、
「考え方への働きかけ」を行動を実行している段階では「行動への働きかけ」と行うと良いとされています。
なお、行動変容段階は一方向ではないため、どのステージからでも入ることは可能であり、
また前のステージに戻ったり。もう一度やり直したりすることもあります。
さらに、どこかのステージで打ち切られることもあります。
【トランスセオレティカルモデルの行動変容ステージ】
T.無関心期(前熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようとは考えていない状態
U.関心期(熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
V.準備期:今後1ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
W.実行期(行動期):行動変容を実行して6ヵ月未満の状態
X.維持期:行動変容を実行して6ヵ月以上経過している状態
実際の設問では、「設問中の患者がどの行動変容ステージに該当するか」や、
「決まった行動変容ステージの患者に対しての適切な指導方法」について問われることが多くあります。
暗記で得点しやすい箇所になりますので、しっかりと覚えておいてくださいね。
トランスセオレティカルモデルとは、
行動変容のプロセスを行動変容の準備性により次の5つのステージに分類し、
行動変化はこのプロセスをたどって達成されるというもので、
プロチャスカが禁煙支援のために提唱したモデルです。
現在では、各種生活習慣の改善にも応用されています。
対象者のステージに応じた働き替えを行うとより効果的であり、
対象者が行動を実行出来ていない段階では、
「考え方への働きかけ」を行動を実行している段階では「行動への働きかけ」と行うと良いとされています。
なお、行動変容段階は一方向ではないため、どのステージからでも入ることは可能であり、
また前のステージに戻ったり。もう一度やり直したりすることもあります。
さらに、どこかのステージで打ち切られることもあります。
【トランスセオレティカルモデルの行動変容ステージ】
T.無関心期(前熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようとは考えていない状態
U.関心期(熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
V.準備期:今後1ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
W.実行期(行動期):行動変容を実行して6ヵ月未満の状態
X.維持期:行動変容を実行して6ヵ月以上経過している状態
実際の設問では、「設問中の患者がどの行動変容ステージに該当するか」や、
「決まった行動変容ステージの患者に対しての適切な指導方法」について問われることが多くあります。
暗記で得点しやすい箇所になりますので、しっかりと覚えておいてくださいね。
2017年07月25日
独学の方向け参考書
独学で来年受験の予定の方。
勉強は始めていますか?
来年受験の方向けの参考書や今年の国家試験まで収録した過去問題集が発売されています。
過去問題集に取り掛かる時期はとても悩むところです。
始めにやっても分からないだけですし、
最後の方にやっても時間が足りなくて十分にやりきることが出来ません。
とりあえず、一通り参考書を学習し終えたら過去問題集に取り掛かることをおススメします。
正直、一通りの参考書学習では過去問には太刀打ちできないと思います。
始めは得点に繋がらなくて落ち込むかもしれません。
ただ、苦手なところを繰り返し繰り返し学習していく内に、必ず力はついて行きます。
諦めずに頑張りましょうね。
オススメの参考書はクエスチョンバンクです。
とにかく解説が丁寧で、図も多いので、非常に分かり易いです。
参考書自体は厚みがあるのですが、ミシン目があるので、
必要なところだけ切り取って持ち歩くことも出来ます。
【クエスチョンバンク】
【過去問題集】
勉強は始めていますか?
来年受験の方向けの参考書や今年の国家試験まで収録した過去問題集が発売されています。
過去問題集に取り掛かる時期はとても悩むところです。
始めにやっても分からないだけですし、
最後の方にやっても時間が足りなくて十分にやりきることが出来ません。
とりあえず、一通り参考書を学習し終えたら過去問題集に取り掛かることをおススメします。
正直、一通りの参考書学習では過去問には太刀打ちできないと思います。
始めは得点に繋がらなくて落ち込むかもしれません。
ただ、苦手なところを繰り返し繰り返し学習していく内に、必ず力はついて行きます。
諦めずに頑張りましょうね。
オススメの参考書はクエスチョンバンクです。
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【クエスチョンバンク】
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【過去問題集】
2018管理栄養士国家試験過去問解説集 <第27回~第31回>5年分徹底解説 新品価格 |
2017年07月24日
必ず覚えておきたい脂肪酸
脂肪酸に関する問題は頻出事項です。
必ず覚えておきましょう。
【飽和脂肪酸】
・C4:ブタン酸(酪酸)
・C6:ヘキサン酸(カプロン酸)
・C8:オクタン酸(カプリル酸)
・C10:デカン酸(カプリン酸)
・C12:ラウリン酸
・C14:ミリスチン酸
・C16:パルミチン酸
・C18:ステアリン酸
【不飽和脂肪酸】
〇一価
・C16:パルミトオレイン酸(n-7系)
・C18:オレイン酸(n-9系)
〇多価
・n-6系:リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸
・n-3系:α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
C4〜6が短鎖、C8〜12が中鎖、C14〜18が長鎖脂肪酸
太字は必須脂肪酸です。
ここは応用問題が少なく、暗記だけで得点できる部分なので、しっかりインプットしておいてください。
必ず覚えておきましょう。
【飽和脂肪酸】
・C4:ブタン酸(酪酸)
・C6:ヘキサン酸(カプロン酸)
・C8:オクタン酸(カプリル酸)
・C10:デカン酸(カプリン酸)
・C12:ラウリン酸
・C14:ミリスチン酸
・C16:パルミチン酸
・C18:ステアリン酸
【不飽和脂肪酸】
〇一価
・C16:パルミトオレイン酸(n-7系)
・C18:オレイン酸(n-9系)
〇多価
・n-6系:リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸
・n-3系:α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
C4〜6が短鎖、C8〜12が中鎖、C14〜18が長鎖脂肪酸
太字は必須脂肪酸です。
ここは応用問題が少なく、暗記だけで得点できる部分なので、しっかりインプットしておいてください。
2017年07月23日
独学で勉強を進める上で大事なこと【分からない箇所を放置しない】
来年の管理栄養士国家試験を独学で頑張ろうとしている方。
既に勉強は始めていますか?
始めている方でも、始めたばっかりという方が多いのではないでしょうか。
独学で頑張る上で、ぜひ念頭においておいて頂きたいことがあります。
それは、「分からない箇所を放置しないこと」です。
管理栄養士専攻の大学に通っている人は、分からない箇所があれば先生に聞いてもらえば教えてもらえます。
独学で勉強を進めていると、自分で調べて解決するしかありません。
でも調べても結局解決しなかったらどうしますか?
「まあいいや…」と放置していませんか?
分からないところを放置してしまうと、
同じような問題が出題されたとしても得点に繋げることが出来ないので、
折角勉強したにも関わらず非常に勿体ないことをしてしまいます。
なので、
「分からない箇所はとりあえず調べる。調べても分からないところは取り合えずメモっておく」
を習慣にして欲しいと思います。
調べても分からなかった箇所は勉強を進めていく内に次第に分かるようになってくることもありますし、
リンクした教科(「人体・疾病」と「臨床栄養学」など)を勉強している内に分かることもあります。
それでも分からない場合。
もうこれは人に聞くしかありません。
私の場合は、月に一回模試だけは受けていたので、講師の先生に自分が納得いくまで聞いていました。
模試とはちょっと逸れた内容でも、実際の問題を見せて聞いていました。
これが正しいやり方とは言いませんが、
独学の場合、このようなやり方以外に分からないところを解決する方法って少ないんですよね。
このブログを読んでいただいている皆さんは、
ブログを通してご質問頂いても構いませんよ!
使えるものは最大限に利用しましょう。
独学で頑張る皆様の未来が明るいものになりますように!!
既に勉強は始めていますか?
始めている方でも、始めたばっかりという方が多いのではないでしょうか。
独学で頑張る上で、ぜひ念頭においておいて頂きたいことがあります。
それは、「分からない箇所を放置しないこと」です。
管理栄養士専攻の大学に通っている人は、分からない箇所があれば先生に聞いてもらえば教えてもらえます。
独学で勉強を進めていると、自分で調べて解決するしかありません。
でも調べても結局解決しなかったらどうしますか?
「まあいいや…」と放置していませんか?
分からないところを放置してしまうと、
同じような問題が出題されたとしても得点に繋げることが出来ないので、
折角勉強したにも関わらず非常に勿体ないことをしてしまいます。
なので、
「分からない箇所はとりあえず調べる。調べても分からないところは取り合えずメモっておく」
を習慣にして欲しいと思います。
調べても分からなかった箇所は勉強を進めていく内に次第に分かるようになってくることもありますし、
リンクした教科(「人体・疾病」と「臨床栄養学」など)を勉強している内に分かることもあります。
それでも分からない場合。
もうこれは人に聞くしかありません。
私の場合は、月に一回模試だけは受けていたので、講師の先生に自分が納得いくまで聞いていました。
模試とはちょっと逸れた内容でも、実際の問題を見せて聞いていました。
これが正しいやり方とは言いませんが、
独学の場合、このようなやり方以外に分からないところを解決する方法って少ないんですよね。
このブログを読んでいただいている皆さんは、
ブログを通してご質問頂いても構いませんよ!
使えるものは最大限に利用しましょう。
独学で頑張る皆様の未来が明るいものになりますように!!
2017年07月22日
臨床検査値一覧
管理栄養士国家試験では、検査値から自分で読み解き解答するという問題も出題されます。
易しい出題であれば、検査値基準も一緒に載せてくれるので、その検査値が正常か異常かが分かるのですが、
検査値基準が記載されていないことも多いのが現実です。
なので、代表的な検査値の基準値はしっかりと頭に入れておく必要があります。
【血球検査】 ※主に免疫や貧血の指標に用いる
・赤血球(RBC):男430〜570万/μL、女380〜500万/μL
・ヘマトクリット値(Ht):男40~52%、女34〜45%
・ヘモグロビン値:男14〜18g/dL、女12〜16g/dL
・白血球(WBC):4000〜8000/μL
・平均赤血球値(MCV):81〜100fL
・平均赤血球ヘモグロビン値(MCH):26〜34pg
・平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC):31〜35%
⇒実際の出題ではMCVの値、MCHCの値から貧血の種類を読み解く問題も出題されます。
その型の貧血でMCVやMCHCはどの値を示すのかしっかり覚えておいてください。
■貧血の分類
貧血の型 MCV MCHC 主な貧血症
小球性低色素性貧血 80以下 30以下 鉄欠乏性貧血
正球性正色素性貧血 81〜100 31〜35 溶血性貧血、再生不良性貧血、急性出血、腎性貧血
大球性正色素性貧血 101以上 31〜35 ビタミンB12欠乏性貧血(悪性貧血等)、葉酸欠乏性貧血
【血清たんぱく検査】 ※栄養状態の指標に用いる
・総蛋白(TP):6.3〜7.8g/dL
・アルブミン(Alb):3.7〜4.9g/dL
【血清酵素検査】 ※主に肝機能の評価に用いる
・ALT(GPT):6〜43IU/L
・AST(GOT):11〜40IU/L
※AST<ALT:慢性肝炎、中毒性肝炎、AST>ALT:急性肝炎、肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎
・γGTP:男10〜50IU/L、女9〜32IU/L
【アミノ酸・窒素化合物】 ※主に腎機能の評価(Cr)、痛風の評価(UA)、肝機能関係(NH3、フィッシャー比)に用いられる
・尿中クレアチニン(Cr):男1.1〜1.9g/日、女0.5〜1.6g/日
・クレアチニンークレアランス(Ccr):90〜130mL/分
・尿酸(UA):男3〜7.2r/dL
・血中尿素窒素(BUN):9〜21r/dL
・アンモニア(NH3):40〜80μg/dL
・フィッシャー比:2.5〜4.5
【脂質】 ※脂質異常症の評価に用いられる
・総コレステロール(TC):130〜220r/dL
・トリグリセリド(TG):50〜149r/dL
・HDL-C:40〜65r/dL
・LDL-C:60〜119r/dL
■脂質異常症診断基準
・高LDL-C血症:LDL-C≧140r/dL
・境界域高LDL-C血症:120≦LDL-C≦139r/dL
・低HDL-C血症:HDL-C<40r/dL
・高トリグリセリド血症:TG≧150r/dL
【電解質・金属】 ※体内の状態を評価するのに用いる
・ナトリウム(Na):135〜149Eq/L
・塩素(Cl):96〜108mEq/L
・カリウム(K):3.5〜4.9mEq/L
・マグネシウム(Mg):1.5〜2mEq/L
・カルシウム(Ca):8.5〜10.5mg/dL
・リン(P):2.5〜4.5r/dL
【鉄代謝】
・鉄(Fe):男60〜200μg/dL、女50〜160μg/dL
・TIBC:トランスフェリン(Tf)と結合できる鉄の総量
・UIBC:未結合のTfと結合できる鉄の量
※TIBC=Fe+UIBC
【ビリルビン】 ※黄疸発生の程度の指標
・総ビリルビン(T-Bil):0.2〜1.0r/dL
・直接型ビリルビン(D-Bil):0〜0.3r/dL
・間接型ビリルビン(I-Bil):0.1〜0.8r/dL
【糖代謝】 ※糖尿病など高血糖の指標に用いる
・血糖値:空腹時70〜110r/dL、75gOGTT2時間値:140r/dL未満
・HbA1c:47〜6.2%
・GA:11〜16%
・1,5アンヒドログルシトール:14.0μg/mL以上
今回は中でも狙われやすい検査値基準のみ列挙しましたが、
覚えられる余裕があるのであれば、全検査項目基準を覚えてくださいね。
易しい出題であれば、検査値基準も一緒に載せてくれるので、その検査値が正常か異常かが分かるのですが、
検査値基準が記載されていないことも多いのが現実です。
なので、代表的な検査値の基準値はしっかりと頭に入れておく必要があります。
【血球検査】 ※主に免疫や貧血の指標に用いる
・赤血球(RBC):男430〜570万/μL、女380〜500万/μL
・ヘマトクリット値(Ht):男40~52%、女34〜45%
・ヘモグロビン値:男14〜18g/dL、女12〜16g/dL
・白血球(WBC):4000〜8000/μL
・平均赤血球値(MCV):81〜100fL
・平均赤血球ヘモグロビン値(MCH):26〜34pg
・平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC):31〜35%
⇒実際の出題ではMCVの値、MCHCの値から貧血の種類を読み解く問題も出題されます。
その型の貧血でMCVやMCHCはどの値を示すのかしっかり覚えておいてください。
■貧血の分類
貧血の型 MCV MCHC 主な貧血症
小球性低色素性貧血 80以下 30以下 鉄欠乏性貧血
正球性正色素性貧血 81〜100 31〜35 溶血性貧血、再生不良性貧血、急性出血、腎性貧血
大球性正色素性貧血 101以上 31〜35 ビタミンB12欠乏性貧血(悪性貧血等)、葉酸欠乏性貧血
【血清たんぱく検査】 ※栄養状態の指標に用いる
・総蛋白(TP):6.3〜7.8g/dL
・アルブミン(Alb):3.7〜4.9g/dL
【血清酵素検査】 ※主に肝機能の評価に用いる
・ALT(GPT):6〜43IU/L
・AST(GOT):11〜40IU/L
※AST<ALT:慢性肝炎、中毒性肝炎、AST>ALT:急性肝炎、肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎
・γGTP:男10〜50IU/L、女9〜32IU/L
【アミノ酸・窒素化合物】 ※主に腎機能の評価(Cr)、痛風の評価(UA)、肝機能関係(NH3、フィッシャー比)に用いられる
・尿中クレアチニン(Cr):男1.1〜1.9g/日、女0.5〜1.6g/日
・クレアチニンークレアランス(Ccr):90〜130mL/分
・尿酸(UA):男3〜7.2r/dL
・血中尿素窒素(BUN):9〜21r/dL
・アンモニア(NH3):40〜80μg/dL
・フィッシャー比:2.5〜4.5
【脂質】 ※脂質異常症の評価に用いられる
・総コレステロール(TC):130〜220r/dL
・トリグリセリド(TG):50〜149r/dL
・HDL-C:40〜65r/dL
・LDL-C:60〜119r/dL
■脂質異常症診断基準
・高LDL-C血症:LDL-C≧140r/dL
・境界域高LDL-C血症:120≦LDL-C≦139r/dL
・低HDL-C血症:HDL-C<40r/dL
・高トリグリセリド血症:TG≧150r/dL
【電解質・金属】 ※体内の状態を評価するのに用いる
・ナトリウム(Na):135〜149Eq/L
・塩素(Cl):96〜108mEq/L
・カリウム(K):3.5〜4.9mEq/L
・マグネシウム(Mg):1.5〜2mEq/L
・カルシウム(Ca):8.5〜10.5mg/dL
・リン(P):2.5〜4.5r/dL
【鉄代謝】
・鉄(Fe):男60〜200μg/dL、女50〜160μg/dL
・TIBC:トランスフェリン(Tf)と結合できる鉄の総量
・UIBC:未結合のTfと結合できる鉄の量
※TIBC=Fe+UIBC
【ビリルビン】 ※黄疸発生の程度の指標
・総ビリルビン(T-Bil):0.2〜1.0r/dL
・直接型ビリルビン(D-Bil):0〜0.3r/dL
・間接型ビリルビン(I-Bil):0.1〜0.8r/dL
【糖代謝】 ※糖尿病など高血糖の指標に用いる
・血糖値:空腹時70〜110r/dL、75gOGTT2時間値:140r/dL未満
・HbA1c:47〜6.2%
・GA:11〜16%
・1,5アンヒドログルシトール:14.0μg/mL以上
今回は中でも狙われやすい検査値基準のみ列挙しましたが、
覚えられる余裕があるのであれば、全検査項目基準を覚えてくださいね。
2017年07月21日
給食の施設・設備
まずは、昨日の「損益分岐点分析」の解答から説明します。
では、本題に入ります。
給食システムを合理的・効率的に運営するための施設・設備管理体制においては、衛生的に作業が行われ、
調理従事者の安全を守ること、メンテナンスのよい施設設備を整えることが大切です。
【調理室の基準】
〇機器の配置
・作業動線に沿って機器を配置する。
・検収、保管、下処理、調理、配膳、洗浄などの作業区分に沿って機器を配置する。
・厨房の配置は、作業スペースと床置き機器占有面積の確保を考慮する。
・流しはゆとりのある大きさの多層式とし、加熱調理食材、非加熱調理食材、食器・器具用に区分する。
・器具・容器は作業区域別、用途別に適切に配置する。
〇調理室の形態
作業効率及びスペースの有効利用の観点から、1:1.5〜2の凹凸のない長方形が望ましい。
〇面積
大規模施設の場合は「機器含有面積×3~4倍」、小規模施設の場合は「機器含有面積×2〜2.5倍」程度が目安。
〇床
・材質は、安全性、衛生性、耐久性、耐火性、耐水性、価格の他、
滑りにくい、清掃し易いなどの条件を考慮する。
・勾配は、性当時に水はけがよいよう、排水溝に向かって100分の2程度が適当。
・清掃作業区域の床は衛生上、ドライシステムが望ましい。
水はね防止加工を施した機器類の使用を考慮する。
※ドライシステムの利点
・水・蒸気・熱・周期などの放散を防ぎ、調理室の高温多湿を防止する。
・床からのはね水による二次汚染を防ぐ。
・微生物が繁殖しにくい。
・掃除がしやすく水資源の節約となり、危機の損傷が軽減される。
・床が滑りにくいため、作業の安全性・能率性が高く、軽装で作業を行える。
〇天井
パイプを露出させない二重天井が望ましい。
〇壁
材質は、耐久性、耐水性、耐火性、耐腐食性に優れ、汚れのつきにくい、清掃し易いものが望ましい。
〇照度
JIS基準による。内装の色は反射率50%以上が望ましい。
〇環境
・調理室は、室温25℃以下、湿度80%以下とする。
・排水溝のグリストラップは、清掃し易い位置と構造にする。
・食器洗浄機の排水は間接排水とする。
・食堂と厨房は区別して設け、換気が十分で掃除が容易にできるものにする。
太字の部分は、国家試験で狙われやすい部分なので、必ず覚えておいてくださいね。
例題
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
⇒変動費率=600万円÷800万円=0.75
損益分岐点=300万円÷(1‐0.75)=1200万円
損益分岐点を計算する公式は覚えてしまいましょう。
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
⇒変動費率=600万円÷800万円=0.75
損益分岐点=300万円÷(1‐0.75)=1200万円
損益分岐点を計算する公式は覚えてしまいましょう。
では、本題に入ります。
給食システムを合理的・効率的に運営するための施設・設備管理体制においては、衛生的に作業が行われ、
調理従事者の安全を守ること、メンテナンスのよい施設設備を整えることが大切です。
【調理室の基準】
〇機器の配置
・作業動線に沿って機器を配置する。
・検収、保管、下処理、調理、配膳、洗浄などの作業区分に沿って機器を配置する。
・厨房の配置は、作業スペースと床置き機器占有面積の確保を考慮する。
・流しはゆとりのある大きさの多層式とし、加熱調理食材、非加熱調理食材、食器・器具用に区分する。
・器具・容器は作業区域別、用途別に適切に配置する。
〇調理室の形態
作業効率及びスペースの有効利用の観点から、1:1.5〜2の凹凸のない長方形が望ましい。
〇面積
大規模施設の場合は「機器含有面積×3~4倍」、小規模施設の場合は「機器含有面積×2〜2.5倍」程度が目安。
〇床
・材質は、安全性、衛生性、耐久性、耐火性、耐水性、価格の他、
滑りにくい、清掃し易いなどの条件を考慮する。
・勾配は、性当時に水はけがよいよう、排水溝に向かって100分の2程度が適当。
・清掃作業区域の床は衛生上、ドライシステムが望ましい。
水はね防止加工を施した機器類の使用を考慮する。
※ドライシステムの利点
・水・蒸気・熱・周期などの放散を防ぎ、調理室の高温多湿を防止する。
・床からのはね水による二次汚染を防ぐ。
・微生物が繁殖しにくい。
・掃除がしやすく水資源の節約となり、危機の損傷が軽減される。
・床が滑りにくいため、作業の安全性・能率性が高く、軽装で作業を行える。
〇天井
パイプを露出させない二重天井が望ましい。
〇壁
材質は、耐久性、耐水性、耐火性、耐腐食性に優れ、汚れのつきにくい、清掃し易いものが望ましい。
〇照度
JIS基準による。内装の色は反射率50%以上が望ましい。
〇環境
・調理室は、室温25℃以下、湿度80%以下とする。
・排水溝のグリストラップは、清掃し易い位置と構造にする。
・食器洗浄機の排水は間接排水とする。
・食堂と厨房は区別して設け、換気が十分で掃除が容易にできるものにする。
太字の部分は、国家試験で狙われやすい部分なので、必ず覚えておいてくださいね。
2017年07月20日
損益分岐点
今日は、「損益分岐点分析」についてお話します。
「損益分岐点」とは、売上高と総費用が同額で利益も損失もない点、即ち収支ゼロの点のことです。
損益分岐点を求めることによって、売上高と総費用(固定費+変動費)と利益の相互関係を分析でき、
現在の経営状態の把握や今後の経営計画のために利用することができます。
損益分岐点以上の売上高で利益が、それ以下では損失が発生するため、
損益分岐点が低い方が経営体質が強いとみることができます。
損益分岐点を低くするには、次のような方策が例として挙げられます。
@適切な食材料管理を行い、食材料費の節減を図る。
A効率的な人員配置を検討し、人件費の節減を図る。
B消耗品などの経費の支出を見直し、その節減を図る。
※売上高=利益+経費(経費=変動費+固定費)
利益<経費:赤字
利益=経費:損益分岐点
利益>経費:黒字
・固定費:売上げの増減に関係なく発生する一定の費用のこと。
例)家賃、支払い利息、施設・設備等の減価償却費、正社員の人件費、
水光熱費の基本料金、管理費など
・変動費:製造または販売ごとで売上高に比例して発生する費用
例)原材料費、外注加工費、販売手数料、パートの人件費、消耗品費、水光熱費の使用料金など
※正社員の人件費は固定費、パートの人件費は変動費に入ります。
水光熱費の基本料金は固定費、使用料金は変動費に入ります。
間違いやすいので注意してくださいね。
ヒントを参考にじっくり考えてみてください。
解答は次回説明しますね。
「損益分岐点」とは、売上高と総費用が同額で利益も損失もない点、即ち収支ゼロの点のことです。
損益分岐点を求めることによって、売上高と総費用(固定費+変動費)と利益の相互関係を分析でき、
現在の経営状態の把握や今後の経営計画のために利用することができます。
損益分岐点以上の売上高で利益が、それ以下では損失が発生するため、
損益分岐点が低い方が経営体質が強いとみることができます。
損益分岐点を低くするには、次のような方策が例として挙げられます。
@適切な食材料管理を行い、食材料費の節減を図る。
A効率的な人員配置を検討し、人件費の節減を図る。
B消耗品などの経費の支出を見直し、その節減を図る。
※売上高=利益+経費(経費=変動費+固定費)
利益<経費:赤字
利益=経費:損益分岐点
利益>経費:黒字
・固定費:売上げの増減に関係なく発生する一定の費用のこと。
例)家賃、支払い利息、施設・設備等の減価償却費、正社員の人件費、
水光熱費の基本料金、管理費など
・変動費:製造または販売ごとで売上高に比例して発生する費用
例)原材料費、外注加工費、販売手数料、パートの人件費、消耗品費、水光熱費の使用料金など
※正社員の人件費は固定費、パートの人件費は変動費に入ります。
水光熱費の基本料金は固定費、使用料金は変動費に入ります。
間違いやすいので注意してくださいね。
例題
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
ヒントを参考にじっくり考えてみてください。
解答は次回説明しますね。