2022年07月29日
「エッセンシャル思考」を読んで、スマホ時間短縮!!?
「うちの子、スマホでYouTubeばっかり見てるー」
「どうしたら、ゲームの時間減らせるの??」
TVに加え、日に日にスマホに向かう時間が増えていく
子どもたち。
困ったものです。
いくら、声をかけてもなかなか、やめてくれない・・・。
ちょうど読んでいた「エッセンシャル思考」にいいアイディアが!
うちでも真似てみると、ゲームの時間が劇的に減り、読書の時間が急増しました!!
今回は、その方法と、
「エッセンシャル思考」について
見ていきましょう。
「エッセンシャル思考」の著者、グレッグ・マキューン氏は
Apple, Google, facebook, Twitter・・・のアドバイザーを務めるやり手。
グレッグ氏の家でも、やはり、子どものゲームやスマホタイムが問題になっていたそう。
だが、ルールを決めたことで、言い争う必要なく、
読書タイムが増えたという。
そのやり方は、
「一週間につき、一人10ポイント
1ポイントにつき30分のスマホ(TVやゲーム含む)タイムOK
ポイントを増やしたいときは、
30分読書をすれば、1ポイントゲットできる。
一週間の余ったポイントは50セントに換金可能。」
というもの。
うちも、そっくりそのままマネしてみた。
(50セントは50円に)
次女は、俄然(お小遣い稼ぎに)やる気になって、
読書を始めた。
長女もタイマーをかけ、記録をとり、読書もし、
自宅には静寂の時間が増えた。
一週間後、二人ともポイントが余るほどだった。
これを機に
自分で計画を立てること
何を優先するのか決めること
(見たいものは何か。これまでは、なあなあにYouTubeを見続けたり、
興味なくてもTV見てたり、際限なくゲームしたりしてたけど、考えて選ぶように。)
ができるようになった。
時間には限りがあること。
自分にとって何が大事か考え、優先順位を決め、取捨選択する、
つまり何かを得るには何かを捨てなければいけないこと。
も、改めて知ったようだ。
これまでも、「時間を決める」と決意して取り組んだことはあったが、
数日後には、あるはずの「約束事」が自然消滅していった・・・。
それは多分、親側からの一方的な提案だったから、
約束が消えていっても、本人たちは「我関せず」といったところだった。
しかし、10ポイント制は、親からの提案ではあるが、
自分の立ち回り方次第で、お小遣いもゲットできる。
全ては自分次第、というところが大きな相違点なのだろう。
うちの子は小学校の高学年と低学年。
二人ともまだ素直なところがあったので、
この方法は功を奏した。
これは、「エッセンシャル思考」の
ちょっとした入門編と言ったところ。
「最少の時間で成果を最大にする」という
「エッセンシャル思考」
「成果を最大に?」
そんなのなかなか思うようにいかない。
一生懸命やってもやっても・・・
仕事は終わらず、何故か増えるばかり。
寝不足になって、仕事率は下がり、
ミスも増える。
なんでだろう・・・?
その原因は、、、これ。
たくさんのことをやると、左図のようにエネルギーが分散し、
消耗されて成果があがらない。
(おまけに、頭の中がこんがらがってカオス状態になる)→非エッセンシャル思考
一つのことに集中すると、右図のように成果が一気にあがる。
(頭もすっきり!)→エッセンシャル思考
一つのこと=エッセンシャル(本質)
「エッセンシャル思考」とは、簡単に言うと「重要なことに集中する」ということ
自分は、何が大事か、本質か、を考えずに
〆切に追われるものから片付けていたかも。
何も考えず・・・。
つまり、エッセンシャル思考ではなかった、ということだ。
「非エッセンシャル思考」と「エッセンシャル思考」の比較図を見てみよう。
自分は、「非エッセンシャル思考」のほとんどに
あてはまっている。トホホ・・・
何が大切か考えること、
何を捨てるか(断るか)考え、断ること、
それを行うための準備(計画)をすること、
それをしてこなかったのは、
「何が大事か考えること」を放棄していたから・・。
それを考えるのがめんどくさかった。
→余計めんどくさいことになることに気づかず・・・
何を捨てるか、判断基準を決めてこなかったから。
人間関係が崩れたり、評価やキャリアが下がるのを恐れて
断るのを避けてきたから。
たくさん仕事をこなすことで評価が高くなる(自己満足も含めて)と思い込んでたから。
その場の成り行きに任せてた。(思考停止??)
準備するのも、後回しにしてた。
そして最終的には、「疲れと脱力感」が残る、という結果に。
成果を最大にするどころか、疲労が最大に・・・。
本書では、あるマネジメント講座の話が紹介されている。
「4つ口のガスコンロを想像して
1つ目のコンロは、あなたの家族。
2つ目は友人。
3つ目は健康で、4つ目は仕事。
成功するためには、そのうちの一つの火を消さなくてはいけない。
そしてもっと成功するには、思い切って2つ消すことが必要」
自分が在職中選んでいた「消さない火」は、仕事。
仕事重視だった。
家族も自分も、よほどのことがない限り、
「どこか具合悪くても病院行く暇なんてない」と思っていた。
仕事中心の生活で、
キャリアを重ね、重要な仕事が回ってくるほど、「自分の人生」が
「仕事」で埋められてしまった。
「これではいけない」「もっと子供と自分の人生を豊かにしないと!」と思った私は、
退職した。
現在、私が選ぶ「火」は、「家族」と「健康」
家族と健康が、生きる源となっている。
日本の働き方の問題もあるのだろうなあ・・・。
仕事を一生懸命やっていると、大事なものが見えなくなる。
著者も
「エッセンシャル思考は、成功するために家族や健康を犠牲にするやり方ではない。」
と述べている。
周りの仕事ができる人を見てみると、
「仕事の取捨選択がしっかりしている。」
「重要度を見極める。」
「細部にまで計画的に仕事を進めている。」
だけど、プライベートも充実している!
しかも帰るのも早い!!
机上はいつもきれい!
(おまけに早起き。)
という人が多い。
量より質を優先させている。
この質がエッセンシャル(本質)なのだろう。
仕事ができる人は、「エッセンシャル思考」を実践している人が多いのだ。
有名な書籍「7つの習慣」の著者、スティーブン・R・コヴィー氏。
彼の逸話も本書で紹介されていた。
コヴィー氏とお嬢さんが、講演会のため、ある地を訪れた。
講演会の後は二人の時間。
数日前から、この地でどんな観光をしようかと二人は計画を立て、楽しみにしていた。
しかし、講演会がおわると、古い友人が訪ねてきてコヴィー氏を食事に誘った。
「久しぶりだし、仕事の話もしたい。」と。
その提案に、お嬢さんはショックを受けたが、
コヴィー氏は、あっさり断り、娘さんとの約束を優先したという。
世界的にも有名なコヴィー氏。
家族との約束を何よりも優先するその姿勢、すごい。
本来、そうありたいものである。
身近な者を守る。
揺るぎない信念がある。
だからこそ、信頼されるのだろう。
「エッセンシャル思考」は仕事に活かせるのはもちろんのこと、
人間らしく豊かに生きることにもつながっている。
今、何が大事なのか、
自分にとって大切なものは?
大切な人は?
大切な時間は?
いつでも、心にとめておきたい、
と感じた。
何かに行き詰っている人には、
おススメの一冊。
何か発見がありますように。
「どうしたら、ゲームの時間減らせるの??」
TVに加え、日に日にスマホに向かう時間が増えていく
子どもたち。
困ったものです。
いくら、声をかけてもなかなか、やめてくれない・・・。
ちょうど読んでいた「エッセンシャル思考」にいいアイディアが!
うちでも真似てみると、ゲームの時間が劇的に減り、読書の時間が急増しました!!
今回は、その方法と、
「エッセンシャル思考」について
見ていきましょう。
TVやゲーム→読書に変わった!その方法とは?
「エッセンシャル思考」の著者、グレッグ・マキューン氏は
Apple, Google, facebook, Twitter・・・のアドバイザーを務めるやり手。
グレッグ氏の家でも、やはり、子どものゲームやスマホタイムが問題になっていたそう。
だが、ルールを決めたことで、言い争う必要なく、
読書タイムが増えたという。
そのやり方は、
「一週間につき、一人10ポイント
1ポイントにつき30分のスマホ(TVやゲーム含む)タイムOK
ポイントを増やしたいときは、
30分読書をすれば、1ポイントゲットできる。
一週間の余ったポイントは50セントに換金可能。」
というもの。
うちも、そっくりそのままマネしてみた。
(50セントは50円に)
次女は、俄然(お小遣い稼ぎに)やる気になって、
読書を始めた。
長女もタイマーをかけ、記録をとり、読書もし、
自宅には静寂の時間が増えた。
一週間後、二人ともポイントが余るほどだった。
これを機に
自分で計画を立てること
何を優先するのか決めること
(見たいものは何か。これまでは、なあなあにYouTubeを見続けたり、
興味なくてもTV見てたり、際限なくゲームしたりしてたけど、考えて選ぶように。)
ができるようになった。
時間には限りがあること。
自分にとって何が大事か考え、優先順位を決め、取捨選択する、
つまり何かを得るには何かを捨てなければいけないこと。
も、改めて知ったようだ。
これまでも、「時間を決める」と決意して取り組んだことはあったが、
数日後には、あるはずの「約束事」が自然消滅していった・・・。
それは多分、親側からの一方的な提案だったから、
約束が消えていっても、本人たちは「我関せず」といったところだった。
しかし、10ポイント制は、親からの提案ではあるが、
自分の立ち回り方次第で、お小遣いもゲットできる。
全ては自分次第、というところが大きな相違点なのだろう。
うちの子は小学校の高学年と低学年。
二人ともまだ素直なところがあったので、
この方法は功を奏した。
これは、「エッセンシャル思考」の
ちょっとした入門編と言ったところ。
「エッセンシャル思考」とは?
「最少の時間で成果を最大にする」という
「エッセンシャル思考」
「成果を最大に?」
そんなのなかなか思うようにいかない。
一生懸命やってもやっても・・・
仕事は終わらず、何故か増えるばかり。
寝不足になって、仕事率は下がり、
ミスも増える。
なんでだろう・・・?
その原因は、、、これ。
たくさんのことをやると、左図のようにエネルギーが分散し、
消耗されて成果があがらない。
(おまけに、頭の中がこんがらがってカオス状態になる)→非エッセンシャル思考
一つのことに集中すると、右図のように成果が一気にあがる。
(頭もすっきり!)→エッセンシャル思考
一つのこと=エッセンシャル(本質)
「エッセンシャル思考」とは、簡単に言うと「重要なことに集中する」ということ
自分は、何が大事か、本質か、を考えずに
〆切に追われるものから片付けていたかも。
何も考えず・・・。
つまり、エッセンシャル思考ではなかった、ということだ。
非エッセンシャル思考とエッセンシャル思考
「非エッセンシャル思考」と「エッセンシャル思考」の比較図を見てみよう。
| 非エッセンシャル思考 | エッセンシャル思考 |
考え方 | みんな・すべて ・やらなくては ・どれも大事だ ・全部こなす方法は? | より少なく、しかしより良く ・これをやろう ・大事なことは少ない ・何を捨てるべきか? |
行動 | やることをでたらめに増やす ・差し迫ったものからやる ・反射的に「やります」という ・期限が迫ると根性で頑張る | やることを計画的に減らす ・本当に重要なことを見定める ・大事なこと以外は断る ・あらかじめ障害を取り除いておく |
結果 | 無力感 ・何もかも中途半端 ・振り回されている ・何かがおかしい ・疲れ切っている | 充実感 ・質の高い仕事ができる ・コントロールしている ・正しいことをやっている ・毎日を楽しんでいる |
自分は、「非エッセンシャル思考」のほとんどに
あてはまっている。トホホ・・・
何が大切か考えること、
何を捨てるか(断るか)考え、断ること、
それを行うための準備(計画)をすること、
それをしてこなかったのは、
「何が大事か考えること」を放棄していたから・・。
それを考えるのがめんどくさかった。
→余計めんどくさいことになることに気づかず・・・
何を捨てるか、判断基準を決めてこなかったから。
人間関係が崩れたり、評価やキャリアが下がるのを恐れて
断るのを避けてきたから。
たくさん仕事をこなすことで評価が高くなる(自己満足も含めて)と思い込んでたから。
その場の成り行きに任せてた。(思考停止??)
準備するのも、後回しにしてた。
そして最終的には、「疲れと脱力感」が残る、という結果に。
成果を最大にするどころか、疲労が最大に・・・。
何が重要か?
本書では、あるマネジメント講座の話が紹介されている。
「4つ口のガスコンロを想像して
1つ目のコンロは、あなたの家族。
2つ目は友人。
3つ目は健康で、4つ目は仕事。
成功するためには、そのうちの一つの火を消さなくてはいけない。
そしてもっと成功するには、思い切って2つ消すことが必要」
自分が在職中選んでいた「消さない火」は、仕事。
仕事重視だった。
家族も自分も、よほどのことがない限り、
「どこか具合悪くても病院行く暇なんてない」と思っていた。
仕事中心の生活で、
キャリアを重ね、重要な仕事が回ってくるほど、「自分の人生」が
「仕事」で埋められてしまった。
「これではいけない」「もっと子供と自分の人生を豊かにしないと!」と思った私は、
退職した。
現在、私が選ぶ「火」は、「家族」と「健康」
家族と健康が、生きる源となっている。
日本の働き方の問題もあるのだろうなあ・・・。
仕事を一生懸命やっていると、大事なものが見えなくなる。
著者も
「エッセンシャル思考は、成功するために家族や健康を犠牲にするやり方ではない。」
と述べている。
「エッセンシャル思考」の実践者
周りの仕事ができる人を見てみると、
「仕事の取捨選択がしっかりしている。」
「重要度を見極める。」
「細部にまで計画的に仕事を進めている。」
だけど、プライベートも充実している!
しかも帰るのも早い!!
机上はいつもきれい!
(おまけに早起き。)
という人が多い。
量より質を優先させている。
この質がエッセンシャル(本質)なのだろう。
仕事ができる人は、「エッセンシャル思考」を実践している人が多いのだ。
有名な書籍「7つの習慣」の著者、スティーブン・R・コヴィー氏。
彼の逸話も本書で紹介されていた。
コヴィー氏とお嬢さんが、講演会のため、ある地を訪れた。
講演会の後は二人の時間。
数日前から、この地でどんな観光をしようかと二人は計画を立て、楽しみにしていた。
しかし、講演会がおわると、古い友人が訪ねてきてコヴィー氏を食事に誘った。
「久しぶりだし、仕事の話もしたい。」と。
その提案に、お嬢さんはショックを受けたが、
コヴィー氏は、あっさり断り、娘さんとの約束を優先したという。
世界的にも有名なコヴィー氏。
家族との約束を何よりも優先するその姿勢、すごい。
本来、そうありたいものである。
身近な者を守る。
揺るぎない信念がある。
だからこそ、信頼されるのだろう。
「エッセンシャル思考」は仕事に活かせるのはもちろんのこと、
人間らしく豊かに生きることにもつながっている。
今、何が大事なのか、
自分にとって大切なものは?
大切な人は?
大切な時間は?
いつでも、心にとめておきたい、
と感じた。
何かに行き詰っている人には、
おススメの一冊。
何か発見がありますように。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする [ グレッグ・マキューン ] |
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