2019年02月07日
ヤットキヅイタネ
死ぬほど洒落にならないほど怖い話かは分からない。
けど今現在俺にとっては間違いなく洒落になっていない。
そういう話なんだけど。
あんまり長くはないと思う。
だれにも相談とかしてなくて怖いからちょっと聞いて欲しい。
誰かに見られていると感じている時っていうのは、ほんとに誰かが見ている、そんな話を聞いたことある人も多いと思う。
例えば髪を洗っている時とか、パソコンで怖い話を読んでふと気配を感じたりとか。
俺もオカ板を覗いている人間の例にもれず、怖がりながらもいつかは霊とか見てみたいって思ってた。
でも霊感なんて今まで自分にあるとか思ったこともないし、実際変なものを見たことなんて一度もなかったのね。
で、そんな俺でも見られていると感じることがある。
そこに目をつけてみた。
何をしたかっていうと、見られているんじゃないかって感じた時には、自分の周りの360度くまなく眺めまわしてみたわけ。
それこそ髪洗っているときもすぐ中断して風呂のなかを隅から隅まで。
パソコン中に後ろ振り向けなくなったような時も無理やり部屋の中と窓の外をできるだけ。
要は自分のことを見れる位置を全部見て、目を合わせたいって心理だったんだ。
それを1週間くらい続けた頃かな。
何にも見えないし怖いし不毛だからそろそろやめようって思った。
そんな時、深夜にまたパソコンで怖い話読んで、ぞくっとして鳥肌たって、習慣となった霊さがしをする。
やっぱり霊はいなかった。
でもその時は、いつも見ないものが目に入った。
俺は普段リビングでパソコンを使う。
家族が寝てからね。
で、そこからちょうど見える場所に大きめの鏡が置いてある。
姿見っていうのかな。
その中から見られていた。
考えてみればずっと見てたのかな。
俺も霊感ないながらに見ちゃいけないものは見ない、という本能みたいなものが働いて、。
鏡の中は見ないようにしてたのかも。
驚いたけど声はでなかった。
鏡の中でその人は
「やっと気づいた」
とでも言いたげな笑みを浮かべ、こちらを見続けているようだった。
だった、というのは、僕はその時怖くて目を離してしまったから。
その日から今夜で3日ほど経つ。
怖くて2度と見たくないと思っていたが、1回見てしまうと、見たことがない状態には戻れないようだった。
今日は初めて1日に2回、目が合った。
これから増えていくのかと考えると頭がおかしくなりそう。
お祓いといった方がいいかな。
怖い。
皆さんも俺みたいに軽い気持ちで霊を探したりなさらぬよう。
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