サンフレッチェ広島

昨日のガンバ大阪戦。０−１の敗戦でした。



水曜日の天皇杯と比較すると前半開始から球際へのアプローチ、ゴール前へボールを運ぼうという意識は感じられました。
それだけに、前半の一瞬のスキを宇佐美にゴールされたのは痛かったです。

後半はさらにギアをあげて、ガンバにチャンスはほとんど作らせなかっただけに悔やまれる失点でした。
後でスカパーの録画を見ましたが、相手選手の執念のボールキープから宇佐美の方へボールが出て、すぐさまシュートへ持って行く技術。
このガンバ選手の執念と技術の高さには脱帽です。

全体を通してみると、やはりガンバの方が試合運びがうまい！
選手同士のパス交換の緩急や、左右前線のスペースの使い方など、まあ、いやらしいくらいでした。

こちらも、青ちゃん、高萩の気迫あふれるプレーにナビスコ・浦和戦の再現があるのではと思っていましたが、ゴールすることができませんでしたね。
特に後半は、それこそ何度もガンバゴールに迫っていましたが、正直決定機はほぼありませんでした。

最近の試合では前半後半で席を移動して、前半は相手ゴール前付近、後半はサポーター席ゴール裏で見るようにしてますが、正直ゴール前での決定機自体がほぼないと言えると思います。

結局、サイドの選手がクロス供給機となっている現状では、相手も良くわかっているので中央付近を固めたら、まずよっぽどミスのない限り得点できないような雰囲気です。

皆川がポストとなってから、特にボールは皆川へ的な状況になっているように思います。
昨日前半も青ちゃんから良い縦パスが皆川に出たんですが、うまくボールキープできず結局相手ボールになってました。
これも寿人であれば、確実にシュートまで行けたのではないかと思いました。

また、今まで自分の中では山岸の評価は低かったのですが、昨日の動きを見ていると攻撃参加姿勢はミカやヒョンジンと比較すると抜群でした。


両雄並び立たず！！！

後半途中から皆川、寿人のツートップという豪華ラインナップとなりましたが、急造スタイルではやはり無理がありました。
これは森保監督の采配ミスでしょう。
逆にチャンスが作れなくなり、まさに両雄並び立たずの典型的なケースのように感じられました。

今回のガンバ戦を通して感じたことは、現状では皆川のポストプレーは後半途中からとすべしですね。

前半はギアを上げにくい面もあるので、一本の縦パスなどの処理のうまさや相手との駆け引きのうまさから
前半から後半途中まで寿人の先発とする。後半相手も疲れたところで、前線に貼りついてボールキープできる
皆川という使い方が良いような気がします。

サイドも個人で仕掛けができる山岸、清水を先発させ、相手が疲れた後半途中からスピードのあるミカ、柏で皆川のポストを活かす方が戦いやすいのではないでしょうか。
あくまで素人目線ですが。

そう言えば茶島がシャドーで出場したましたね。
ドリブルにスピードがあり、ボールを受けて前を向けるところは、先日出場した川辺よりは現状良かった気がしますが、こちらも緊急避難的な起用ですね。

結局、8月、9月の戦いでは、やはり石原の穴が相当大きかったと言わざるを得ません。