太田道灌の出城だったと推定されている山です。北に日光連山、西には富士山、そして東に筑波山が見渡せる景勝地だったようです。
<説明文と広重の「江戸百景」>
現地の説明文にもありますが、太田道灌の砦跡という説がある一方で、小田原条氏家臣の関道閑の屋敷跡という説がもあります。
場所はJR西日暮里駅の西側の丘陵地。山そのものだけでなく、この付近一帯(西日暮里公園から諏訪神社にかけて)が砦だったと推定されています。
明確な遺構がある訳ではないので、城跡探索という感じにはなりませんでしたが、西日暮里駅すぐ近いことから、気軽に訪れることをお勧めします。実際に現地へ行ってみると、山と谷の高低差を実感します。「中世の山城」が好きという方にお勧めです。
■訪問:道灌山
[東京都荒川区西日暮里]
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