先日、A8キャンパス アフィリエイト 初級講座にお伺いしました。
講師は、株式会社しくみラボの田村啓さんでした。
アフィリエイトにおいて、ターゲットを絞るということが大切とのお話でした。
ターゲットがよく分からないサイトは売れないとのことでした。
売り上げが欲しいと思う時に、つい、「何を売るか」「どうやって売るか」に目を奪われがちですが、実は、最初に考えなければならないのは、「誰に売るか」ということです。
順番としては、「誰に売るか」→「何を売るか」→「どうやって売るか」となります。
アフィリエイトも全く同じなのですね。
ターゲットを絞るとは、「誰に売るか」をはっきりさせることといえるでしょう。
「何を売るか」は、「もの」や「サービス」を対象としています。
「どうやって売るか」は、「方法」の問題といえます。
「誰に売るか」は、「人」に関わります。
「もの」や「方法」以前に「人」に目を向けることが大切ですね。
「人」をないがしろにしては、アフィリエイトに限らず、何事もうまくいかないでしょう。
「人」を大切にした後、「何を売るか」を考えますが、これはサイト運営者の興味のあることがメインとなるでしょう。
興味のないことを紹介したり、記事にしたりすることはないでしょうから、自ずと「何を売るか」は絞られてくるでしょう。
その次は、「どうやって売るか」になります。
田村さんのお話によると、500記事は必要ということです。
ターゲットが絞られていれば100記事に至っていなくても売れるとのことでした。
「どうやって売るか」とは、「方法」のことですが、特別な「方法」があるのではなく、しなければならない地道なことを少しずつでも行っていくという当たり前の「方法」が本当の「方法」であり、「どうやって売るか」の極意といえましょう。
とにかく記事を書く、ということですね。
記事を書いていくにしても、ライバルが多い分野では、競争が激しく、アフィリエイト成果は思うように上がらないとのことでした。
ライバルが少ない分野を見つけることも大切とのお話でした。
言ってみれば、人と同じことをしていても仕方がないということですね。
常に自分自身のアンテナを張っておき、新しいアイデアを生み出す創造性が必要ですね。
また、田村さんは、サイトにアクセスする人には2種類あるとのお話をされていました。
ひとつは「知りたい人」のアクセスであり、もうひとつは「買いたい人」のアクセスです。
「知りたい人」はサイトの記事を読んで情報を得てしまえば去っていくので、売り上げにはつながらない。
「買いたい人」は、サイトの記事を読んでその対象となる「もの」を買い、売り上げにつながる、とのお話でした。
アクセス数が増えるとうれしくなりますが、アフィリエイトの成果を重要視する場合、単にアクセス数が多くても意味がないようです。
「買いたい人」のアクセス数がポイントということですね。
アフィリエイト成果が上がる場合でも、報酬単価が少なければ、いくら売れても報酬総額は少なく、報酬単価は重要とのお話もありました。
いい大人が50円程度の報酬で喜んでも仕方がなく、報酬単価としては、500円から1000円を目指す必要があるとの指摘もありました。
報酬単価に関しては、ビジネスの側面からシビアに考えるべきでしょうね。
あまりにも報酬単価が少ないものには注意しておく必要があるでしょう。