妙法蓮華経28品の内、前半14品を迹門、後半14品を本門といいます。勝劣派からすると迹門よりも本門の方が重要と考えますが、この迹門、本門を時間に当てはめて考えると面白いのではないかと思います。
過ぎ去った時間は迹門、これからくる時間は本門、つまり、人生はこれからだという感覚を常に持ち続けることができるのではないでしょうか。
もちろん、勝劣派の立場をとっても迹門は重要であるのと同様、過去も重要です。しかし、もっと重要なのは、これからの時間です。過去よりも未来が良くあるべきという感覚が大切です。
常にこれからが本門であるという姿勢が好ましいですね。