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2021年12月13日

新しいシナプスへの教育

身体の調子も良い状態であろうが悪い状態であろうが数日を過ごすと、それが“当たり前”の状態となり、“先週と比べてどうだっけ”というようになる。
これは痛い・痺れるを毎日のように感じていた状態から、日常の生活で身体の不具合を意識しないようにした結果だ。
痛ければ“そりゃ気のせい”と思い込むようにした。じゃあ良い時はどうか。良い時はそれを甘受している。

脚の状態も良い状態が続いた。
金曜日は一度家に帰ってから居酒屋Qへ。いつもはチャリだが歩いていく。帰りに酔って歩く練習だ。
受傷後に動くようになったのは新しいシナプス。その新しいシナプスには酔って歩くという経験値が足りないからフラフラするのではないか。前は酔ってもしっかり歩いていた。
そんなくだらない仮説の下でそうする。そんなことを想うやつは多分いないだろう。
調子がいいからこそ、それをやるべきだと思った。

居酒屋Qでは相変わらず濃い焼酎を呑む。希望して濃いのを呑んでいる訳でなく、それがこの店のスタンダードだから仕方ない。大きな酎ハイグラスに入る水は2センチだ。
さて、歩いて帰る。すごく足取りはしっかりしている。
家に近づき、ふと思い出した。そうだ、バーにしばらく行っていない。緊急事態宣言終了後に行っていないことを思い出した。タクシーを拾う。

久しぶりだった。
カウンターには見知ったお客さんもいた。まずはハイボール。
カウンターの客同士なんだかんだ喋りながら過ごす。隣は女性だった。張り切ってしゃべった。途中、トイレに2回行くが、この時に気をつけないといけない。このバーの椅子は高いのだ。
これまで3回くらい立ち上がる時に転んでいる。これも新しいシナプスの教育不足か。それを思うとシナプスの問題でなく、ただ単に加齢により酒が弱くなったのかとも思う。
隣は女性だ、トイレの行きかえりに転ぶという無様なことはしたくない。全神経を集中して椅子から降りて歩く。

けっこう呑んだようで呑んでいない。ハイボール3杯ほどなのだ。
やはり居酒屋Qの濃い焼酎が効いている。女性が帰り、その後すぐ帰るのもイヤらしいので15分くらい居て帰った。
帰りは大通りに出てタクシーを拾う。いつものタクシー乗り場に行くがタクシーはいない。
1台通りかかったが見えなかったようだ。そして通りの向こうの信号からの空車を待つ。
あれっ、という感じだった。
転んだのだ。何がどうなったか解らない。とにかく転んだ。立ち上がろうとする。半分立ち上がったところでまた転んだ。
その後はちゃんとタクシーを拾って家に帰った。

翌日はジム。軽く頭が痛い状態で目覚めた。
痛いのは頭だけでなく、左肘も。地面に擦れて血が出ていた。
新しいシナプスの教育には時間がかかりそうだ。
(今日は違うネタを書こうと思ったのに、この話でいっぱいになった)
posted by shigenon at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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