渋谷ブリットポップ

BECKがグラミー賞を受賞した。カニエウエストが、怒っていたそうだが最近のこういうことがあるみたいだとのこと。世間でも言われているようだが、『Morning Phase』はキャリアで一番の作品ではない。類似作品の中では『She Change』、もしくは『Odelay』『Modern Guilt』が最高だと思う。多作だしブルースからファンク〜ヒップ迄なにを演奏してもBECK色に出来るところは才能だろう。そんな器用な人だけど、もう４０半ば。音楽の分岐点にきていると思う。奇抜なことをやっても若い奴らには敵わなくなってきているしモダンにシックに落ち着いた音を作っていってくれればと思う。僕はルーザーから聴いているから斬新な衝撃があるが、ここからこそ楽しみな成長をしてくれると思う。死ぬことより生きて前進することを選んだことが僕らの世代には響いた。
『Morning Phase』は変に話題になったが佳作ですよ。普通に良い作品だと思う。結局、佳作と傑作しかないんだよな。

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