2016年02月25日
『SING FOR ME』=“俺に歌ってくれ”…適切な距離感、同じ目線で優しく見守ってくれる存在。YELLOWCARDのヒューマニティは国境をも越える。
日本からは遠く離れたアメリカ、フロリダ州ジャクソンヴィル出身のバンドYELLOWCARD。
彼らの奏でる音楽は、色んな意味で心地よい。
全ての曲が自分の内側にある何かと共鳴して、違和感が全く無く溶け込んでくるような…。
彼ら自身が音楽を愛していて、真剣に音楽と向き合っている。それが音楽から―作品から、ライヴから伝わってくる。
全く知らなくて、縁(えん)も所縁(ゆかり)も無かった。ただ、生きる時間を共有できた。奇跡みたいなチャンスのおかげで、彼らの真摯さ、誠実さ、一生懸命さを肌で感じることができた。
“一生懸命”は伝染すると思う。でも彼らは、それに「重さ」や「深刻さ」をあまり感じさせない。
2ndアルバムの「Lights and Sounds」の時こそ、バンド内では結構シリアスな状況だったらしいけど。
確かに、これまでのディスコグラフィーの中では、音も一番シリアスかもしれない。
でも、かきむしる様な苦しさは、そこには無い。
彼らには、そういう不思議な存在感??がある。
それは「安心感」という言葉にもできるかもしれない。
絶対にファンを裏切らない。
そして「人の肌のぬくもり」や「体温」を決して失わない。
中学生の時に友達関係がこじれて人間不信になり、大学生の時に進路の事で親と対立し、将来への希望どころか、ただの行く当てすらも…何もかも見えなくなって、混乱して、もう「どうでもいい」って投げ出したいような気持ちを抱いていた20歳頃の自分。
もう傷つきたくなくて、何も感じない方が楽だからって、あえて頑なに凍りつかせていたのに。
YELLOWCARDの音楽は、それをいつの間にか…自分でも全く気づかないうちに溶かしてくれていた。
強制するわけでもなく、おせっかいをするような感じで歩み寄ってくるわけでもなく、ただ、「そこに居てくれた」。
近すぎず、でも温もりは伝わってくるくらいのちょうど良い距離感。それくらいの場所から優しく見守ってくれている友達、みたいな感じ?
優しいんだけど、父親的な大きく包み込むような包容力、というわけではなくて…
「信頼できる友達」、そして同じ目線で笑顔で居てくれる存在。その方が適切な表現の感じがする。
忘れかけていた人の温かさを思い出させてくれたYELLOWCARD。
そのエッセンスを持つ素敵な曲が本当に沢山あるけど…むしろ全部の曲かもしれないけど、今日はその中の1曲『SING FOR ME』を聴きたい気分。
YELLOWCARDの『SING FOR ME』の視聴↓↓
『SING FOR ME』の歌詞の一部を自己流で和訳 ↓↓
(※引用ではありません。)
俺を見て、よく聞いてくれ
ここを去る前に俺が感じている事を君に伝えたい
たった1年じゃ、ぜんぜん時間が足りなかった
君が俺のものであることをどれだけ誇りに思っていたか示すには
俺の心では未来が今にも始まろうとしていたって分かっていたなら
明日には、俺はついて行けない
ただ君は目を閉じて
俺に歌ってくれ
俺には聞こえるだろう、いつも君の側に居るから
歌詞は教えるよ
ただ、俺に歌ってくれ
俺が去っても振り返らないで
君の心に従うんだ それは決して間違っていない
俺が去っても振り返らないで
君はする事を後であれこれ考えなくていいんだ
アルバム「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES」に収録 ↓↓
“WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES”とは「思い立ったが吉日」のような意味だそう。
悩みにはまり込むと、なかなか「思い立て」ない日々が続く。
誰にも会いたくないこともある。
でも私にはYELLOWCARDが居てくれていた事を忘れない。
一生、ありがとう。
☆YELLOWCARD歴代作品
≪インディーズ時代≫
1st EP「The Underdog(ジ・アンダードッグ)」
発売元:Fueled By Ramen
発売日:2002年07月09日
1st album「One for the Kids(ワン・フォー・ザ・キッズ)」
発売元:Lobster
発売日:2003年12月09日
≪メジャー≫
1st album「OCEAN AVENUE(オーシャン・アベニュー)」
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2003年08月20日
2nd album「LIGHTS AND SOUNDS(ライツ・アンド・サウンズ)(初回生産限定スペシャル・プライス)(CCCD)」
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2006年01月18日
3rd album「PAPER WALLS(ペイパー・ウォールズ スペシャル・パッケージ)(DVD付)」
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2007年07月25日
4th album「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス)」
発売元:HOPELESS RECORDS / KICK ROCK INVASION
発売日:2011年04月06日
4th album acoustic version「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES ACOUSTIC(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス アコースティック)」
発売元:HOPELESS RECORDS/KICK ROCK INVASION
発売日:2011年11月02日
5th album「SOUTHERN AIR(サザン・エアー)」
発売元:KICK ROCK INVATION/HOPELESS RECORDS
発売日:2012年08月15日
1st album acoustic version「OCEAN AVENUE ACOUSTIC(オーシャン・アヴェニュー・アコースティック)」
発売元:Kick Rock MUSIC
発売日:2013年08月14日
6th album「Lift A Sail(リフト・ア・セイル)」
発売元:KICK ROCK INVASION
発売日:2014年10月08日
【姉妹サイトのご案内】
いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
PaleBlue(=SAI)はもう一つの音楽ブログを運営してます!
それは⇒『素敵な音楽のご紹介♪』(リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
彼らの奏でる音楽は、色んな意味で心地よい。
全ての曲が自分の内側にある何かと共鳴して、違和感が全く無く溶け込んでくるような…。
彼ら自身が音楽を愛していて、真剣に音楽と向き合っている。それが音楽から―作品から、ライヴから伝わってくる。
全く知らなくて、縁(えん)も所縁(ゆかり)も無かった。ただ、生きる時間を共有できた。奇跡みたいなチャンスのおかげで、彼らの真摯さ、誠実さ、一生懸命さを肌で感じることができた。
“一生懸命”は伝染すると思う。でも彼らは、それに「重さ」や「深刻さ」をあまり感じさせない。
2ndアルバムの「Lights and Sounds」の時こそ、バンド内では結構シリアスな状況だったらしいけど。
確かに、これまでのディスコグラフィーの中では、音も一番シリアスかもしれない。
でも、かきむしる様な苦しさは、そこには無い。
彼らには、そういう不思議な存在感??がある。
それは「安心感」という言葉にもできるかもしれない。
絶対にファンを裏切らない。
そして「人の肌のぬくもり」や「体温」を決して失わない。
中学生の時に友達関係がこじれて人間不信になり、大学生の時に進路の事で親と対立し、将来への希望どころか、ただの行く当てすらも…何もかも見えなくなって、混乱して、もう「どうでもいい」って投げ出したいような気持ちを抱いていた20歳頃の自分。
もう傷つきたくなくて、何も感じない方が楽だからって、あえて頑なに凍りつかせていたのに。
YELLOWCARDの音楽は、それをいつの間にか…自分でも全く気づかないうちに溶かしてくれていた。
強制するわけでもなく、おせっかいをするような感じで歩み寄ってくるわけでもなく、ただ、「そこに居てくれた」。
近すぎず、でも温もりは伝わってくるくらいのちょうど良い距離感。それくらいの場所から優しく見守ってくれている友達、みたいな感じ?
優しいんだけど、父親的な大きく包み込むような包容力、というわけではなくて…
「信頼できる友達」、そして同じ目線で笑顔で居てくれる存在。その方が適切な表現の感じがする。
忘れかけていた人の温かさを思い出させてくれたYELLOWCARD。
そのエッセンスを持つ素敵な曲が本当に沢山あるけど…むしろ全部の曲かもしれないけど、今日はその中の1曲『SING FOR ME』を聴きたい気分。
YELLOWCARDの『SING FOR ME』の視聴↓↓
『SING FOR ME』の歌詞の一部を自己流で和訳 ↓↓
(※引用ではありません。)
俺を見て、よく聞いてくれ
ここを去る前に俺が感じている事を君に伝えたい
たった1年じゃ、ぜんぜん時間が足りなかった
君が俺のものであることをどれだけ誇りに思っていたか示すには
俺の心では未来が今にも始まろうとしていたって分かっていたなら
明日には、俺はついて行けない
ただ君は目を閉じて
俺に歌ってくれ
俺には聞こえるだろう、いつも君の側に居るから
歌詞は教えるよ
ただ、俺に歌ってくれ
俺が去っても振り返らないで
君の心に従うんだ それは決して間違っていない
俺が去っても振り返らないで
君はする事を後であれこれ考えなくていいんだ
アルバム「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES」に収録 ↓↓
Yellowcard イエローカード / When You're Through Thinking, Say Yes 【CD】 価格:2,138円 |
“WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES”とは「思い立ったが吉日」のような意味だそう。
悩みにはまり込むと、なかなか「思い立て」ない日々が続く。
誰にも会いたくないこともある。
でも私にはYELLOWCARDが居てくれていた事を忘れない。
一生、ありがとう。
☆YELLOWCARD歴代作品
≪インディーズ時代≫
1st EP「The Underdog(ジ・アンダードッグ)」
新品価格 |
発売元:Fueled By Ramen
発売日:2002年07月09日
1st album「One for the Kids(ワン・フォー・ザ・キッズ)」
新品価格 |
発売元:Lobster
発売日:2003年12月09日
≪メジャー≫
1st album「OCEAN AVENUE(オーシャン・アベニュー)」
新品価格 |
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2003年08月20日
2nd album「LIGHTS AND SOUNDS(ライツ・アンド・サウンズ)(初回生産限定スペシャル・プライス)(CCCD)」
ライツ・アンド・サウンズ(初回生産限定スペシャル・プライス)(CCCD) 新品価格 |
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2006年01月18日
3rd album「PAPER WALLS(ペイパー・ウォールズ スペシャル・パッケージ)(DVD付)」
新品価格 |
発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2007年07月25日
4th album「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス)」
新品価格 |
発売元:HOPELESS RECORDS / KICK ROCK INVASION
発売日:2011年04月06日
4th album acoustic version「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES ACOUSTIC(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス アコースティック)」
ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス(アコースティック) 新品価格 |
発売元:HOPELESS RECORDS/KICK ROCK INVASION
発売日:2011年11月02日
5th album「SOUTHERN AIR(サザン・エアー)」
新品価格 |
発売元:KICK ROCK INVATION/HOPELESS RECORDS
発売日:2012年08月15日
1st album acoustic version「OCEAN AVENUE ACOUSTIC(オーシャン・アヴェニュー・アコースティック)」
新品価格 |
発売元:Kick Rock MUSIC
発売日:2013年08月14日
6th album「Lift A Sail(リフト・ア・セイル)」
新品価格 |
発売元:KICK ROCK INVASION
発売日:2014年10月08日
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
PaleBlue(=SAI)はもう一つの音楽ブログを運営してます!
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『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
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