戦国武将通信

信長の妹・お市を迎えた長政。

盟約関係を結んだ信長は
足利義昭を将軍に付かせるべく上洛。
瞬く間に畿内を掌握した。

そして、将軍の権威を欲しいままにした
信長に反発した義昭は反信長の姿勢を示し、
多くの戦国大名に御触れを発した。

包囲された信長は手始めに
越前の朝倉氏への侵攻を始めた。

朝倉氏とは長政の生前から同盟関係が続いていたため、
どちらを援護するか悩んでいたが、
長政は朝倉氏との同盟関係に重きを置き、
越前を侵攻中の織田軍の背後から襲いかかった。

そして前後を挟撃される形になった織田軍は
退却せざるをえなくなった。


戦国武将 浅井長政



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1560年に家督を相続した長政は、
同年浅井家を苦しめていた六角家の
六角義賢を破り、そのまま南下
1568年頃には近江の大半を治めるようになった。

そして長政は、家臣団の編成や、商業政策など
領内の基盤を固めることにも勤めた。

また、同1568年には尾張・美濃を平定した
織田信長と友好を結び、
信長の妹お市を室（嫁）に迎えた。


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浅井 長政
あさい ながまさ
- asai nagamasa -
1545 〜 1573

近江国小谷城主浅井久政の子。
幼名新九郎。
久政の隠居により、1560年家督を相続。

長政が相続した当時の浅井家は、
南に位置する六角氏らの勢力に
圧迫されて苦しい状況にあった。


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