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2024年05月27日

防犯・見守り用ネットワークカメラにはホームルーターより光回線が安心!

防犯や見守り用ネットワークカメラを自宅に設置する場合は、ホームルーターでなく光回線でインターネット環境を構築することをおすすめします!

 

 

1.ネットワークカメラにはWi-Fi環境が必要

 

自宅に防犯や見守り用のネットワークカメラを設置し、出先からスマホなどで自宅の状況を遠隔監視できるようにするためには、インターネットに接続できるWi-Fi環境が要です。 

 

なお、Wi-Fi環境は携帯型のモバイルWiFiで構築することも可能ですが、ネットワークカメラは通信データー量が膨大なため長時間利用では映像障害のリスクも高くなる上、同じWi-Fiで共有する他のパソコンなどに速度遅延などが生じさせる恐れもあるためおすすめしません。

 

 

2.Wi-Fi環境はホームルーターか光回線で構築可

 

自宅にWi-Fi環境(インターネット環境)を構築するにはホームルーター設置か光回線の開通かの2方法があります。 

 

なお、前述しましたように、携帯型のモバイルルーターによる方法もありますが、ネットワークカメラやパソコン等の家族共用によるのデーター容量から障害のリスクが懸念されるため対象外とします。

 

ホームルーターと光回線の違い(比較)

 

ホームルーターは無線の通信局であり、光回線は光ケーブルを屋内に引き込む有線の通信局となります。 

 

両者の主な違いは下表の通りですが、この表から以下のことが言えます。 

 

・ホームルーターは工事無しで設置できすぐに使え月額料金も比較的安く利用できますが、通信速度は光回線に比べてかなり遅い上に速度制限もあります。 

 

・光回線は、ホームルーターに比べて通信速度は著しく早く速度制限もないが、月額利用料はホームルーターよりも少し嵩むことが分ります。

 

  ホームルーター 光回線
下り速度(平均) 10〜40Mbps(×) 100〜300Mbps(◎)
上り速度(平均) 22.6Mbpst(△) 360Mbps(◎)
通信制限 速度制限あり(×) 無制限(◎)
月額料金 3,000~4,000円(◎) 4,000~5,000円(△)
工事 不要(◎) 必要(△)

※( )は評価です。

 

3.ネットワークカメラのデータ通信量は膨大

 

ネットワークカメラは膨大なデータ通信量を使用するためネットワークカメラを常時オンにして使う場合はネットワークに大きな負荷がかかり通信に悪影響を及ぼす恐れがあります。 

 

また、映像の送信には上り速度が重要で、光回線の平均上り速度が360Mbpsあるのに対し、ホームルーターは22.6Mbpstしかないためホームルーターは光回線に比べ不安定リスクが高いと言えます。

 

4.遠隔監視用ネットワークカメラはホームルーターより光回線が適切で安心

 

以上より、ネットワークカメラを防犯や見守り用として長時間稼働させる場合は、無線通信のホームルーターでは、通信容量の問題からカメラの安定性に問題が発生したり、他のパソコン等へ通信制限がかかるなどの不安が懸念されます。 

 

さらに、無線ということからホームルーターは、建物の構造や周辺環境によって電波が不安定になったり電波障害が生じたりする可能性があるため不安になったりで映像が止まったり、画質が乱れるなど安定性が求められる防犯カメラには適さないと言えます。

 

以上から、ネットワークカメラを使用する場合は、インターネット回線は光回線にされることをおすすめします。

 

5.光回線の選び方

 

光回線の選び方については、速度や料金等を比較検討して決めることになりますが、何と言ってもスマホ割が効く光回線にすると、スマホの利用料に割引が適用されてトータルコストが抑えられます。 

 

詳細な光回線の選び方は以下の記事を参考に願います。

 

自宅に最適な光回線の選び方とお得な乗り換え・申し込み方法

 

〈おすすめ光回線〉

光回線事業者 申込み窓口 お申し込みはこちらから

ドコモ光

GMOインターネットグループ
SoftBank 光 ヤフー
auひかり GMOインターネットグループ

 

6.最後に

 

外出先からスマホなどで遠隔監視できるネットワークカメラを自宅に設置するにはWi-Fi環境が必要となります。 

 

ネットワークカメラは膨大な通信データを使用するため、無線通信の「ホームルーター」では容量不足により映像が乱れたり他のパソコンなどへの速度制約などが生じる可能性があります。 

 

このため、「光回線」にされることをおすすめします。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーー

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2024年05月20日

光回線選び|NURO光は多忙な人、親身なサポート重視の人に不向き?

開設に立ち会いが必要な工事日数が多いと多忙な人は負担ですね!困った時に親切なサポートが得られるのであれば安心ですね! 

 

・日数を置いての2度3度と必要となる工事立ち会いが苦になる方 

・何かあった際に親身になってサポートしてくれる体制があることを希望する方 

・全て取り決めをマイページを読み解いて進めていかねばならないことに不安を感じる方 

・電話よりチャット対応優先のため詳細なやり取りをチャットですることが苦手な方 

・全然繋がらない電話に耐えて電話対応を求めて時間と神経をすり減らすことが苦手な方 

・窓口のサポートデスクと実際の工事担当者が別会社のためか捗りにくいトラブル解消に耐えられない方 

 

このような方にはNURO光はおすすめできません。 

 

私の場合、3年前に遠く離れた老親が住む実家のadslを光回線に切り替える際にNURO光を選びましたが、この3年間、これらの対応に翻弄される日々を過ごしました。ご参考なれ幸いです。

 

 

 

T.NURO光の強みと弱点

 

1.NURO光の強み

 

1)光回線事業者には

 

光回線事業者はたくさんあり、自前でケーブルを敷設する「独自回線事業者」には、NTTフレッツ光、au光(KDDI系列)、NURO光(ソニー系列)の大手事業者があり、地方には電力会社などが運営する中小事業者があります。 

 

また、NTTフレッツ光の回線を借りて「光コラボレーション」という形態で運営しているドコモ光、Softbank光、ソネット光、楽天光やexcite光、DTI光、EN光などがあります。

 

独自回線事業者 NTTフレッツ光、au光(KDDI系列)、NURO光(ソニー系列)、電力会社などが運営する中小事業者
光コラボレーション事業者 ドコモ光、Softbank光、ソネット光、楽天光やexcite光、DTI光、EN光

 

2)NURO光の強みは通信速度と利用料の優位性  

 

これら数ある光回線事業者から自宅に合った光回線を選ぶ際は、一般的に速度や料金、機能等を中心に検討することになりますが、そういう視点に立つと、NURO光は、コラボ回線と違って独自回線であるため速度や料金面で優位性があります。 

 

以下の表はNURO光回線の優位性を示す指標です。 

 

通信速度では、NURO光が2Gbpsであるのに対し、他はいずれも1GbpsとNURO光に優位性があります。 

 

基本料金でも、特にマンションではNURO光に優位性があります。 

 

通信速度:

  平均Ping値 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
NURO光 11.59ms 585.21Mbps 555.19Mbps
ドコモ 18.79ms 279.28Mbps 262.02Mbps

 

月額利用料:

  戸建て マンション
NURO光 月額5,200円〜5,700円 月額2,090円〜2,750円
auひかり 月額6,160円〜 月額4,730円〜
ドコモ光 月額5,720円〜 月額4,400円〜

 

2.NURO光の弱点

 

1)手間がかかる

 

(1)工事回数が多く全てに立ち会いが必要

 

工事には、「屋内工事」、「屋外工事」、「電話工事(固定電話番号継続の場合のみ)」があり、それぞれが別の予約日が設定された上で行なわれます。

 

また、全ての工事には立ち会いが求められ都合が付かなければ工事屋の都合により公示日が後送りとなります。 

 

このため、工事が後ズレになりやすく立ち会いに時間と労力が費やされます。 

 

特に私の場合は、自宅の関東から実家の関西にその都度出向かなければならず大変な出費と労力を費やす羽目となりました。

(そうと知っていれば安さに釣られるべきでなかったと悔やむばかりでした。(^▽^))

 

(2)申込みから利用可能になるまで相当の日数がかかる

 

屋内工事

 

工事は、回線申し込み後、通常3〜4日後にSMS等で屋内工事日の連絡が届き工事は申し込みから約1週間後位で行われます。

 

屋外工事

 

屋内内工事終了後時間を空けて1ヶ月程度後(屋外工事は様々な準備が必要のため)に違う工事業者により建物への光ファイバーの導入と最寄りの電柱の光ファイバーに繋げる屋外工事を行います。

 

電話工事

 

ポータブル電話(固定電話の継続)にする場合は、さらに後日、電話工事が必要となります。 

 

なお、NTTとの電話番号を引き継ぐ場合、他の光回線と違って、特殊な工事となるため、電話の接続に時間が掛かる問題が生じる可能性が高いと言えます。 

 

このように、NURO光の場合、光回線及び電話回線が整うには最低限3回の工事が必要になり、利用が可能になるまで時間が掛かる上、一番やっかいなのは、その都度の立ち会いが必要になることです。 

 

このため、多忙な者にとっては大変な負荷となります。

 

(3)工事日程は工事屋の空き次第で早くもなり遅くもなる
 

屋内工事、屋外工事、ポータブル電話工事は全て別の事業会社への委託で行なわれており、全てが工事屋の予定が優先されるため、早めに空きがなければ後回しになります。

 

また、工事日程の予約も、全てがマイページにより自分で予約して工事屋の空きの連絡待ちになることにより、日程は早くというよりも後ズレになりやすいのが実情です。 

 

従って、早く開通して利用したい場合は、NURO光は不向きではないかと考えます。

 

(4)立ち会いができなければどんどん先送りに!

 

さらに、折角、工事の日程連絡がきても、当日、こちらの都合が悪ければ、再度予約変更の依頼をしてさらに工事日程は後ズレすることになります。 

 

従って、光回線の開通をあまり急ぐ必要がなく、立ち会いも苦にならない人でなければNURO光はおすすめできないですね!

 

2)サポート体制の信頼性に疑問

 

慣れない方にとっては、丁寧で信頼できるサポート体制が何よりも重要な選択要件ではないでしょうか? 

 

特に工事を伴う設備の設置運用において、日々に起こりうる疑問やトラブル発生時の光回線事業者による顧客へのサポート責任は大きいのではないでしょうか? 

 

やっと繋がった電話で相談しようとしても、電話窓口担当はその都度異なるため、その都度再度はじめから経過を説明しなければならず、その上、対応は別部署ということで別の外注部署へ回されまた1から話すと言ったことが続けば怒りが増すばかりですね。

 

また、トラブル解消においても、外注対応がベースの様でNURO光のサポート力が乏しさえ感じさせます。 

 

顧客第一の役割を果たすべきサポートセンターが、単なる聞き取り窓口としての機能にしか働かないのは、顧客の憤りを増幅させるだけだと言えます。 

 

何とも不便かつ頼れないサポートセンターだと痛感します。

 

(1)マイページにより全てを対処して下さいが基本姿勢か?

 

NURO光では、全てがWebページにある「マイページ」が顧客とNURO光との接点であり、契約内容の確認や変更、連絡事項や相談事項全てをマイページを通して行なうことになっています。 

 

従って、Webに不慣れな者でも常にマイページに注意を払っていなければならず、何かあれば自己責任となります。 

 

マイページ至上主義に顧客第一での顧客対応姿勢が伺えないのは言うまでもありません。

 

(2)同じ問題の相談電話の都度今までの経過説明が必要

 

同じ問題に関して、電話で問い合わせると、一々電話に出る担当者が違うためその都度、最初から経過を説明し直す必要があり、折角、電話が繋がっても時間の浪費に辟易する始末です。 

 

余談ですが、こちらのメモで、先の電話担当者と対応を確認してもらうと、調べた後に「先の電話担当者の手配が洩れていたようです」と詫びが入る始末、これではサポートセンターへの不信が募るばかりですね。

 

(3)工事等は外注のせいか対応スピードが今一

 

前述のとおり、NURO光開設時には2〜3回の工事が必要ですが、NURO光では、工事は全て外注業者に委託しています。 

 

このため、業者への工事依頼等はマイページを通して行い工事業者への直接連絡ができないので変更などが簡単ではありません。 

 

また、トラブル時の対応は下請け業者が請け負う形でセンターの指示でしか動かないので事がスムーズに進みません。 

 

私の場合、設置したポータブル電話の接続があまりに遅いのでサポートセンターに改善を要請したところ、担当の上司は機械故障のせいとのことで機械交換を実施、しかし、それでも改善されず再度相談すると、またもや機械の交換を実施、結局、改善されませんでした。 

 

この時をもって諦め不良のまま我慢して使っている始末です。(更新時に他の光回線に変えることにした次第)

 

3)参考:NURO光に寄せられる口コミ・評価

 

NURO光には以下のような口コミや評価が見受けられます。

 

工事日の連絡がずさん(口コミ)

 

「契約申し込み後に屋内工事、次いで予約が取れた日に屋外工事が行なわれますが、いずれも現場を見て「今日は無理です、後日電話をする」と言って「○○月末に工事が可能になる予定」とショートメッセージが届いたが、その後マイページで確認すると「10月末」に書き換わっていた。」とあるように、工事連絡がなかなか来ずに待たされた上その工事日も勝手に延期されたという苦言の口コミです。

 

 

○サポート対応が良くない(評価)

 

「開設作業のサポート、特にLINEサポートの9割が最悪。電話問い合わせでは毎回対応者が変わるため、最初から説明しなければならず時間を無駄にすることが多い。サポート班と施工班とがやりとりをしていないなどと言うやり取りを何度やったか分からず開設まで半年掛かってしまった。」という悪い評価です。

 

 

○ONUの品質に当たり外れがある(口コミ)

 

「ONUが数種類あって、そのうちの一つがランダムで届き、サポートによって対応が違う」という苦言の口コミです。

 

U.サポート重視の方はNURO光は不向き?

 

1.光回線で重視されるのは簡便性とサポート体制

 

光回線の選択に当たっては、自分に合った最適なネット環境構築に向けて、料金や回線スピード、回線エリア、スマホ割等等、いろんな角度に留意して選ぶことになります。

 

私の場合、高度なネット環境というよりは、ある程度の料金で簡単に利用できることが第一だったので、NURO光の経験を通じてサポート体制の信頼性が最も重要であると気付かされました。 

 

従って、光回線を選ぶ際の留意点には速度や料金等を中心に検討しがちですが、何らかの問題が生じた時に親身になって対応してくれるサポート体制に信頼が持てることが第一です。

 

2.親身のサポート重視の方にはNURO光は不向き

 

NURO光は、高度のインターネット環境を安い料金で構築したい方には最適な光回線と言えます。 

 

しかし、インターネット環境がさほど高度でなくても良い、料金も長期使用であればほどほどで良い、かつ、光回線やネット関係にさほど堪能でないと言う方にとっては、工事回数が多くその都度立ち会いが必要であり、開設までに時間がかかること、また、不慣れな者に必要な親身なサポートが期待しづらいNURO光は不向きと思えます。  

 

光回線事業者 申込み窓口 申込みバナー

ドコモ光

GMOインターネットグループ
SoftBank 光 ヤフー
auひかり GMOインターネットグループ

 

V.最後に

 

光回線の選択は、料金や回線速度、スマホ割等などの比較検討が必要ですが、速度や料金がある程度で良い人にとっては、開設の簡便性と問題が生じた時に親身になってくれるサポート体制に信頼が持てることが第一です。 

 

このため、多忙な人や不慣れな人にはNURO光は不向きではないでしょうか? 

 

参考になれば何よりです。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーー 完 ーーーーーーー

 

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2022年01月17日

ADSLと光回線の工事内容、モデム・ONU等機器、機能性等の違い

「ADSL」から「光回線」へ乗り換えると、何がどう変わるの? 

光回線の工事って?「ONU」は、モデムやルーターと違うの? 

 

2024年3月末のヤフー終了で使えなくなる「ADSL」から、「光回線」への切り替えを考える場合、「ADSL」と「光回線」の主な違い、設置機器がどのように変わり、ネット環境がどのようになるか等を予め知っておけば、安心して進められますよね。 ご参考になれば幸いです。

 

 

 

T.「ADSL」と「光回線」のネット環境の違い

 

1.インターネット環境を整えるには

 

「ADSL」をご使用であればご存知のように、パソコンやゲーム機器などをご家庭で楽しむには、インターネット環境が必要です。 

 

基本的なインターネットの流れは、次の様なイメージ(パナソニック提供)となります。

キャプチャインターネット環境.PNG

1)インターネット環境を整えるための構成(工程)

 

インターネット環境には次の3つの構成が必要です。

@外部のインターネットに繋がる為の通信回線の確保 

Aその通信回線のアナログ信号や光信号などをパソコンなどが読み込めるデジタル信号に変換する変換機の設置 

➂各種パソコンなどのコンピューター機器がインターネットを同時に利用できるようにするためのルーターの設置

 

2)通信回線には「有線方式」と「無線方式」がある

 

外部のインターネットと繋がる方法には、「有線方式」と「無線方式」があります。

 

◯1台でインターネット環境が整う無線方式は超便利!

 

無線方式には、据え置き型の「ホームルーター」と、持ち運びに便利でポケットにも入る携帯用の「モバイルルーター」があり、いずれも、A及び➂の工程も内包されています。

このため、工事不要で、電源を入れるだけで、すぐにインターネットが利用できます。 

 

しかし、たくさんのパソコンやインターネット機器を同時に使うには、通信速度や安定性等において限度があります。

 

従って、ご家庭で、たくさんのインタネット機器と接続して同時に使うには、やはり有線式が主体になります。

 

◯有線には、電話回線利用「ADSL」と光ケーブル利用「光回線」がある

 

有線方式は、主に、NTTなどの電話回線を利用した「ADSL」と、光ケーブルを利用した「光回線」があります。(他にケーブルテレビ回線があるが特殊用途なので割愛) 

 

有線方式は、いずれも、@〜➂の構成(工程)が必要!

 

回線名 @通信回線の確保手段 Aデジタル信号への変換機 ➂機器との接続
ADSL 電話回線 モデム ルーター
光回線 光ケーブル ONU ルーター

 

2.「ADSL」と「光回線」の構成(工程)の違い

 

1)通信の伝送方法が違う:ADSLは電話線、光回線は光ケーブルを利用

 

「ADSL」は、従来の電話回線(メタルケーブル)を利用してインターネット通信する方法で、電気信号を使って通信します。 

 

⇒電気信号は、物理的な距離で通信スピードに影響を受けます。

 

「光回線」は、全国に敷設された光回線(光ファイバーケーブル)による光信号を利用して通信します。 

 

光信号は、物理的な距離の影響はほとんど受けず、1Gbps〜10Gbpsの高速通信が可能。

2) 変換機が違う:ADSLはモデム、光回線はONU(光回線終端装置)を使う

 

それぞれの回線から送られてくるインターネット信号をパソコン等が読み取れるデジタル信号に変換する「変換機」が必要になります。

 

ADSLは、モデムが必要

 

ADSLは、電話回線などの「アナログ信号」を「デジタル信号」に変換したり、パソコンの「デジタル信号」を「アナログ信号」に変換してインターネット上で情報が交換できるようにする「モデム」という変換機が必要になります。

 

光回線は、「ONU」が必要

 

光回線は、光信号をデジタル信号に変換したり、パソコンのデジタル信号を光信号に変換してインターネット上で情報が交換できるようにする「ONU」(光回線終端装置)という変換機が必要になります。
(実際には
、「ONU」も、モデムと言っている場合がほとんどです。)

 

※参考:モデムやONUの入手方法は?ルーター機能は付いてる?

モデムやONUは、光回線事業者からレンタルするのが一般的。
モデムのレンタルは基本的に有料ですが、ONUは、無料でレンタルされます。
なお、大抵のモデムやONUには、ルーターが内蔵されています。
その場合は、ルーターは基本的には必要ありませんが、より高性能なルーターが欲しいときは、市販の製品を購入して接続して使うことができます。

 

3)両方とも「ルーター」が必要

 

両方とも、インターネット機器と繋ぐための「ルーター」が必要です。 

モデムもONUも、それだけでは、1台しかインターネット機器に繋げることができません。 

 

このため、家庭内でインターネット環境(複数のパソコンやインターネット機器が、独立したアドレス:Īpアドレスをもってインターネット通信が並行してできる環境)を創るためのツールとして、「ルーター」が必要になります。 

 

ルーターには、LANケーブルを繋ぐ穴と、無線Wi−Fiでつなぐアンテナがあります。

 

※参考:ルーターの形状?

ルーターの外観は、モデムと似ています。
ルーターには、ランプが並ぶ面とLANポート(LANケーブルの差込口)が複数並んでいます。 「WAN」と書いてある差込口はLANケーブルでモデムやONUと接続します。
なお、モデム及びONUに、ルーター(無線Wi−Fi含む)機能が内蔵されていれば、別にルーターを用意する必要はありません。

※参考:ルーターとハブは機能が異なります!

複数台の端末を繋ぐためのハブとルーターの機能は、全く異なります。
ハブは、単にLAN配線を分岐して増やす機能です。
ルーターのようにインターネットに接続するための機能はないので、モデムやONUに繋いでもインターネットにつながりません。
あくまでも、「ルーター」に繋げば、インターネットに接続できる端末の数を増やせる器具です。

 

3.「ADSL」と「光回線」の工事の進め方の違い

 

ADSLと光回線(初めての導入の場合)とでは工事内容及び工事の進め方は大きく異なります。

 

1)ADSL(電話共用タイプ)の工事

 

ADSL(電話共用タイプ) の工事は、既存の電話線を使うため、室内取り出し口(モジュラージャック)に変換機「モデム」を接続するだけで済みます。

 

業者に設置工事依頼する場合と自ら設置する場合がありますが、短時間で済みます。

 

2)光回線の工事

 

光回線工事は下図のような箇所となります。 

 

大抵は、1回の工事で済みますが、NURO光の場合は、「宅内工事」を先行実施し、後日「宅外工事」を行う2段階工事となります。 

 

なお、光回線工事は、原則家人の立ち会いが必要となるので、日程の調整は大切です。

 

【戸建ての工事個所】 キャプチャニューロ光工事がイラク図.PNG

 

◯工事の手順

 

<URO光を除く光回線の工事手順>

 

@光ケーブルを屋内に引き込み光用コンセント設置 

 

通常は、光ケーブルを、屋外電線から既存の電話線の配管を通して屋内に引き込み、光用コンセントを壁に設置する。(エアコンの配管などを使用する場合もあり) 

 

なお、ADSLからの乗り換えの場合は、ADSLの取り外しが必要で、光回線が開通すれば、ADSLの解約手続きとレンタル機器の返却が必要です。 

 

※光コンセントには、光アウトレットと光ローゼットの2種類があります。  

 

A光コンセントに回線終端装置「ONU」を接続して設置完了 

 

光コンセントに、光信号をデジタル信号に変換する回線終端装置「ONU」を接続し、工事業者が光回線チェックを行って工事完了となります。 

 

なお、「ONU」は、NTT系の光回線やNURO光の場合は工事業者が持ってきますが、KDDIは、工事日2日前までに送られてきます。 

 

◯インターネット立ち上げ 

 

工事が終われば、「ONU」のマニュアルに沿って、自分で「ONU」にパソコン等を接続してインターネットを立ち上げ、インターネット開設完了となります。

 

<NURO光の工事手順>

 

@工事業者So-netが「宅内工事」先行実施 

 

工事業者So-net(NURO光プロバイダ)が、外壁に光キャビネットを設置し、そこから光ケーブルを電話線配管を通して屋内に引き込み光コンセントを設置する。

 

そして、光コンセントにONUを接続し光回線チェックを行って工事完了となります。 

 

ANTT工事業者が行う「宅外工事」 

 

後日、NTT工事業者が「宅外工事」として、電線から外壁に設置した光キャビネットに接続して2回目の工事完了となります。 

 

◯インターネット立ち上げ 

 

工事が終われば、「ONU」のマニュアルに沿って、自分で「ONU」にパソコン等を接続してインターネットを立ち上げ、インターネット開設完了となります。

 

NURO光の工事は、2回に分けられるため、他の光回線に比べ工事日程が永くかかるとともに2回の立ち合いが必要になります。
従って、遠方の実家などに自分が設置の手伝いをする場合には、大きなデメリットになりかねないので注意が必要です。

 

U.「ADSL」と「光回線」の機能性比較

 

「ADSL」と「光回線」の機能性の主な違いは、次のようなものになります。

 

1.光回線の方が圧倒的に通信速度が優る!

 

ADSLの最大速度は下り50Mbps、上り12Mbps程度に対し、光回線は、下り上りとも1Gbps(=1,000Mbps)が主流で、距離の影響を受けない光回線は高速通信が可能。

 

2.光回線の方が、通信の安定性が高い

 

ADSLで使われる電話回線は、電話回線として利用されているためノイズ等でインターネット通信に影響が出やすい面がある。

 

一方、光回線はノイズの影響を受けずインターネット通信が安定的に使える。

 

3.ADSLにNTT電話固定費を含めると通信費に大差なし

 

毎月の通信費は、NTTの固定回線費用を除いて月額2,000円程度で利用できるのに対し、光回線は5千円程度かかる。 

 

但し、ADSL の場合、NTTの固定回線費用2千円程度かかるため、合算すると大差はないといえます。

 

4.光回線に「スマホセット割特典」が享受できれば通信費節減に効果大

 

大抵の光回線には、特定のスマホユーザーに「スマホセット割」が適用されます。従って、セット割が効く光回線を利用すれば通信費節減に繋げます。

 

V.最後に

 

まだADSLから光回線への乗り換えがお済でない場合は、光回線への早期の乗り換えをおすすめします。 

 

ADSLと光回線の仕組みは、大差なく、工事も、NURO光は少し手間がかかりますが、他は簡単です。 

 

インターネット環境が数段良くなり、月額コストも大差なく、スマホセット割が活用できれば通信費の節減効果も得られます。 

 

また、光回線であれば、現代の固定電話の電話番号及び電話機がそのまま使えます。 

 

是非、早く光回線への切り替えに踏み切られることをおすすめします。 

 

なお、光回線の選び方等については、下記記事をご参考に願います。

◯「自宅に最適な光回線の選び方とお得な乗り換え・申し込み方法
◯「あなたに合った「ホームルーター」の上手な選び方とおすすめ代理店
◯「ADSL乗換え|WiMAXおすすめプロバイダは【GMOとくとくBB】

 

 

  最後までお読み頂きありがとうございました。  

ーーーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーーーーー

【光り回線の選び方とおすすめ回線

 

1.「スマホスマホセット割重視で選ぶ」おすすめ7社

 

料金重視で考えるならば、まずは、「セット割」を狙うのがオススメです。 

 

セット割のメリットは大きく、特に、家族でスマホを複数持たれている場合は、トータル通信費の大きな節減に繋がります 

 

携帯会社別にセット割が適用される光回線会社一覧 

 

携帯電話会社とセット割が適用できる光回線会社は、下表の通り20社近くあります。

 

携帯会社 光回線会社 地域 セット割制度内容
ドコモ携帯 ドコモ光 コラボ スマホ1台につき最大1,100円程度
Softbank携帯 Softbank光 コラボ スマホ1台につき最大1,100円程度
NURO光 ほぼ全国※1
au携帯 au光 ほぼ全国※2 スマホ1台につき最大1,100円程度
コミュファ光 東海
eoひかり 関西
MEGA EGG光 中国
Pikara光 四国
BBIQ光 九州
SO-net光 コラボ
ビッグローブ光 コラボ
@nifty光 コラボ
DTI光 コラボ
AsahiNet光 コラボ
OCNモバイル OCN光 コラボ 「OCNモバイルONE」200円割引
UQモバイル 上記複数光 コラボ 各光により区々

 

なお、au光とNURO光の全国配備状況は次の通りです。

 

 au光 全国(東海エリア、関西エリア、沖縄県を除く)
NURO光 北海道、関東エリア、東海エリア、関西エリア(和歌山県除く)、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県         

セット割適用を第一条件に、コストや速度、安定性、キャッシュバック等の特典などを勘案した「おすすめ回線」と「おすすめ申し込み窓口」をまとめると下記のようになります。

◯ドコモ携帯ユーザーなら「ドコモ光」一択 

 

ドコモスマホユーザーの方は、全国どこでお住いでも「ドコモ光」がおすすめです!

 

携帯会社 居住地区 光回線 おすすめ窓口
ドコモ 全国 ドコモ光 10ギガ対応のドコモ光はGMOとくとくBB

 

 

◯au携帯ユーザーなら居住地域の独自回線業者がおすすめ! 

 

auスマホユーザーの方は、光回線がの速度及び安定性がでコストも安い地域密着型がおすすめになります。

 

このことから 東海地域にお住いの場合はで、「コミュファ光」がおすすめです! 

 

関西地域にお住いの場合は、「eoひかり」がおすすめです! 

 

福井県及び沖縄県にお住いの場合は、「SO-net光」がおすすめです! 

 

なお、マンションは「au光」が対応可能なのでおすすめです! 

 

その他の北海道、東北、北陸、関東、四国、九州地域にお住いの場合は、「au光」がおすすめです!

 

携帯会社 居住地区 おすすめ光回線 おすすめ窓口
au 全国 その他 au光 【キャッシュバック還元中!】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン
東海 コミュファ光 【コミュファ光】
関西 eoひかり EO光
福井、沖縄 SO-net光 【So-net 光 (auひかり)】

 

 

◯Softbank携帯ユーザーなら「NURO光」か「Softbank光」がおすすめ 

 

Softbankスマホユーザーの方は、「NURO光」が利用できる場合は「NURO光」がおすすめです! 

 

北海道、関東、東海、和歌山を除く関西、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県にお住いの場合は、「NURO光」がおすすめ! 

 

東北、北陸、和歌山、四国、広島・岡山を除く中国、福岡・佐賀を除く九州、沖縄県のお住いの場合は、「Softbank光」がおすすめ!

 

携帯会社 居住地区 おすすめ光回線 おすすめ窓口
Softbank 全国 北海道 NURO光 NURO 光
関東、東海
関西(和歌山除く)
広島、岡山
福岡、佐賀
その他 Softbank光 SoftBank光キャンペーン

なお、「楽天モバイル」と「楽天ひかり」とのセット割制度はありません。 

また、格安スマホにもセット割が適用される光回線もありますが、割引が小額なので対象外としました。     

 

2.「通信速度重視で選ぶ」おすすめ回線 

 

今のお使いの光回線通信速度に不便を感じている場合や、家族で複数端末を同時にネット接続する機会が増え、回線が不安定になりやすいなどの場合は、通信速度を重視した選び方が必要です。 

 

回線の速度は、最大速度以上に実測値が重要 

 

光回線業者の示す最大速度はあくまで理論値で、実際はいろんな制約があり遅くなります。

 

NURO光以外の最大速度は殆ど1Gbpsですが、利用者の平均速度は業者によって大きく異なります。

 

  最大速度 実測値
NURO光 2Gbps 478Mbps
auひかり 1Gbps 375Mbps
ドコモ光 1Gbps 243Mbps
1Gbps 299Mbps
eo光 1Gbps 452Mbps
コミュファ光 1Gbps 474Mbps

 

 

  同じ光回線でもプロバイダによって実測値は変わる 

 

同じ光回線でも、プロバイダによって実測値が大きく変わります。 

 

ドコモ光では最大24社からプロバイダ選択が可能ですが、「GMOとくとくBB」の実測値は、347Mbpsでドコモ光全体の実測値を大きく上回っています。 

 

このため速度重視であればプロバイダも見て選ぶ必要があります。

光回線速度が速いのは
1位 「NURO 光」。
2位 「au光」や「光コラボ)」「地域密着型光」。

光コラボ」は、ユーザー数が圧倒的に多いため、同じ1Gbpsでも、「地域密着型光」「au光」よりは不安定になり易い。

⇓ 

速くて安定性のある順番は、「NURO 光」→「地域密着型光、au光」→「光コラボ」

⇓ 

@「NURO 光」が使える地域は「NURO 光」
A「地域密着型光」が使える地域は「その地域密着型光」
➂両方とも使えない地域は、「au光」「光コラボ」で速度重視のプロバイダを選ぶ。

 

以上から、お住いの地域でのおすすめ回線を地域別にしてみました。

⇓ 

◯速度重視なら「NURO光」か「地域密着型光」が優先 

 

なお、速度重視での地域ごとに利用可能な回線を選びだしているため、スマホのセット割は考慮していません。 

 

従って、スマホセット割との関係で最終判断される必要があります。

 

お住いの地域 おすすめ光回線 おすすめ窓口
北海道、関東エリア、東海エリア、広島県、岡山県、関西エリア (和歌山県除く)、福岡県、佐賀県  NURO光 NURO 光
和歌山県 EO光 EO光
広島県、岡山県を除く中国地域 MEGA EGG MEGA EGG
四国 Pikara光 Pikara光
福岡県、佐賀県を除く九州地域 BBIQ光 BBIQ光
東北、北陸、福井、 au光 【キャッシュバック還元中!】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン
上記以外の地域 ドコモ光 速いドコモ光なら【GMOとくとくBBのドコモ光】
 
ソネット光 ネットもスマホもお得!【So-net 光 (auひかり)】
ビッグローブ光 【ビッグローブ光】
@nifty光 @nifty光キャンペーン

なお、実際にご検討される場合は、お住いの住所をもってご確認願います。  

 

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