歩けど歩けど暑くなってきており、道行く人に駅を聞いてもなぜかバラバラの答えをするインド人。駅が、その辺に沢山あるのか?と思うほどであったが、リキシャに聞けば「乗れば教えてやる。」と、頭にくる事ばかりで、こっちも意地になって乗り物など乗るか!と歩き続けた。大通りを歩いていると道が渋滞しだし、歩行者の道は狭くなっていった。バテバテになっていた時に、後ろから「ガツッ!」とオートリキシャのミラーに右腕が当たった!イタッ!と大声を出してしまったが、運転手は何食わない顔をしているので「ふざけんじゃねー。」と英語で一番汚い言葉を発してしまったが、運転手は謝ろうともしない。引きずり降ろしてやろうか!と乗り込んでやったら、運転手も怯んだ様子で「近くまでなら乗せてあげるから許してくれ。」と言いだした。この辺で観光スポットがないか、そこまで乗せてくれ!と言ったら、近くにあるから乗せて行ってくれると言うので、これはラッキーだと思い、手に当たった時は痛く感じたけど、その瞬間だけだったので無料で乗せてくれるなら毎日当ててくれ!って感じだった。着いた所は、住宅街の中で「本当に観光スポットがあるのか?」と言う所だった。近所の子供達が遊んでいて、この周辺はどう見ても治安の良さそうな所ではなかった。何でも「ダーダハリ階段井戸」と言うらしく、結構アーメダバードでは有名みたいでリキシャから降りて見学する事にした。地下へと続く階段を降りて行くと欧米人観光客が数名いたので、本当に観光名所なんだなー。と思った。結構、奥深くまで掘ってあって何時造ったのか分からないが、遺跡のようにも見えた。夕方になってきていたので、段々と暗くなってきたので地下にいるのは危険だと感じて入口まで戻ってきた。入口には、さきほどのオートリキシャの運転手が待っていて、ホテルに帰るなら乗っていきな!と、また無料で乗せてもらえる事になった。さすがにそれは悪いと思ったので駅まで50ルピーは払うと説明したが、外人に交通事故をさせてしまって警察に言われたら何されるか分からないと思っていたのだろうか。見た事のある駅に着いたので、運転手に「ここで降ろしてくれ。」と告げて、無料で帰ってきてしまった。こんな日もあるんだなー。と思いながら、宿の近くのレストランでタンドリーチキンカレーを食べたが、さすがにカレーには飽きてしまい、このアーメダバードがカレーを食べるのが最後となった。
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