マイソールからパナジまでの電車移動は比較的に楽で、自分のベッドは3段の一番上だった。トイレ以外の用事がなければベッドに横になって寝そべっているだけでガイドブックや日本の小説を読んで時間を潰した。暑さだけには勝てずに外から入ってくる熱風のみが空調の役割をしていたが、インドだけに仕方ない。ガイドブックでパナジからゴアへの移動を見ていると、バスに乗ってビーチまで行かないといけないらしい。しかも、ビーチは何箇所かあって行先に寄っては高級リゾートに行ってしまうバスもあるので気を付けないといけなかった。とりあえず、間違えても修正は出来るだろうと思い「なんとかなる」で、この旅をしてきたから重くは受止めなかった。電車は一晩掛けてパナジに向かっていて、現地の12時頃に着く予定だったが13時になっても、未だ草原地帯を走っていた。ようやく街らしい所に入ったのは14時だった。街に入ると、すぐに電車は止まりパナジ駅に終着したのでバスターミナルを探した。バックパックを背負っていてターミナルを歩いているとバスの運転手らしき人が、アンジュナ・ビーチ行のバスは、こっちだよと教えてくれた。慣れているみたいで、大きいバックパックを持っている人間の行先は、アンジュナ・ビーチがメインのようだ。そこしかないと決めつけているかのように、手慣れた感じでバスに乗せられ、乗車5名ほどでアンジュナ・ビーチを目指した。
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