プリーを出発して、翌朝の早朝にマドラスに到着した。カルカッタと同じくらい大きい駅であり、駅を出たら早速リキシャやタクシーの客引きに捕まったが無視をして街へと歩き始めた。相変わらずの暑さであり、むしろプリーよりも暑かった。灼熱の太陽の下で歩いているのは辛いが、やはり体調が悪いのかフラフラしてきた。それでも頑張って歩いていたが、倒れそうなほどメマイがしてきたので、大きくて綺麗なホテルが近くにあったので入る事にした。汚い服装で入ったら追い出されるかもしれないほど、1流に近いホテルだったが、そのままレストランへと入った。特に何も言われずにレストランの席につかせてもらい、バナナシェイクを注文してクーラーが効いている所で休憩を取った。バナナシェイクが出てきて一気に飲み干したら元気が出てきた。どうやら熱射病にかかったみたいだ。1時間ほどレストランに滞在していたら歩けるようになったので、お金を払ってホテルを出た。外は35℃は軽くあるみたいで、そこから1キロほど歩いた所に安宿を発見したのでチェックインをして部屋で横になり、途中で買った水をガブ飲みして体力の回復を待つ事にした。南インドの初日から倒れる寸前までに至った事に不安も感じ、宿には日本人らしき人も見かけなかったので助けを求める事も困難だった。自分の部屋は角部屋だったのだが、窓の隙間からインド人が覗いていて話かけてきた。プライバシーもない宿にウンザリしたが、そのインド人は宿の人みたいで、自分の体調が悪いのを察したらしく、マンゴーとバナナを持ってきてくれていたのだ。その果物を受取り、お礼を言って食べてみたら、急に体調が回復してくるのが分かった。ビタミン不足だったのかな?とも思い、フロントに行って、そのインド人にお礼の言葉を伝えて、街へと繰り出した。
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