早朝にバガンに到着したが、まだ4時半。眠気と意外な事に肌寒く安宿のある町まで距離があった。偶然、ロバに荷台を引かせているオジサンに出くわして、ニャウンウーの町まで乗せてもらう事にした。もちろん有料だが数十円で行ってくれたので大変助かった。ロバに引かれて行く事、30分でニャウンウーに到着した。朝日が出てきて幾分寒さもなくなってきた。
オジサンは1軒の安宿の前で自分達を降ろしてくれたが、立派な宿で安宿とは思えなかった。中から店主が出てきて、1泊朝食付きで3ドルを提示してきたので泊まる事に決めた。早朝にも関わらず、チェックインをされてくれて部屋は綺麗でエアコン付。最高のバガンを楽しめそうで良かった。2時間ほど睡眠して朝食の時間になった。テラスでパン・コーヒー・フルーツと美味しく頂いた。宿から遺跡までは、どうやらバイクタクシーを使わないといけないらしいが、これはアンコール・ワットで体験したので承知の上の事だった。宿には、日本人男性が1人泊まっていたので情報も、その人から得る事が出来た。
その人はバガンに1週間ほど滞在しているらしく、遺跡は見尽くしたのでノンビリとニャウンウーの町で過ごしているらしいが、ほとんどやる事や行く所がないので飽きてきているようだった。ここは寒暖の差が激しくて日中は35℃以上になり、夜は15℃以下まで下がるらしく、夜は良く眠れるとの事だが、折角エアコンが付いている宿に泊まれたのに、勿体ない感じがした。ヤンゴンと違って田舎ではあるが停電が、ほとんどなく電力の供給はいいらしい。
宿の前にはバイクタクシーの兄ちゃん達が集まってきたので、早速交渉してバガンの遺跡に出かける事にした。
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