バンコクの夜な夜な遊びにも満喫した所で、どこかに移動したくなった。他の2人は、まだ遊び足りないみたいで自分はバックパッカーの島と言われているパンガン島に行く事に決めた。サムイ島など有名な所は嫌だったので、ディープな場所に行きたかった。
パンガン島は、日本人と欧米人が多くいて、ハーフムーン及びフルムーンパーティーが毎夜のように行われているらしいと聞いたので行きたくなった。早速、カオサン通りでチケットを買ってミャンマーのビザを受け取ったら行く予定にした。このまま南下してシンガポール、マレーシアのコースでもよかったのだが、その先がないのでパンガン島に行ったら、またバンコクに戻ってくると2人に告げた。日中35℃近くあるのに、カンボジアからそうだったのだが、シャワーが水しか出て来ない所ばかりに泊まっていて、最初の水を浴びるのはヒヤッとして身体が一瞬凍る思いをする。ほんの一瞬なのだが、それだけが嫌だった。でも汗をかいてシャワーを浴びないと気持ち悪いので仕方なかった。カオサン周辺を毎日歩いていると店や屋台によっては顔見知りになってきて、昼から焼鳥の屋台が出て1本30円だが大きいので、3本も食べるとお腹いっぱいになるので昼になるのが楽しみだった。それと、シンビールを買って宿で食べるのが最高の贅沢であった。宿にいたバックパッカーもチェンマイ、カンボジア、ミャンマー、帰国といなくなっては新顔が入ってくるので情報が新鮮で特に日本から来たばかりの人の情報は面白かった。後進国にいると日本の情報は入りにくい。楽しい時も終わりに近づきミャンマーのビザが発給されて、次の日の早朝にパンガン島へと向かう為にバスへと乗り込んだ。
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