カオサン通りの夜は昼とは違う顔を持っていた。夜はなんと言うか活気があり、エネルギーが放出されている感じだった。バンコク都市部全体が活気があるのだが、カオサンの活気は好きだった。カオサン通りはどちらかと言うと欧米向けのカフェが多いが一本裏の通りは日本人向け料理の店が多い。西森さんはカオサン通りに昔旅をした時に通った店があると言い、その店に行ってみた。確かに日本人バックパッカーが多くて女の子も多い。店のメニューは日本語もあるので分かりやすく、西森さんに任せてオーダーしてもらった。炒飯、肉と野菜の炒め物、トムヤムクンなど色々と出てきた。どれも日本人向けの味になっており美味しかった。3人でシェアして食べてるので、1人当たりの料金が200円ほどと安い。それにしてもカオサン通りの裏通りでも賑やかでネオンが多くて、カフェからの音楽が混じり合ってうるさいが、それがタイなのだ。夜ご飯を食べた後にカオサン通りでTシャツを買いに行き値切って3枚買ったが、もちろん旅の最中に着るのである。旅に出るとTシャツは、すぐに真っ黒になる。洗っても落ちない土砂の汚れで途中捨てるしかない。ここまで旅をしていると値切るのが当たり前になり慣れてくる。しかし、夜になっても暑さは変わらず、出店のカットされたパイナップルを買ってウィンドウショッピングを楽しんだ。タトューの店も多くあったり、偽の学生身分証も作れる。旅の思い出に1枚作ってみた。紙に生年月日、国籍、名前、在籍の学校名を記入して写真を撮る。ただそれだけで偽インターナショナルスチューデントカードの出来上がり☆学割のあるような所で使えるが、1回も使わずに終わった。日本人バックパッカーが多く見られるが、まだ旅を始めたばかりの人、かなり旅慣れている人、見た目で分かるようになっていた。
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