ホーチミンのファングラーオ通りは夜も賑やかで楽しい。治安も悪くなく、屋台やカフェの食べ物も日本人好みである。ファングラーオ通りから5分ほど歩いた所に、大きいレストランがあり繁盛していた。値段も安く、蟹など魚介類もメニューにある。ファングラーオ通り近くのバーに入った時に、日本語が少し出来る店員に教えてもらい、早速行ってみた。出てきた料理は、日本だと1万円はするだろうと思うほどの豪華さ!これで、2千円ほどだと1人あたり700円くらいだ。おまけにビアホイ付き。最高の贅沢な蟹料理、炒飯、牛肉の炒め物、海老のガーリック炒め、玉子スープ、ビアホイだ。どれも量が多いし最高の食事であった。食べ終わった後にバーに戻り、店員にお礼を言って宿に帰ろうとした時に、店員が女の子と話して飲みたいか?と聞いてきた。その話に、自分と西森さんは酔った勢いでキャバクラだと思い、行こう!とシクロに乗った。てっちゃんは宿に戻って手紙を書くと言って宿に戻った。シクロのオジさんは自転車を走らせ、自分達はホーチミンの夜の風が気持ちよく店へと向かった。20分経っても着かなくて苛立ってきた。しかも、街外れに来たので運転手に文句を言ったら、着いたと言う。そこは、ちょっとしたネオン街であったが、運転手は、この店がいいと言うので勧められるままに入ってみた。店に入ると女性店員が10人ほどいて客はいない。奥の部屋に通されると、女性店員が一斉にビールを1ケース、氷を大量に持ってきて、氷にビールを入れ始めた。その瞬間、ここはボッタクリの店と脳裏をよぎったので、西森さんに店を出ようと促した。2人店を出ると女性が騒いでいるので、シクロの運転手に違う店にするか、ファングラーオに帰せと言って、うるさい女性に100円ほど(ビール1本代金)を投げて帰ってきた。シクロの運転手も、知っていたのか自分達が怒っていたので、シクロの料金も100円で言いと言った。当たり前の話だ!バーに入り、店員に酷い所を紹介したな!もう、ここにも来ないと告げると、あっさりと分かりました。と言う。まぁ、グルでやっているような臭いがしたので、二度とバーには行かなかった。
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