ラオカイから電車でハノイに戻る時に、ラオカイ駅前で果物など食べ物を野外で売っている人達がいたので、食べ物を買って木の椅子の電車に乗り込んだ。ここから、8時間掛かるので過酷な移動となる。電車が走り出して4時間が過ぎた頃に、ベトナム人のオバちゃんが騒ぎ出した。どうやら、荷物を盗まれたらしい。自分達は荷物棚にチェーンをして南京錠をしていたので被害に合わなかったが、オバちゃんの荷物はトイレに行っている間に盗まれたようで、大泣きしていた。助けようにも盗まれてしまった物に関しては助けられない。警察も呼ぶ事なくオバちゃんは自分の駅で悲しく降りて行った。ハノイにようやく着いたと思ったら、夜中0時を過ぎていたがホアンキエム湖をグルっと周る形で安宿街に着いた。サパを出る前に泊まったホテルの前で足を止めたがシャッターが閉まっている。朝まで待つ事にしようとしたが、シャッターをノックしたら、従業員が小さい窓から外を覗いてくれて、自分達の顔を見ると歓迎して入れてくれた。部屋は1番上の階の3人部屋を与えてくれた。なんといい人達なんだ。こんな夜中に泊めてくれるなんて感謝感激だった。木の椅子で8時間、疲れた体をフカフカのベッドで寝れるのは嬉しかった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image