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2020年11月25日
グレタ・トゥンベリ・スウェーデンの若き環境活動家、生い立ちと活動、目的に突き進む健気な姿
グレタ・トゥンベリ・スウェーデンの若き環境活動家、生い立ちと活動、目的に突き進む健気な姿
トゥンベリさんは、2003年1月3日生まれで、母はオペラ歌手のマレーナ・エルンマン、父は俳優のスヴァンテ・トゥーンベリ。祖父は俳優で監督のオロフ・トゥーンベリという芸術性の高い有名人の家庭で生まれ育っている。
2018年11月、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害、場面緘黙症と診断されたという。そもそも、彼女が環境活動家になったきっかけは、彼女が8歳の時、気候変動の存在に気づき、各チャンネルのニュースで世界大戦並に報じてくれないことに疑問を抱いたからだと2018年11月24日、TEDxStockholmでの講演で語っている。
子どもの目がいかに純粋なのか、と感嘆する。小学生の頃の感性が一番その人を表しているのかも知れない。実感をこめてそう言える。
また、トゥンベリさんは気象学者になりたくて学校に行ってるわけではなく、科学には否定や無知、不作為だけが残っているためだとも。そして将来、まだ時間が残されていた2018年になぜ行動を起こさなかったかと自身の子供や孫に問われてしまう。「我々はルールに従っていては世界を変えられない。なぜならルールを変えなければ行けないからだ」。そう語ったそうだ。
トゥンベリさんは2019年9月23日に開かれた国連気候行動サミットに参加するため、温暖化ガスの排出量を抑えたヨットで英国をたち、15日間の航海を経て28日にニューヨークに到着。
1年前に、学校を休んで議会に積極的な気候変動対策を求める「学校ストライキ」を始め、そのストライキは、気候変動に対する関心の高い若者から賛同を受け世界中に拡大していた。
彼女の呼びかけはシンプルだ。
「地球温暖化が私たちの生存を脅かす重大な問題ならば、どうして私たちは行動しないのでしょう」
BBCによると、始まりはスウェーデンで総選挙が迫っていた2018年8月。グレタさんは、「気候のためのスクールストライキ」というプラカードを掲げて、ストックホルムの国会議事堂の前で座り込んだ。ストライキは総選挙までの2週間、毎日続いた。その後も、毎週金曜日には学校を休んで、座り込みを続けている。彼女の行動はまたたく間に世界中に広がり、地球温暖化対策を求める大規模な抗議運動へと発展した。
「#FridayForFuture 」というハッシュタグと共に、欧米を中心に多くの若者が運動に参加し、その様子をSNSで発信している。グレタさんは12月には、ポーランドで開かれた会議COP24(通称:国連気候会議)、2019年1月にはダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)で演説した。
トゥンベリさんは、これまで温暖化ガスの排出量が多い飛行機の利用を避け、欧州内を中心に活動。
それまでの地球温暖化対策を訴える行動が評価され、2018年3月にはノーベル平和賞にノミネートもされた。
グレタさんは、アスペルガー症候群と強迫性障害、選択的無言症であることを公表し、Twitterのプロフィールは「16歳のアスペルガーの環境活動家」だ。アスペルガー症候群とは、知的障害を伴わない自閉症のことと言われている。
しかし、グレタさんは言う。「アスペルガーは病気ではなく、1つの才能。アスペルガーでなかったら、こうして立ち上がることはなかったでしょう」。
私のようなアスペルガーの人間にとっては、ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです。私たちは嘘をつくのがあまり上手ではありません。私にとってこれ(地球温暖化)は白か黒かの問題です。生き残りの問題となればグレーな部分はありません。
国連総会で、わたしはここにいるべきではない。海の向こうの学校へ行くべきなのに、から始まったスピーチ。
エコシステム全体が崩壊しています。大量絶滅の始まりです。
なのに、あなたが話しているのはお金と永遠の経済成長のおとぎ話だけです。
必要な政治や解決策がまだどこにも見えていないのに、あなたは十分にやっていると言って、目をそらし続けています。
こういう批判は、若者に与えられた特権であるし、一般市民が政治に対して行うべき必要最低限のものでもあると思う。加えて彼女が素晴らしいと思うのは、具体的な数値をしっかり勉強しているということ。それが、誰に与えられた情報であれ、どこで得た数値であれ、そして、科学的根拠がどうの、或いは、もしかして、温暖化の真の原因はそこにないのだとしても、それに寄って明確な危機感を抱くに値する証拠である。
10年で排出量を半分に削減するという一般的な考え方では、1.5度未満にとどまる確率は50%であり、人間の制御を超えた不可逆的な連鎖反応を引き起こすリスクがあります。
50%は許容範囲です。
しかし、これらの数値には、ほとんどのフィードバックループ、有毒な大気汚染によって隠された追加の温暖化、平等と気候正義の側面が含まれていません。
つまり、50%は受け入れられません。
世界の気温が1.5度以下にとどまる可能性を67%確保するために、IPCCによって与えられた最高の確率は、2018年1月1日に世界が420GtのCO2を排出する余地があったことです。 今日、その数字はすでに350Gt未満にまで下がっています。
今日、これらの数値に沿った解決策や計画はありません。
これらの数字はあまりにも不快であり、あなたはそれがそうであるようにそれを伝えるのにまだ十分に成熟していないからです。
あなたは、わたし達を失望させています。若者たちはあなたの裏切りを理解し始めています。未来の子ども達の目はあなたを見ています。
そして、もしあなたがわたし達を失望させる道を選ぶなら、わたし達は決してあなたを許しません。
もはやこの問題から逃げることは出来ません。
まさに今、ここがスタート地点です。
世界は目覚めました。
好むと好まざるとに関わらず変化はやってきます。
声が綺麗に透き通っていて、ときに感極まって声を震わせていたが、終始、冷静に周囲を見渡し、訴えかけるように身を乗り出して彼女は演説を続けていた。
拍手や声援に支えられ、彼女は用意した言葉、メッセージを伝えきったように見えた。
若い故にまっすぐで、公言している彼女の特徴として「会話で、冗談や比喩・皮肉が分からない」ため、「親しい友人関係を築けない」ゆえに「学校や職場、そしていじめとの終わりなき闘いです」とfacebookで語っているそうだ。
「発達障害なんてこの世に存在しません」と内海聡医師がおっしゃっている。
「そもそも「発達障害」なんて病名は、精神科医が思いつきで作ったものです。賢い、知能を蓄積している最中の子どもの頭におクスリ放り込んで台無しにするために。科学的根拠のない、いいかげんな、だれでもあてはまるADHDや発達障害のチェックリストによって大人たちに「診断」され「病名」をつけられた子どもたちは、どれほど傷ついているのでしょう。そして、お決まりのパターンですが薬によって、本物の「精神障害者」ができあがるのです。」
トゥンベリさんは、2003年1月3日生まれで、母はオペラ歌手のマレーナ・エルンマン、父は俳優のスヴァンテ・トゥーンベリ。祖父は俳優で監督のオロフ・トゥーンベリという芸術性の高い有名人の家庭で生まれ育っている。
2018年11月、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害、場面緘黙症と診断されたという。そもそも、彼女が環境活動家になったきっかけは、彼女が8歳の時、気候変動の存在に気づき、各チャンネルのニュースで世界大戦並に報じてくれないことに疑問を抱いたからだと2018年11月24日、TEDxStockholmでの講演で語っている。
子どもの目がいかに純粋なのか、と感嘆する。小学生の頃の感性が一番その人を表しているのかも知れない。実感をこめてそう言える。
また、トゥンベリさんは気象学者になりたくて学校に行ってるわけではなく、科学には否定や無知、不作為だけが残っているためだとも。そして将来、まだ時間が残されていた2018年になぜ行動を起こさなかったかと自身の子供や孫に問われてしまう。「我々はルールに従っていては世界を変えられない。なぜならルールを変えなければ行けないからだ」。そう語ったそうだ。
トゥンベリさんは2019年9月23日に開かれた国連気候行動サミットに参加するため、温暖化ガスの排出量を抑えたヨットで英国をたち、15日間の航海を経て28日にニューヨークに到着。
1年前に、学校を休んで議会に積極的な気候変動対策を求める「学校ストライキ」を始め、そのストライキは、気候変動に対する関心の高い若者から賛同を受け世界中に拡大していた。
彼女の呼びかけはシンプルだ。
「地球温暖化が私たちの生存を脅かす重大な問題ならば、どうして私たちは行動しないのでしょう」
BBCによると、始まりはスウェーデンで総選挙が迫っていた2018年8月。グレタさんは、「気候のためのスクールストライキ」というプラカードを掲げて、ストックホルムの国会議事堂の前で座り込んだ。ストライキは総選挙までの2週間、毎日続いた。その後も、毎週金曜日には学校を休んで、座り込みを続けている。彼女の行動はまたたく間に世界中に広がり、地球温暖化対策を求める大規模な抗議運動へと発展した。
「#FridayForFuture 」というハッシュタグと共に、欧米を中心に多くの若者が運動に参加し、その様子をSNSで発信している。グレタさんは12月には、ポーランドで開かれた会議COP24(通称:国連気候会議)、2019年1月にはダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)で演説した。
トゥンベリさんは、これまで温暖化ガスの排出量が多い飛行機の利用を避け、欧州内を中心に活動。
それまでの地球温暖化対策を訴える行動が評価され、2018年3月にはノーベル平和賞にノミネートもされた。
グレタさんは、アスペルガー症候群と強迫性障害、選択的無言症であることを公表し、Twitterのプロフィールは「16歳のアスペルガーの環境活動家」だ。アスペルガー症候群とは、知的障害を伴わない自閉症のことと言われている。
しかし、グレタさんは言う。「アスペルガーは病気ではなく、1つの才能。アスペルガーでなかったら、こうして立ち上がることはなかったでしょう」。
私のようなアスペルガーの人間にとっては、ほとんど全てのことが白黒どちらかなのです。私たちは嘘をつくのがあまり上手ではありません。私にとってこれ(地球温暖化)は白か黒かの問題です。生き残りの問題となればグレーな部分はありません。
国連総会で、わたしはここにいるべきではない。海の向こうの学校へ行くべきなのに、から始まったスピーチ。
エコシステム全体が崩壊しています。大量絶滅の始まりです。
なのに、あなたが話しているのはお金と永遠の経済成長のおとぎ話だけです。
必要な政治や解決策がまだどこにも見えていないのに、あなたは十分にやっていると言って、目をそらし続けています。
こういう批判は、若者に与えられた特権であるし、一般市民が政治に対して行うべき必要最低限のものでもあると思う。加えて彼女が素晴らしいと思うのは、具体的な数値をしっかり勉強しているということ。それが、誰に与えられた情報であれ、どこで得た数値であれ、そして、科学的根拠がどうの、或いは、もしかして、温暖化の真の原因はそこにないのだとしても、それに寄って明確な危機感を抱くに値する証拠である。
10年で排出量を半分に削減するという一般的な考え方では、1.5度未満にとどまる確率は50%であり、人間の制御を超えた不可逆的な連鎖反応を引き起こすリスクがあります。
50%は許容範囲です。
しかし、これらの数値には、ほとんどのフィードバックループ、有毒な大気汚染によって隠された追加の温暖化、平等と気候正義の側面が含まれていません。
つまり、50%は受け入れられません。
世界の気温が1.5度以下にとどまる可能性を67%確保するために、IPCCによって与えられた最高の確率は、2018年1月1日に世界が420GtのCO2を排出する余地があったことです。 今日、その数字はすでに350Gt未満にまで下がっています。
今日、これらの数値に沿った解決策や計画はありません。
これらの数字はあまりにも不快であり、あなたはそれがそうであるようにそれを伝えるのにまだ十分に成熟していないからです。
あなたは、わたし達を失望させています。若者たちはあなたの裏切りを理解し始めています。未来の子ども達の目はあなたを見ています。
そして、もしあなたがわたし達を失望させる道を選ぶなら、わたし達は決してあなたを許しません。
もはやこの問題から逃げることは出来ません。
まさに今、ここがスタート地点です。
世界は目覚めました。
好むと好まざるとに関わらず変化はやってきます。
声が綺麗に透き通っていて、ときに感極まって声を震わせていたが、終始、冷静に周囲を見渡し、訴えかけるように身を乗り出して彼女は演説を続けていた。
拍手や声援に支えられ、彼女は用意した言葉、メッセージを伝えきったように見えた。
若い故にまっすぐで、公言している彼女の特徴として「会話で、冗談や比喩・皮肉が分からない」ため、「親しい友人関係を築けない」ゆえに「学校や職場、そしていじめとの終わりなき闘いです」とfacebookで語っているそうだ。
「発達障害なんてこの世に存在しません」と内海聡医師がおっしゃっている。
「そもそも「発達障害」なんて病名は、精神科医が思いつきで作ったものです。賢い、知能を蓄積している最中の子どもの頭におクスリ放り込んで台無しにするために。科学的根拠のない、いいかげんな、だれでもあてはまるADHDや発達障害のチェックリストによって大人たちに「診断」され「病名」をつけられた子どもたちは、どれほど傷ついているのでしょう。そして、お決まりのパターンですが薬によって、本物の「精神障害者」ができあがるのです。」