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2020年12月23日

発達障害というマーケティング。精神疾患は製薬会社と精神科医に寄って作り出された。

発達障害というマーケティング。精神疾患は製薬会社と精神科医に寄って作り出された。

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 市民の人権擁護の会日本支部 世話役 小倉謙氏が警鐘。
 ※米国ロサンゼルスに本部を置く非営利の精神保健監視団体である「市民の人権擁護の会の日本支部(CCHR Japan)の世話役。

 ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、アスペルガー、自閉症などを総称して発達障害といいます。発達障害者支援法という法律がありますが、その第2条で発達障害を以下のように定義しています。

 第二条 この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。

 法律では発達障害は「脳機能の障害」としています。そして多くの人々が発達障害のみならず、うつ病、統合失調症などの精神疾患全般は「脳機能の障害」によって起きていると思っています。精神医学界もそのように主張し、それを医学的に解決するためにという大宣伝をしています。

 まさに、ここが大きな「ワナ」なのです。
 そうおっしゃるのは小倉氏。

 精神医学には普遍性、客観性というものがない。発達障害も名前だけが存在し、そのレッテルを貼ることができる特権を持っている精神科医たちが、自分たちの勝手な解釈と都合で診断をして、麻薬同等品である精神薬を処方し子どもたちをクスリ漬けにしているということです。

 現在、症状と原因の関係についてはまだまだ多くの人が勘違いしています。

例えば「ストレス社会で精神疾患が増えたから、それに従って精神科が増えたのだ」。

 しかし、正しくは

1.精神医療産業が偽りの需要を作り上げた(マッチポンプ)

2.デタラメ精神科医が増えたから患者が増えた(患者を治さない、健康な人を本物の病人にする)というのが実態でしょう。


 たとえば、うつ病患者が増えたから抗うつ薬の売り上げが急増したのではありません。

1.新規の抗うつ薬の販売認可が下りたから、それに伴って患者を増やすマーケティングが行われた。

2.いつまでも患者を卒業させず、長期に大量の向精神薬を服用する優良顧客にしている。

 大村市には大村共立病院という精神病院がありますが、ここを経営するカメリアグループの副理事長の宮田雄吾医師は、ここ10年くらい教師や教育委員会、カウンセラー、保健師、親などを対象に全国で講演を行っていました。彼の講演会の資料を拝見しますと、実に巧妙に 「精神科へ行くことに同意させるか…」 ということが述べられています。


 宮田雄吾医師の最も大きな”功績“は『そら耳がきこえた日』という児童向けの絵本でしょう。

 これは「こういう症状が現れたら、精神病かもしれないよ。もし、こうしたことが起きたら安心してすぐに精神科に行きましょうね。今では良いお薬があってちゃんと治るからね」というメッセージが込められています。

 そしてキワメつけが「睡眠導入剤や抗精神病薬の多量服薬など、恐れるに足らず」。

 是非、この言葉を救急救命の現場で懸命に働いている医者の目の前で同じセリフを述べて欲しいものです。

 同じ話を佐藤光展氏の著書『精神医療ダークサイド』でも目にした。

「精神科が原因の自殺がある。自覚すべきだ」

 2013年5月、福岡市で開かれた第109回日本精神神経学会学術総会のシンポジウムで、北里大学病院救命救急センター医師の上條吉人さんが壇上でおっしゃったそうだ。福岡国際会場メインホールを埋めた精神科医たちは、厳しい指摘をどう受け止めたのだろうか。

 相模原市で三次救急を担い、24時間体制で重篤な患者に対応する北里大学病院救命救急センターでは、運び込まれる人の10〜15%が自殺企図および自傷行為の患者で、このうち半数(全体の5〜7%)を処方薬の過量服薬者が占めている。救急医の奮闘を尻目に過量服薬者を次々と生み出し、処方内容などを問い合わせたくても夜間や土日には電話もつながらない精神科医たちに対し、救急医の怒りは治まらない、という。

 小倉氏も続けておっしゃる。宮田氏が「はるかに副作用も少なくなっている」とされている抗精神病薬ですが、最も最近承認された抗精神病薬「ゼプリオン」などは発売開始後から半年で32名が死亡していて、その後の3年で100名以上亡くなっています。そして、吐き捨てるようにこう続く。この精神科医にとっては、これしきのことは恐れるに足りないことのようです。そんな精神科医たちが学校を巡り「発達障害児狩り」を始めるのです。と。

 うつ病キャンペーンは、20〜40代の働き盛りの人々を働けなくさせて障害者にしてきました。障害者作りと言っても過言ではありません。

 重要なのは、発達障害と言われている子どもを、まずはありのままに理解しようとする姿勢です。

「うちの子、発達障害なんです〜」「私は子どもを理解しようと頑張っている」等という親。

「私のクラスには発達障害で手の付けられない子が3人も居て…」という教師。

 結局、権威者や専門家(児童精神科医など)の基準に照らしてわが子を評価しているのです。

 親も先生もそして社会も「発達障害という存在しない化け物」と向き合わされるようになっていき、どんどん消耗していきます。

 そもそも、発達障害と言われる振る舞いに至る原因は様々です。

 なのに、その原因を無視して、振る舞い(結果)だけをフラットしにしようとして、麻薬同然のクスリを投与しても決して問題は解決しません。

 発達障害と呼ばれている振る舞いの原因となり得る要素を挙げておきます。

・ 先天的な問題(胎児期や出産時に於ける問題)
・ 栄養失調(栄養の偏重)・ 現在またはかつて摂取した薬品による影響
・ 農薬や添加物など有害な化学物質による影響・ 電磁波、放射能、有害な波長の音波などの影響
・ 両親の不仲・ 親や近しい人の悪事や失敗を知っているが言えない
・ 親や保護者からの愛情不足、放任、無視、虐待、過干渉など
・ 子どもからもたらされるヘルプが拒絶されている・ 「おとなしくテレビでも見てなさい」
・ 無視、いじめ、パワハラ、セクハラなどの脅威に感じる人間関係
・ 個人の目標や目的を無視した教育(?)の押し付け
・ 本人がやってはいけないことをしてしまった・ 本人がやるべきことをやらなかった
・ アレルギー・ その他の身体的疾患(貧血、低血糖症、甲状腺障害など)
・ 歯並びが悪い・ 筋肉や骨格の発育不良
・ 不安に思う(安堵感を奪われる)出来事に遭遇した


 つまり、精神科医の出番などありません。

 内海聡医師もこのようにおっしゃっております。

「心療内科や精神科にかかっている患者の病名や、病気であるということそのものがウソっぱちです。たとえば不安や強迫の普遍性について。これらの反応というのはむしろ人間として自然なことです。予想不能な出来事が起きればパニックを起こして当たり前ですし、不安を感じるのも当たり前です。
うつはあってもうつ病は存在しない―この意味をあなたがどこまで理解できるかで、あなたのうつがよくなるかどうかが分かれてくる、という皮肉が成立するのです。」










2020年12月02日

精神科が原因の自殺。抗精神病薬の副作用という死。

精神科が原因の自殺。抗精神病薬の副作用という死。

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 2009年春、四国地方の児童養護施設。面会に行った精神科医は、2人のあまりの変わりように愕然とした、から始まる記述が〜『精神医療ダークサイド』佐藤光展 著 講談社現代新書〜にあり、読んでいるこちらも衝撃を受けた。

 中学2年の兄はよだれを垂らし、小学6年の弟は失禁でズボンを濡らしていた。その子ども達の母親は精神疾患の悪化で入院していた。兄弟はほかに身寄りがなく、一時的に預けられたのがこの施設だった。母親が退院するまで、母親を長く診てきたクリニックの精神科医が、施設を定期的に訪問する役を引き受けていた。

「どんな薬を飲まされたんだ。色は。形は」

 近くにいた職員に詳細を尋ねても「個人情報なので」の一点張り。その場で携帯電話を取り出し、この施設が提携する精神科病院に問い合わせたが、身分を明かしても担当医にはつながらなかった。

 だが、副作用の出方で薬の見当はついた。「抗精神病薬。2人は鎮静させられたんだ」

 抗精神病薬は、主に統合失調症の幻聴や妄想を抑える目的で使われる。適量の服用で効果を発揮するが、過剰に投与したり、この病気でない人が服用したりすると、過度の鎮静や筋肉の硬直、認知機能の低下など、重い副作用が現れやすい。健康な人が服用すると、少量でも動けなくなるほど鎮静作用が強い薬なんだそうだ。

 こちらとしては、小説の悪役に登場していただくためには恰好のネタになるわ、って感じで読み進めた。精神医療は、薬物中毒と虐待に次ぐ社会のダークサイドだ。(ドラッグと精神薬って成分は同じだというしな)

 精神科医でも、良心的な…というか、ここに登場する先生のようにヒトとしてマトモな医師もいる。それでも、精神疾患などない、という視点に立てば精神医療は根底から間違っていることになるのだが、カウンセラーや臨床心理士という方々がいらっしゃる限り、全面的には精神医療を否定はしない。鍼灸師にしても、経営を考えて施術していたとしても、予防医学の軸がブレない限りはマトモな部類だと信じている。

 結局、何故、この養護施設で精神薬などが処方されるに至ったのかというと。

 兄弟は、この施設に入って寝付きが悪くなった。母親と突然引き離され、見知らぬ施設に入ったのだから無理もないが、深夜も落ち着かず動き回り、職員を困らせた。年長の子どもからは露骨ないじめを受け、兄弟は理不尽な暴力に反撃し、その結果、精神科病院に連れて行かれ、そして薬が処方されたのだという。

 人手不足が災いしているのか、愛情の欠落か、無知の成せる業なのか。これが、児童養護施設の実態。これが精神医療の実情なのかと唖然としてしまう。

 もう一つ。

「精神科が原因の自殺がある。自覚すべきだ」

 2013年5月、福岡市で開かれた第109回日本精神神経学会学術総会のシンポジウムで、北里大学病院救命救急センター医師の上條吉人さんが語気を強めた。福岡国際会場メインホールを埋めた精神科医たちは、厳しい指摘をどう受け止めたのだろうか。

 相模原市で三次救急を担い、24時間体制で重篤な患者に対応する北里大学病院救命救急センターでは、運び込まれる人の10〜15%が自殺企図および自傷行為の患者で、このうち半数(全体の5〜7%)を処方薬の過量服薬者が占めている。救急医の奮闘を尻目に過量服薬者を次々と生み出し、処方内容などを問い合わせたくても夜間や土日には電話もつながらない精神科医たちに対し、救急医の怒りは治まらない。

 上條さんは、このシンポジウムで二つの事例を取り上げた。1例目は、心臓に影響が出る恐れがある三環系抗うつ剤を大量に飲み、深刻な不整脈を起こした患者で、迅速な救命措置で命は助かったものの、瀬戸際だった。「この患者はうつ病の診断を受け、三環系抗うつ薬が30日分、3g処方されていた。この薬の致死量は体重の1kgあたり20mg。体重50kgだと1gで死ぬ量に達する。致死量をはるかに超える薬が1回の処方で出ていたことになる」と上條さんは指摘した。

 2例目は20代の女性で、うつ病の診断で大量に処方されたバルビツール酸系の睡眠薬を56錠飲み、低酸素脳症で死亡した。バルビツール酸系は、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が登場するまで盛んに用いられた薬で、依存性も副作用も強い。女性が飲んだ薬の致死量は40錠だった。

 大量服薬する患者の多くは処方薬依存・乱用の状態で、複数の医療機関を回って薬を入手している。医療につながりすぎるほどつながっているのに、医師たちはだれも乱用に気付かず(あるいは指摘せず)、まるで乱用の手助けをするかのように依存性の高い薬を長期処方しているのだ。

 さらにもう一つ。

 医師に診断されたうつ病が鍼治療で消えた、という事実もある。
 いやいやいや、本当にそう書かれてたんだって!

 2006年、東京に住む当時50代の女性会社員のタカコさん(仮名)は、精神科クリニックで「うつ病」と診断された。几帳面な性格が管理職になって強まり、部下の仕事に細かく口を挟んだ結果、職場で孤立して落ち込んだ。同世代の男性に負けまいと若い頃から仕事一筋でやってきたのに、人が変わったように何も手につかなくなった。

 薬物治療を続けたが仕事への意欲は戻らず、抗うつ剤のほかに抗不安剤、抗精神病薬などが追加されていった。定年退職まで欠勤を繰り返した。

 2008年のある朝、頭が前に傾いたまま上がらなくなった。整形外科で検査を受けたが骨や筋肉に異常はなく、整形外科医は、「精神科の薬の影響」と判断した。(これは、精神科の多剤大量投与された人が起こしている典型的な斜頚らしい。)

 だが、その時点まで2年近く薬を飲み続けていたタカコさんは「薬を減らすとうつがもっとひどくなるのではないか」と不安で減薬に踏み切れなかった。悩みを知人に打ち明けると「首の筋肉を鍼灸でほぐしたら楽になるのでは」と勧められ、東京都杉並区の鍼灸院に行った。背中のツボに灸を施し、首などに浅く鍼を刺す治療を受けた。

 数回通うと頭が上がるようになった。(他の症例では、斜頚は結局治っていない。やはり早い段階で鍼灸治療を受けると治るのだ!)以後も「ほかでは得られない心身の心地良さ」にひかれて定期的に通ううちに、自信や気力がよみがえってきた。周囲の勧めで適度な運動を始め、それで気分転換ができるようになると、薬に頼る気持ちが薄らいだ。少しずつ減薬を進めて新たな職を得た。以前よりも心に余裕ができたことで職場の同僚に気を配れるようになり、良好な職場環境で仕事が楽しくなった。(これがすべての答えだ。病は生き方を見直すためのもの)

 タカコさんの「うつ病」は鍼灸で治ったのだろうか。元共同通信記者で鍼灸ジャーナリストの松田博公さんは「鍼灸には全身状態を整えて心身をリラックスさせる効果はありますが、精神疾患は治せない」と断言する。(おいおいおい! アメリカで臨床をしている松本岐子先生はちゃんとうつ病を治してるぞ!)だが、「最近は心の不調をすぐに病気にしてしまう安易な診断が増えたためか、鍼灸で改善する『うつ病』が目立っている」という。

 抗うつ剤では改善しないのに、鍼灸で回復する「うつ病」は本当に病気なのだろうか。安易な診断と投薬が、落ち込んだ人に過剰な病者意識を植え付け、かえって不調や服薬を長引かせているのではないか。と結ばれている。

 最後に。
 2011年秋、東京の40代の男性がまるで高齢者のような言葉を口にしたのだ。

「最近また友達を失いました。心臓発作による突然死です。同世代の友人が4人、5人と亡くなっていく」

 彼は20代で統合失調症を診断され、多剤大量投薬に苦しんだ経験がある。だが病院を変え、抗精神病薬を1種類にしてから症状が落ち着き、会社勤めができるまでに回復した。

 亡くなった彼の友人たちは、死に至る病を抱えていたわけではない。統合失調症と診断され、治療を受けていただけだ。ただ、亡くなる直前まで大量の抗精神病薬を服用していたという共通点があった。

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2020年12月01日

依存から始まる心の不調。発達障害という病名が生み出す本当の病。

依存から始まる心の不調。発達障害という病名が生み出す本当の病。

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 断薬後にずっと長く続く不調の原因は『心の病の延長』です。そもそも心の病というものは、『病気』ではありません。
 と語るのは、家庭問題・心理・断薬カウンセラー工藤史惠さんです。

 工藤さんがカウンセラーとして関わってらっしゃる相談は、『断薬のご相談』『断薬のアドバイス』ということになっているが、実は一番多い内容は、「断薬したい」という相談ではなく、『すでに断薬は果たしている。でもしばらく経っても体調がなかなか戻らない』という相談なのだとか。
つまり、精神病院に行くほどの心の病になってしまった問題の根本的解決ができていないので、そこから脱することができないということ。


 誤解して欲しくないのは、その人に出ている症状を否定しているのではなく、症状とは出る必要があるから出ているものであり、病気だから出ているものではないという理解が必要。


 自分が分かっている心理のもっともっと奥深く、深層心理の部分でその病気が必要で、自ら病人という立場を選んでいる。これが心の病のメカニズムです。

 そして精神薬を断薬しても、元々精神科に通うようになるほど体調を崩してしまった原因、薬漬けになってしまった原因に気づかないと、今度は『後遺症』というものにしがみつき、いつまで経っても具合がよくならない、社会復帰ができないということになってしまう。

 この根本的原因に気づけると、何年も苦しんだ人が3ヶ月〜半年で別人のようになってしまい、気づくと働きだしてしまっているという嬉しい驚きがある。


『依存』という言葉を辞書で引くと「他のものによりかかり、それによって成り立つこと」と書かれています。

 依存自体は多かれ少なかれ、どんな人でも何かにしていると思います。
 でも、心の病になってしまう人、薬漬けになってしまう人はみんな極度な依存体質です。
 薬漬けになった人はたまたま病院や病気、薬に依存しただけ。
 ギャンブル依存も買い物依存も、そして恋愛依存も、依存する対象が違っただけで、実は全てが同じです。


 そういう『依存』というものを生み出すのはどうしてか?
 その原因は『生まれ持った性格 + 育ってきた環境』これだけでしかありません。
 育ってきた環境で満たされないものが大き過ぎた。それを大人になっても無意識のうちに埋めようとして埋められるものを探して歩く。

 その、埋められるものが依存するものなのです。
 しかし、ほんとうの意味で満たされることはないので、苦しみ続ける訳です。

 さて、精神科につきましては、病名という落とし穴があると工藤さんはおっしゃいます。
 たとえば、『精神科で診断される病気』『精神薬が必要な病気』と聞いて連想する病名とは?


 うつ病・統合失調症・パニック障害・不安障害・摂食障害・不眠症(睡眠障害)・双極性障害・起立性障害・人格障害・発達障害……
 等まぁ、色々なものがあります。

 ここにいくつか並んだ病名を見て、もう、おかしいなと思いませんか?

 最初のうつ病、統合失調症を覗いて、その後ろにあるものすべて『○○障害』という名前がついています。
 『○○病』ではなく『○○障害』です。

 因みに、障害という言葉を辞書で引いてみると「正常な進行や活動の妨げとなるもの」と書いてあります。
つまり、妨げとなるものなだけであって、病気ではないですね?


 たとえば、「発達障害」という病気があります。しかしそもそも、この発達障害って一体何なのでしょうか?

 ここにも『障害』という言葉がついていますから、前述の理屈で言うと『発達の妨げになるもの』です。
 それだったら発達障害って病気ですか? 薬で治るものですか?
  

 工藤さんは2018年まで、カウンセリング業の傍ら、2年半の間、地元のソロバン塾の講師をしていたそうです。そのときに出会った子ども達の話。

 そこに通って来ていた何人もの子が、学校から発達障害の疑いがあるからと病院に行くことを勧められていたとこのとでした。

 確かに、学校側から勧められたその子たちは、個性が強いです。でも、55分もある授業中、ずっと座っていられるんです。学校から「病院に行って診てもらって」と言われている子たちは、どの子も私から見たら全く病気ではなかった、と工藤さんはおっしゃる。

 だって、薬を飲んでいなくてももっと落ち着きのない子はたくさんいましたからね(笑)と。


 お子さんが病人になるかならないかは親御さんの意識の差。

 同じような症状でも、病院に行く子・行かない子、病気として扱われる子・扱われない子は、周囲の環境によって大きく異なってきます。

 学校に言われても「ん〜。確かに落ち着きがないんですけれどね〜。でもこの子、生まれたときからそうだし、そういう子なんですよね〜」と笑って済ませてしまえるかどうか。

 結局、子どもをどう育てたいか、親子でどう向き合っていくか。
 


 つまり、病名がマーケティングであるということは、内海先生はもちろんのこと、有名な精神薬を作っている製薬会社の人や、有名な海外の医師なども口にしていたりするそうです。

 たとえば、神経質な親御さんに対して「あなたの子どもは病気かもしれません。その病気のせいで他人にも迷惑を掛けてしまうのですよ。でも薬を飲ませれば、今困っている症状は抑えられ、他人に迷惑を掛けることもなくなります」そう言えば、迷わず病院に行かせることには成功するでしょう。

 発達障害ビジネスとはそういうものです。

 決して、子どもに「障害?」と思われるような症状がないと言っているわけではありません。どうしても集団に入れない子、異常に落ち着きのない子はいます。

 でもそれは薬で治せるもですか?生まれつきのとても強い個性・特性なのに、薬で何ができますか?


 最後に工藤さんは「精神薬」について、このようにおっしゃっています。

 それでも、もし、親御さんが薬を飲ませると決めるのであれば、それすら全て受け入れる覚悟を持って飲ませる決断をして欲しいのです。断薬には強い覚悟が必要ですが、子どもに薬を飲ませることにも強い覚悟が必要だということを知って欲しいのです。

 何も考えずに、学校が言ったから、医師が言ったから、と周囲のせいにすることだけはしないよう、もっと学んで、じっくり考えて、自分と相談して、覚悟を持って、子どもと家族の未来を考えて行って欲しいと願います。

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田舎で完全予約制の鍼灸院をやってます。 田舎とは言っても、車で30分くらいでイオンもあり(田舎じゃん!)、バスは一日に数本あり(超! 田舎じゃん!)、でも、JRの駅が徒歩圏内(ま、はいはいって感じ)にあります。
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