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2016年11月09日

何度も見逃した、肺がんの予兆・・・だるい、倦怠感。

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2014年・・・忘れもしない、
母の肺がんが発覚した年。

遡ること2年・・・2012年の母は
自分の身体の異変に気が付いていた。

ただ、それが重病であることに気付けなかった。

手帳には身体がだるいと走り書きがあった。
たぶん・・・その頃からだった。
身体がおかしい・・・変だ・・・と母は言っていた。

良く聞く年寄りのたわごととしてしか聞いていなかった。
一日中何もしたくない日だった・・・とか、
今日は全然動けなかった・・・と言われたことを覚えている。

父の介護が大変だったのを知っている。
私の援護が全く足りていなかったことも反省している。

2012年・・・丁度私の仕事が忙しくなり始めた時だった。
管理職としての地位が一つ上がったことで、
帰宅時間が遅くなった。
休日も減った・・・母とは朝の出勤時の時に顔を合わせる
程度だった。

父に関しては、週に一度顔を見るような感じだった。
同じ屋根の下にいながらにして、全く別の生活を
続けていた・・・。
今思えば、自分の事しか考えていなかった。

母はずっと・・・ずっと・・・
私の身体を気にかけてくれていた。
親はいつまでたっても親だった・・・。

何もしたくなくて、一日寝ていた・・・と言った母。
倦怠感・・・当時、母が肺がんだとは知る由も無かった。
倦怠感・・・肺がんの自覚症状のうちの一つ。
倦怠感・・・感じていたのに、父の介護には休みがなかった。

だるくても、仕事に行き、帰宅してからもだるくて、
父の身の回りのことをしながら・・・母は一体どのタイミングで
「ホッ」と息を付くことが出来ていたのだろうか?

だるい、だるい、と言い続けていた気がする。
一度、母が真剣に「体がおかしい」と行って来たことがあった。
その時でもやはり「年寄りのたわごと」としてしか捉えることしか
出来なかった。

あの時・・・ひょっとして母は病院に行くことを
後押ししてほしかったのでは・・・。

母としては、原因不明の倦怠感と解放されないだるさに
常に襲われていて、いつになったら解放されるのだろう、
いつまで耐えればいいのだろう・・・と思っていたに違いない。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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