2016年11月09日
おやつに納豆ご飯
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久しぶりの帰宅となった。
懐かしそうに部屋を眺める父。
そんな父の目の前に母の写真たてを置く。
瞬時に笑顔がこぼれて、同時によだれもこぼれる。
慌ててタオルを持ってきて、
ヨダレをぬぐった後に父の首にかけた。
大好きなコーヒーをブラックで差し出す。
やや温めのホットコーヒー。
父は元々熱いのが大好きで、
やけどしそうな温度のお茶をごくごくと飲める人だった。
今ではどうなのかわからないが、熱すぎるのは
身体に良くないので、水で冷ましてから出している。
そういえばお風呂も熱湯のようなお風呂が好きだった。
父がダチョウ倶楽部のメンバーだったら
全然面白くないと思う・・・それ以前の問題だが・・・。
父が一時帰宅した時間は14時過ぎだった。
昼食は摂り終えて、もうすぐおやつの時間だった。
老人ホームの今日のおやつは何だっただろうか?
父の顔を見つめながら私は冗談半分、本気半分で父に尋ねた。
「納豆ごはん食べる??」
・・・何言っているんだ・・・という表情を浮かべるか、
はたまたそれを受け入れるか・・・
そんなことを考える間もなく
首を縦に振った父・・・「返事早っ!」
思わず笑った・・・おやつに納豆ご飯って・・・
前代未聞だった。
締めきった空間に、お線香と納豆の香りが充満していた。
父が帰宅したタイミングで炊いたお線香は
すでに消えかけていたが、香は残っていた。
一心不乱に納豆ご飯を喰らう父。
17時前には夕飯・・・ま、いいか・・・
恐らく父は、夕飯も難なく平らげるだろう。
そういう人だ・・・。
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父の一時帰宅
久しぶりの帰宅となった。
懐かしそうに部屋を眺める父。
そんな父の目の前に母の写真たてを置く。
瞬時に笑顔がこぼれて、同時によだれもこぼれる。
慌ててタオルを持ってきて、
ヨダレをぬぐった後に父の首にかけた。
大好きなコーヒーをブラックで差し出す。
やや温めのホットコーヒー。
父は元々熱いのが大好きで、
やけどしそうな温度のお茶をごくごくと飲める人だった。
今ではどうなのかわからないが、熱すぎるのは
身体に良くないので、水で冷ましてから出している。
そういえばお風呂も熱湯のようなお風呂が好きだった。
父がダチョウ倶楽部のメンバーだったら
全然面白くないと思う・・・それ以前の問題だが・・・。
父が一時帰宅した時間は14時過ぎだった。
昼食は摂り終えて、もうすぐおやつの時間だった。
老人ホームの今日のおやつは何だっただろうか?
父の顔を見つめながら私は冗談半分、本気半分で父に尋ねた。
「納豆ごはん食べる??」
・・・何言っているんだ・・・という表情を浮かべるか、
はたまたそれを受け入れるか・・・
そんなことを考える間もなく
首を縦に振った父・・・「返事早っ!」
思わず笑った・・・おやつに納豆ご飯って・・・
前代未聞だった。
締めきった空間に、お線香と納豆の香りが充満していた。
父が帰宅したタイミングで炊いたお線香は
すでに消えかけていたが、香は残っていた。
一心不乱に納豆ご飯を喰らう父。
17時前には夕飯・・・ま、いいか・・・
恐らく父は、夕飯も難なく平らげるだろう。
そういう人だ・・・。
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