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2016年05月14日

家族を失うということ

母親の死を経験して

到底受け入れられない現実・・・
それが家族の死・・・
心の準備は出来ていたはずでも、
その事実を受け入れるまでには時間が掛かる。

あなたがいた時間を思い出せば思い出すほど
あなたの存在を否定することが辛いです。
現世に存在しないという事実を受け入れたつもりが、
現世でまた逢えると錯覚を起こすほどに
あなたを感じることがある。

残された家族が、他界してしまった故人の部屋を
生前のままにしておく気持ちがよくわかります。
そこには思いが詰まっていて、変えることに
物凄い抵抗を感じます。

私は、母の遺品の整理は一段落しましたが、何一つとして
捨てることが出来ませんでした。

それでも整理が進んだのは妻のお陰でした。
妻は私よりも遺品を捨てることに関して抵抗が少ないので
妻に頼りっぱなしだったのです。

部屋の模様替えも同様です。
何かにつけて母を感じるものばかりでありますから、
何をするにも決断力が著しく低いのです。

情けなくもなりますが、これが家族を失うということなのだと
改めて感じている今日この頃です。

逢える気しかしない

何の根拠もない、訳のわからないことを言いますが、
他界した母に逢える気がしてなりません。
むしろ、逢える気しかしないのです・・・・

このような心理状態が続いています。
家族を亡くされた方々の中で、きっと私と同じような心境に
なっている方が沢山いらっしゃるのではないかと感じます。

ですから、色々な事情で「ご遺体」に会うことなく
死を受け入れなければならない状況の方におかれましては
到底受け入れ難いことなのだということは簡単に予測が
立ちます。

私なら、部屋をそのままにして何十年も待ち続けることでしょう。

私の場合、母親の存在はとても大きなものでした。
母親ですから、いつも心の中に生き続けてくれることでしょう。
しかし、私は「母の声を聞きたいのです」
会話がしたいのです・・・

家族を失うということ・・・とても不思議な感覚です。


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この記事へのコメント
前回のコメントに丁寧な返信ありがとうございました。
そして弟の心配もしていただいてありがとうございます。アブラキサン+ジェムザールを続けてきてCTを撮りました。その結果を今日は聞きました。肝臓転移はやや腫瘍が大きくなっている。腹水が増えている。腹膜播種が認められる…ということでした。落胆はしましたがまたまだ希望は持ってます!お母様を亡くしてなかなか遺品の整理ができないこと。それは心の整理がまだ追い付いていないのでしょう。ゆっくりゆっくり前に進んでいって下さいね、応援しています。
Posted by はな at 2016年05月16日 18:48
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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