2013年12月25日
【映画】「アイアン・フィスト」70点
愛すべきバカ映画「アイアン・フィスト」!【70点】(100点満点中)
監督・脚本のRZAって人はぜんぜん知りませんでしたが(なんでもヒップホップ界のスーパースターらしい)
とにかくこの映画『アイアン・フィスト』はカンフー映画、それも70年代のどうしようもないカンフー映画への愛を感じてやまない作品なのであります。
そしてイーラス・ロイやクエンティン・タランティーノもクレジットに名を連ねだけあってむちゃくちゃだ。
何でも彼の好きな作品は『五毒拳』、『少林寺三十六房』、『獣兵衛忍風帖』、『北斗の拳』等のカンフー映画やアニメなんだそうな。
確かに劇中「北斗の拳」の牙一族もどきや、全身武器だらけのイイ人は、やはり「北斗の拳」に出てくる”名も無き修羅”そっくりである。
と、これを書いていて思い出したが敵の全身が鋼鉄の男の技は、やはり牙一族の牙大王の技”華山鋼鎧呼法”だったのでは?
そしてRAZ演じるブラック・スミスのツボを突く技は北斗神拳だったのではないだろうか!
話はと言いますと・・・
なんと説明すれば良いのか、ちょっとむずかしい。
金塊輸送の護衛を頼まれた猛獅会の首領・金獅子が、部下である銀獅子の裏切りにあって殺される。銀獅子は猛獅会を率いて群狼団を殲滅する。銀獅子は金獅子の息子ゼン・イー命も狙い瀕死の重傷を負ったゼン・イーを鍛冶屋が助けるのであった。一方、村には謎の白人ジャック・ナイフが現れるが・・・。
正直この映画、話はあってないようなもので、アクションを見せるためのつなぎと言って良いでしょう。
まあ、そんなことより、むちゃくちゃなアクションを存分に楽しみましょう。
これはそんな映画です。
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