2018年12月07日
LCレンディングで大量償還。内容を調べてみると・・・
広告
大量の償還メール
LCレンディングから、大量のメールを受け取りました。
これがもし、タイトルに「大切なお知らせ」とだけ書いてあって、詳細が何もないメールだったとしたら
かなりドッキリものですが、幸いにもそんなことはなく。
来たのはタイトルから中身が分かる、心臓に優しいメールでした。
とは言え、かなりの大量償還です。
LCレンディングの案件は複数の投資対象に分かれていると言っても、その種類は多くありません。
そのどこかの案件で償還が起きたと考えるのが自然だったので、調べてみました。
倉庫案件はめでたく償還?
償還メールにあったファンドNo.の一部を抜き出すと、次のようになります。
(赤枠が今回償還になったファンド)
下二つのS社向け案件は、いずれも貸付額が小さい事から「オマケ案件」だと分かります。
上のAB社案件は何だろうと調べたら、この案件でした。
・LCGF436号 (AB社がメインである案件の一例)
------------------------------------------
【不動産概要】
◆所在地:首都圏(一都三県)
◆種 別:倉庫
◆評価額:2,860百万円
※不動産鑑定評価書(2018年2月28日時点)より抜粋
【取得金額と調達額】
◆取得金額:2,600百万円(諸経費込)
1. 調達額:1,400百万円(優先ローン)
2. 調達額:1,000百万円(劣後ローン)
------------------------------------------
首都圏の倉庫案件。
しかもその後の募集がないことから、これ関係の案件はめでたく償還した、ということなのでしょうか。
LCホールディングスは現在、メイン事業をメディカル関係にするべく舵を切っています。
色々な案件に投資できなくなるのは、不動産の分散という観点からは残念なのですが、LCレンディングの
経営母体であるLCホールディングスの事業が進捗しているのは、悪いことではないでしょう。
特にLCレンディングの場合、LCホールディングスの連帯保証がついているLCギャランティーファンドが
ありますから、LCホールディングスの安定はとても重要だと考えています。
最近のソーシャルレンディングは、様々な問題で騒がしいです。
こういう時は基本に立ち返り、経営母体が上場企業、というところに投資をしていくべきかもしれません。
その観点ですとLCレンディングの他には、SBIソーシャルレンディング、オーナーズブックが投資候補と
して有望ということになります。私も、LC含めこの3社で約3,000万円を投資しています。
SBIソーシャルレンディング (アフィリエイトリンク)
オーナーズブック (アフィリエイトリンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:30
| Comment(6)
| TrackBack(0)
| 投資の話題
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8360896
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
shkcollege http://www.shkcollege.com/
LC投資家様もおっしゃっているように、LCHDがロジコムを丸ごと売却するということですので、ロジコムが管理している倉庫案件もEXITするのは自然だと思います。
北海道の案件と福島のホテル案件についてはきっちりリファイナンス案件が出ていますので、あまり心配はいらないかもしれません。LCHD自体は順調なようですし、怖いのはそもそLCGFが無くなってしまうことなのではないかと思っています。
らいら 様
案件の種類が少なくなってしまうのは、分散至上主義の私としては困ったものなのですが、LCGFであれば根っこは同じなので分散はあまり意味がないとも言えます。
いずれにせよ、LCHDの経営が順調なのは素直に喜ぶべき事、というのは賛同いたします。
SLについては確かに微妙な雰囲気はありますが、今期中に予定されている匿名化の解除もありますし、私にはこれが一番合っている投資だと思うので、私はまだ続ける予定です。
(もちろん、各投資家で判断が異なるのは当然として)
ただ、事業者については見直しが必要でしょうね。これからどうなっていくのか、走りながら考えていかなければいけませんが、なかなか面白い状況だと思っています。
相次ぐ遅延を受けて、私はソーシャルレンディング自体から一旦資金を引き上げるつもりです。気乗りしないので、今は休む時かなと。
元々、東京オリンピック前には手仕舞いする予定だったので、かなり前倒しになっただけと思っています。業界や気持ちが落ち着けば、再開しようかと。
リファイ出来ないから資金体力あるうちに早期償還してしまえ、みたいな展開だと怖いです。
ご指摘ありがとうございます。
どうも私は、LC本体のIRのチェックが甘いですね。LCレンディングにこれだけ突っ込んでいるわけですから、もう少しアンテナを高くすべきだと反省です。
今回は福島のホテルと、北海道の商業施設がLCGFで募集していましたね。すでに投資している額を考えた上で、投資額を平準化できるように両方に投資しました。
北海道の案件は3,4,5ヶ月というあまりない募集の仕方をしているということは、カンですが終了間際でしょうか。
LCGFがなくなるのは困りますね。メディカルの利率を落としてLCGFにしてもらいたいものです。
これでLCGFも終了か?と危惧したのですが昨日新案件を募集開始しましたので一安心しています。
しかしながらこの調子だですと残りの商業案件もそう遠く無く売却されそうですので残るは医療案件のみという事になるのでしょうね。
まあLCGFとして出してくれれば中身がなんであれあまり関係無いですが(笑)