2018年08月23日
私の目指しているのは、アーリーリタイアではなかったのかもしれません
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ふと考えてみました
今回はアーリーリタイア(セミリタイア)に関する記事です。
ブログでは何回か、「私はアーリーリタイア志望です」という内容を書いてきました。
このブログにしても、立ち上げた理由の一つはソーシャルレンディングの投資を記録していくこと。
そしてもう一つは、アーリーリタイアに至る道程を記録していくことです。
実際のブログ記事は、ソーシャルレンディングが9割以上を占めていますが、アーリーリタイアに関しても
動きがないわけではなく、それなりに順調に進んでいます。
アーリーリタイア計画は短期間に動くようなものではないため、記事にしにくいというのが理由です。
さて、アーリーリタイアという計画を漠然と立て、それに従って行動を起こしてはや数年。
ソーシャルレンディングによる投資、副業、節税方法など、色々と行ってきました。
で、そんな中でふと、私が目指していたのはアーリーリタイアではないのでは? と考えました。
会社仕事と、自分の仕事の違い
なぜリタイアを目指してないと思うようになったのか。
それは投資や副業、ブログなどの勉強や作業をごく普通にこなしている自分に気付いたからです。
趣味と仕事の境目をどこに置くかは言葉の定義になってしまいますが、「収入を生む=仕事」だと見なせば、
私の投資、副業、ブログや節税行動は全て仕事になります。
これらの行動はもちろん楽しいことばかりではありません。難しい局面もありますし、判断の失敗もあり、
辛い局面に立たされることもあります。
程度の違いはありますが、これらは会社での仕事と同じ性質のものです。
では何が違うのかと言われれば、それは仕事に主体的に取り組めるかどうか、という事でしょう。
もっと言えば、自分の努力が目に見える形で跳ね返ってくるか、というところに尽きると思います。
その点では残念ながら、私のいる会社組織は劣っていると言わざるを得ません。
もっとも、製造業でそれなりに大きな規模の会社ですから、個人の努力には限界があります。
小回りの効くベンチャー企業のような権限を求めて入社したわけではありませんので、それを求めるのは
無理筋だと分かっています。
そもそも私には状況を打破する権限はありませんので、改善することを希望しているわけでもありません。
会社組織を個人で変えるには、莫大な努力と苦労を伴います。規模が大きくなればなるほど。
私には残念ながら、そこまでする熱意は(多分最初から)ありません。
それに、もしそんなことができたとしても、報償が釣り合うとは思えませんし。
リタイアというより、労働からの卒業
そう考えて見ますと、私はアーリーリタイア志望なのではなく、会社勤めからの卒業希望なのでしょう。
とは言っても、今すぐ辞めるほど積極的な理由は、会社にも仕事にもありません。
私の会社での労働は無価値かもしれませんが、通貨と交換できる以上、私にとっては意味があることです。
辞めてどうする、というビジョンも固まりきってはいないので、ここで退職するのは拙速でしょう。
そんなわけで私は、「いつでも辞められるよ?」という気楽さで、しばらくは労働を続けるつもりです。
もちろん、できれば自分の好きな時期に辞めたいので、自分の仕事は可能な限り抱え込みます。
会社において「代わりがいない人」というのは、めったにいません。
そんな人になろうとすれば、才能の上に相当の努力を積む必要があるでしょう。
ですが、「誰かができる仕事」を何種類も一人でこなすことができれば、その人は「代わりがいない人」に
近づく事ができます。
私はこれを狙って、これまで実践してきました。
その結果は・・・まあ、ここまでは成功だったと言えるでしょう。
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posted by SALLOW at 09:00
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まずはリタイア、おめでとうございます。
私も会社組織で働いていますが、運が良かったと言えばいいのか、最初はそれなりに黒かった会社は4成長とともに白くならざるを得なくなり、結果として労働環境の麺ではかなりの改善が見られています。
私も本来は組織に所属するのが向いている性格ではないのですが、それでも10年以上勤めてきて、会社の中での自分の立ち位置は確保しました。既に生活のために労働しているわけではないのですが、居心地は悪くありませんのでまだしばらくは続けていくつもりでいます。
ソーシャルレンディングは、黎明期から一段階上に上がるための痛みの時期かと思います。金融庁も本腰を入れて監督を始めたような気配ですし、今後はもう少し落ち着いた金融商品として、広く受け入れられるようになれば良いのですが。
(その過程で、利率が多少落ちるのは仕方のないことだと思います)
私の場合、仕事は嫌ではありませんが、(人から言われた)仕事をするよりも、しない方が好きだと言うだけの事です。
したくなければしなくてもいい、そのくらいの緩さがちょうどいいのではないでしょうか。まあ、こんな事を言いながら、やっぱり何かをやってしまうような気もしますが。
ソーシャルレンディングを初めて1年になりますが、業界にいろいろ問題が起こり、投資行動は振り出しに戻るといった感じです。これからの資産運用をどうするかは改めて考えていきたいと思っています。
それはさておき、私は5月でリタイヤいたしました。(仕事を辞めたというのではなく、気持ちの上でのリタイヤです)私は大学卒業後メーカーに就職しましたが、仕事内容もそうであるが、組織社会で働くというのが嫌で7年で退職し、そのあと、おやじが経営していた鉄工所に20年間職人をやっていました。去年、おやじが亡くなって、事業を継続するか考えましたが、自分のやりたいことがあったので5月に廃業しました。
私は現在51歳、子供3人いますが、独立するので金銭的な負担はほぼ終了です。あとは、自分が生活できるだけあればよいといった感じです。年金をもらえるまであと15年ほどあるので、それまでの生活費は、何らかの仕事や投資で補う必要はあります。
2019年の1月より、自分がやりたかった仕事を自営で始めます。一人親方で、かんたんに始められてかんたんに辞めれる仕事で、体力と気力が続くまでやろうと思っています。定年はありません。もちろん、生活費を稼ぐというのはあるのですが、これは二の次で、一番の目的はやりたかったことをプロとしてやるということともう一つは社会貢献です。そして死ぬときにやってよかったと思えるものを持っておきたかったことです。死ぬまでに自分の天職に巡り合いたかったからです。
先日、ボランティアで有名になった尾畠春夫さんの生き方に感動しました。65歳で自営をやめて、あとは死ぬまでボランティア、生活費は国民年金のみでやりくりする生活。これは彼にとっての天職ですばらしい生き方だと思います。
真のリタイヤとは金銭的に充実できて、嫌な仕事から解放されるるのではなくて、自分のやりたかった生き方を見つけることかなと最近わかってきたような気がします。