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2018年08月22日

日経ヴェリタス、日経トレンディにクラウドファンディングの記事が掲載。内容の紹介と所感です。



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日経ヴェリタスの記事:1ページ目

 今回は雑誌ネタです。

 こちらは少し古い情報なのですが、日経ヴェリタス7月号にクラウドファンディング(以下、CF)に関する
 かなり長い記事が掲載されていたようです。
 NIKKEI STYLEに転載されていました。

  ・クラウドファンディング 貸付型が浸透、高利回り魅力


 記事の掴みは、クラウドリアルティの京町家案件でした。
 「匿名化されている相手への貸し付け」とは違い、不動産投資型クラウドファンディングであるこの案件
 では、投資先の対象が見えやすいという利点があります。
 自然、感情移入もしやすいわけで、記事の書き出しとしてはもってこいなのでしょう。

 ただ少し気になるのは、投資型CFを貸付型CF(=ソーシャルレンディング)と一緒にしているところです。
 
CF全体の約9割を占めるのが、同じ投資型に分類される「貸付型」(ソーシャルレンディング)だ。

 と言う一節がありますが、(解釈の違いはあれ)基本的に貸付型と投資型は別物です。
 記事の中の図(下記)では貸付型と投資型を分けているのに、文章中では投資型の対義語を「非投資型」と
 しているのは、レベル感が合っていないと思います。


  20180818ETC1.png
   (引用元:上記記事

日経ヴェリタスの記事:2〜3ページ目

 2ページ目では、ソーシャルレンディングの特徴、問題点、匿名性の解除などが取り上げられます。

 「京町家の復活」や「新興国成長支援」という良さそうな言葉で掴んでおいて、ソーシャルレンディング
 になると突然行政処分の話題を持って来るのはどうなんだろう
とも思いますが、書いてある内容については
 事実ですし、妥当な内容だと思います。

 いくつかのソーシャルレンディング事業者が、行政処分を受けたり問題のある経営を行っていたのは事実。
 ただしその真因は、我々投資家が匿名化のために悪意や問題のある事業者を見抜けなかった事にあります。
 その匿名化が解除されるのは、ソーシャルレンディングにとっては朗報でしょう。


 一方で税制の事も書いてありますが、個人的にはソーシャルレンディングを分離課税にする事について、
 私の場合はそれほどのメリットは感じていません。

 FXなどのキャピタルゲイン投資の場合、年間単位での収益が安定しないので雑所得では大変だと思いますが
 ソーシャルレンディングは年間収益が安定しているため、というのが理由の一つ。

 もう一つは、雑所得のままでも、雑所得の中で損益の相殺が可能だからです。
 これは、ブログ損益がソーシャルレンディング損益と同じ、雑所得であることを利用している方法です。
 なので個人的には、ソーシャルレンディングは雑所得のままでいて欲しいところです。

  ・(参考記事)ブログ運営を利用した節税方法。匿名化解除の後はこれも経費になりそうです


 最後の3ページ目には、世界で拡大する個人間融資が日本で根付くか、という話題に触れられています。
 ですが正直なところ、私はこれは難しいと思います。

 理由の一つは「日本では、既存の金融が多くの人に浸透していること」
 そして、「利率上限が低すぎること」です。
 詳細は、下の記事も併せてご覧下さい。

  ・(参考記事)日本での個人向けP2Pレンディングはやっぱり難しい?

日経トレンディの記事

 これとは別に、2018年9月号の日経トレンディにもCFの記事が掲載されていました。
 こちらの雑誌となります。

  ・日経TRENDY 2018年9月号

   latest_tre.jpg



 特集2「勝てる! 高配当&株主優待」の中に、
 「クラウドファンディング 魅力的だがやや不透明な商品。分散投資を徹底」という記載があります。
 有料雑誌のため内容は概略のみとなりますが、以下のような内容が書かれていました。


  ・信用度の高い会社を選ぶ
   −例として上場しているなど、信頼性の高い事業者で投資するべき。

  ・1つのファンドに絞らず「不動産」「ソーラー」などに分散投資
   −不動産担保案件は、不動産市況の悪化で総崩れする可能性もある。
    不動産以外の案件にも投資することで、リスクを分散するべき。

  ・融資先をチェックして「会社かぶり」を避ける
   −募集資料を見れば、番号やイニシャルなどで企業をある程度識別できる。
    なお年内には、規制が変わり匿名性が見直される見込み。

  ・SBIソーシャルレンディング、クラウドバンク、オーナーズブック、クラウドクレジットの4社で
   それぞれの特徴、違いの比較



 内容については、おおむね私の考えと同じで、適切な事が書かれていると思っています。
 最大手maneoを引き合いに出さなかったのは、やはりグリーンインフラの件があったからでしょうか。
 (取り上げる候補には挙がっていたはずで、どちらが断る事にしたのか、少し興味はありますね)

 それと、クラウドバンク、オーナーズブック、クラウドクレジットの3社と言えば、以前のクラウドポート
 のインタビューでも同じ3社が取り上げられていました。
 何となくこの3社、最近仲が良いというか、歩調があっているように感じています。

  ・(参考記事)豪華メンバー揃い。クラウドポートのインタビュー記事は必見です。


 確かにこの3社であれば、扱っている商品があまりカチ合わないので、もし手を組むことにしてもお互いの
 デメリットはあまりないように思えます。
 最大手maneoがちょっとコケてしまったので、一気に猛追しようと共同戦線を張ることにした・・・などと
 いうことであれば、なかなか熱いものがありますね(いえ、ただの思いつきです)。

まとめ

 ソーシャルレンディングは、今年が一つの岐路となると考えています。

 多くの問題もあり、実際の被害が出てしまいましたが、一方で匿名化解除の目処は付きました。
 そして、私がこの投資を始めた6年前ではあり得ないほど、ソーシャルレンディングという投資はメディア
 に取り上げられるようになってきました。

 これで匿名化が解除され、新しいプレイヤーの登場により健全な淘汰が進めば、ソーシャルレンディングは
 現在の立ち位置から一つ上にステップアップすることができるでしょう。
 それは、ここまでこの商品に投資してきた私としては、願ったりの喜ばしいことです。


 ソーシャルレンディングは、誰かの真似をしても同様の収益を上げやすい、再現性の高い投資方法です。
 私が実際に投資をしているお勧めの事業者については、下記の記事もご覧下さい。
 
  ・(2018年6月版)SL初心者にお勧めの事業者



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posted by SALLOW at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資の話題
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