2018年07月04日
ガイアファンディングで財務情報が公開:特別利益無しで黒字経営達成
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業務連絡
6月分の副収入とソーシャルレンディング投資収益の決算は、現在作成中です。
申し訳ありませんが少々お待ち下さい。
なお速報値としては、副収入で13万円、投資収益で31万円程度です。
ガイアファンディングの財務情報が新しくなりました
maneoファミリーの一つであるガイアファンディングは、アメリカ不動産を対象とする不動産担保付きの
ソーシャルレンディング事業者です。
2015年にサービスを開始。maneoファミリーの中では、LCレンディングについて古株です。
そのガイアファンディングが今回、財務情報をアップデートしました。
中身を見ていく事にします。
まずは貸借対照表。
2018年3月時点における匿名組合の出資金は36億円ほど。
それに対して、貸付債権が54億円あるということは、自前でも何かやっているということでしょうか。
なお、この記事を書いている時点でのガイアファンディングの返済中資金は39億円ほどですので、36億円
という数字は感覚的に妥当な気がします。
一方、自己資本比率は2%を切っています。
B/Sの両側が重くなった割に、自己資本が増えていないため相対的に自己資本比率が落ちています。
(去年の自己資本比率は3.7%ありました)
自己資本比率が低いのは、ガイアファンディングのビジネスモデルからして仕方ない事かもしれませんが
それにしても自己資本が1億円しかないのは、もう少し増強をお願いしたいところです。
損益計算書
次に、損益計算書です。
匿名組合出資受入 36億円に対し、売上高は4億円。
まさか営業者利益で10%もとっているわけもないので、自前での投資分が乗っているのでしょう。
おそらく、ソーシャルレンディングの売上高だけなら、1億円前後だと思われます。
結果として、1,800万円程度ではありますが、純利益で黒字になっています。
ソーシャルレンディング事業だけではないとは言え、黒字をしっかり出せることは営業者の安定性を高める
上で重要ですので、これからも好調を維持してもらいたいところです。
ちなみに、下記は前年度の損益計算書。
営業外費用と特別損益という、中が見られない損益が大きい状態でした。
これに比べれば、今年の損益計算書は納得のいくものになったと言えるのではないでしょうか。
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posted by SALLOW at 09:00
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それは少し気に掛かっていました。
36億円の匿名組合で、ガイアファンディングの平均償還年数が1年とすれば1月3億円。
ただこれは「経費」ではなく償還及び利金ですので、売上原価には入っていないと考えています。
(そうでなければ、売上高には償還金と投資家への利金も乗るはずなので)
自前でやっているのが不動産開発なのか、不動産担保の貸し借りなのかは分かりませんが、開発であれば売上原価に乗りそうなので、貸し借りでもやっているのかな? と当てずっぽうに思っています。