2018年04月24日
案件紹介(クラウドクレジット 4/24案件の比較、SAMURAI サプリ案件)
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クラウドクレジット 4/24から新ファンド募集開始
クラウドクレジットで本日午後5時から、以下のファンドが募集される予定です。
予定される期間、利率、通貨を下記に示しますので、投資の参考にして下さい。
また、以前に募集実績のあるファンドについては、直前のファンドのページにリンクを貼っておきます。
(新規ファンドについては、お知らせページへのリンクです)
・ペルー協同組合支援ファンド1号
新規ファンド。
ペルーで個人向けに消費者ローンや零細企業向けローンを提供している協同組合への出資。
予定利率5.5%、期間37ヶ月(利払いは3ヶ月ごと)、米ドル建て。
・ニカラグア金融事業者支援ファンド3号
ニカラグアにて個人・法人向け貸付事業を展開している金融機関への貸付。
予定利率5%、期間37ヶ月(満期一括返済)、米ドル建て。
・ユーラシア金融事業者ファンド7号
ロシア、ポーランド、南アフリカで事業展開を行う金融事業者への貸付
予定利率13%、期間13ヶ月(満期一括返済)、ルーブル建て。
・ペルーマイクロファイナンス支援ファンド8号
ペルーでマイクロファイナンス事業を行う貸付事業者への社会インパクト投資
予定利率2.5%、期間19ヶ月(満期一括返済)、米ドル建て、債務保証有り。
・【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド63号
東欧で短期ローンの貸付を行う事業者への貸付。
13ヶ月案件:予定利率6.7%、期間13ヶ月(満期一括返済)、円建て。
19ヶ月案件:予定利率8.6%、期間19ヶ月(満期一括返済)、円建て。
・東欧金融事業者支援ファンド60号
東欧で短期ローンの貸付を行う事業者への貸付。
7ヶ月案件:予定利率5.8%、期間7ヶ月(満期一括返済)、ユーロ建て。
19ヶ月案件:予定利率10%、期間19ヶ月(満期一括返済)、ユーロ建て。
・マイクロローン事業者ファンド16号
東欧・ブラジル・ロシアで短期ローンの貸付を行う事業者への貸付。
円建て案件:予定利率4.7%、期間13ヶ月(満期一括返済)、円建て。
ルーブル建て案件:予定利率9.7%、期間13ヶ月(満期一括返済)、ルーブル建て。
ラリ建て案件:予定利率9.8%、期間13ヶ月(満期一括返済)、ラリ建て。
まとめると、以下のようになります。
クラウドクレジットの案件に関する所感
以下、あくまでも所感です。
上記のクラウドクレジットの新案件を眺めますと、もし私が投資するのなら
@円建ての東欧事業者案件
A円建てのマイクロローン事業者案件
Bペルーのマイクロファイナンス案件
に絞られるな、と思っています。
@とAについては、投資対象が不動産や国内案件に偏らないよう、分散の役目として。
Bについては、「良い事をした」という精神的充足、言い換えれば偽善のためです。
私は今のところ、クラウドクレジットの外貨建て案件には魅力を感じていません。
その最大の理由は、「クラウドクレジットに外貨建て預かり口座がないため」です。
「堅実なインカムゲイン投資」が売りのソーシャルレンディングにおいて、為替リスクを負うべきかどうか
は議論の余地があると思いますが、各投資家に考えに任されるべき問題とも言えます。
ただ、その議論を無視したところで、外貨建て預かり口座がないのに為替リスクがあるのは問題です。
なぜなら、償還と同時に為替リスクが固定してしまうからです。
そもそも、為替リスクを負うのであれば、ソーシャルレンディングである必要はありません。
このあたりを見てもらえば分かります通り、外債でも同じくらいの利率の商品はあります。
さらに、外債の発行体の信頼度は、ソーシャルレンディングにおける貸付先とは比べるまでもありません。
一方でクラウドクレジットの事業そのものは、単月10億円近くの資金をコンスタントに集める事ができる
ようになり、黒字化の目処も立ちました。
最近では1.3億円の資金調達にも成功しており、かなり安定な事業者と呼べるのではないでしょうか。
・参考記事:クラウドクレジット 黒字化の見込み?
事業者はそれなりに安定なので投資検討に値するが、一方で案件は為替リスクを良く考える必要がある。
というのが、私のクラウドクレジットに関する現時点での感想です。
クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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SAMURAIからサプリ案件
もう一つ、SAMURAI(元スマートエクイティ)から新案件が登場しています。
こちらはサプリ事業者に対する貸付。
・SAFビジネスローンファンド1号
予定利率:7%
期間:12ヶ月
貸付総額:1,000万円
担保:無し
備考:出資額に応じてサプリのプレゼント有り
今回は匿名組合のスキームで募集をしますので貸付先は非公開になっていますが、状況証拠的に貸付先は
アンフィニプロジェクトで決まりだと思います。
スマートエクイティ時代はアンフィニ社の社債を取り扱っていましたし。
実は私もサプリ社債には投資をしていまして、プレゼントももらい、無事償還も受けました。
・参考記事:「サプリ生活ボンド」のプレゼントが届きました
売上高6.4億円に対して1,000万円の貸付なので、多すぎるということはありません。
(他の負債状況が分かりませんが)
問題があるとすれば貸付先よりも、経営母体であるSAMURAI & J PARTNERSの方でしょう。
こちらに財務状況が掲載されていますが、連続3期の赤字を計上しています。
売上高は直近で2倍以上に増えていますが、これが純利益に貢献するかどうかは予断を許しません。
ということで、できれば匿名組合ではなく今回も社債にして欲しかった、というのが感想です。
社債なら事業者がすっ飛んでも債権は残りますが、匿名組合の場合は微妙なところ。
SL事業者の経営母体にアラートが出ている状況では、匿名組合で余計なリスクを背負い込む事になります。
小口で投資しようか、ちょっと迷っています。
SAMURAIでの口座開設は、こちらからどうぞ(広告リンク)
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リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 10:00
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