2018年01月31日
案件紹介(オーナーズブック、スマートレンド、Pocket Funding)
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オーナーズブックから本日、新案件募集開始
オーナーズブックが新案件の募集を開始します。今回はかなり大型案件です。
1案件数千万円後半が多いオーナーズブックにあって、3億円超えの案件。過去最高額ではありませんが、
最大級の案件であることは間違いありません。
・杉並区新築マンション第2号ファンド第1回
予定利率:4.5%
期間:14ヶ月
貸付総額:3億1,000万円(主部分)
担保:対象物件に対する第一順位抵当権 評価額3億9,100万円
LTV:79%
杉並区の新築マンション(今年3月竣工予定)を対象とする案件です。
西荻南にあるとのことで新築マンションのデータをさらってみたのですが、残念ながらそれっぽい案件は
見つかりませんでした。
稼働率がリスクグレード最高になっていますが、これは竣工前なので当たり前です。
また、貸付先の不動産会社は設立3年以上、過去3期にわたって経常利益を計上しているとのことで、将来は
どうなるかわかりませんが、足下の経営は順調のようです。
正直、これは銀行でも借り入れ可能な案件じゃないか? と思いました。それとも、銀行への申請はすでに
行っており、その繋ぎ資金をソーシャルレンディングで借りようとしているのかもしれません。
(銀行借入の場合、期限前返済は違約金が発生するので不利になるケースもあります)
財務構造としては安定のシニアローン。杉並区西荻窪でLTV 80%は良い条件でしょう。
その分利率は4.5%と控えめですが、この条件なら天変地異かゴジラでもない限りは担保価値がおかしくなる
事はないと思われますので、安定志向の方に向く案件ではないでしょうか。
私見ですが、利率5%はソーシャルレンディングにおける投資家の心理的壁になっていると思います。
(5%を割ると出資速度はかなり鈍る傾向があるように思います)
さらにこの案件は募集総額が多く、投資競争はそれほど激しくないのではないか、と予想します。
余剰資金のある方は、投資を検討されてはいかがでしょうか。
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、下記リンクをご利用いただければ幸いです。
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スマートレンドから特別金利案件
次に、スマートレンドの話題です。
香港の消費者金融会社(スマートレンドの資本関係から考えて、Finance One Limitedと推定されます)への
貸付案件はスマートレンド当初からの案件ですが、今回この特別案件が募集されるようです。
・スマートレンド2周年記念 海外(香港)事業支援型ローンファンド
募集開始:2/1(木) 11:00〜
予定利率:10%/11%/12%
期間:12ヶ月/15ヶ月/18ヶ月
貸付総額:各案件ともに1,500万円ずつ(総額4,500万円)
担保:小口貸付債券(推定)
通常、香港の事業支援ローンファンドは3ヶ月が6%、6ヶ月が6.5%ですので、この利率は破格です。
スマートレンド側の2周年記念だから、という理由で利率を上げても貸付先には何のメリットもありません
ので、おそらくはスマートレンド本体の事業者利益を削ってこの利率を出していると推定されます。
貸付総額は全体で4,500万円と多くないので、瞬間蒸発するでしょう。
興味のある方はデポジットをお忘れなく。
ちなみにスマートレンドのデポジットが一日のうち始めに反映されるのは午前11時。
案件募集開始と同時ですので、確実を見込む場合は前日のデポジットが良いと思われます。
なお私は、資金調達が間に合いそうもないので今回は見送りです。
どうにもスマートレンドの特別金利案件とはタイミングが合わないようです。
Pocket Funding案件紹介+投資単位見直し
最後はPocket Fundingです。
沖縄発のクラウドファンディング会社で、経営母体は財全グループです。
調べた限りでは、代表者周囲にネガティブな情報はありませんでした。
経営母体が明らかになっていると、少し安心します。他のいくつかのソーシャルレンディング事業者に
ついても、このあたりは是非情報開示をお願いしたいところです。
・Pocket Fundingファンド6号
予定利率:7%
期間:13ヶ月
貸付総額:704万円(主部分)
担保:対象物件に対する第一順位抵当権 評価額4,360万円
LTV:16%
建売住宅建築のための資金貸付案件です。
既に土地は購入されており、かつ建売住宅については既に購入候補者と調整中とのこと。
一時的な繋ぎ資金と思われますので、貸付期間は13ヶ月ですが繰上返済の可能性は十分あるでしょう。
この案件の特徴は、何と言っても圧倒的なLTVの低さ。
16%は驚きの数値です。
何でこれで銀行融資が通らないのか、何か理由があるのでは、と勘ぐってしまうほどです。
Pocket Fundingの特徴の一つは、ソーシャルレンディングで投資家を募集する以前に、貸付先に対しては
財全グループの会社が貸付を行っている、というものがあります。
この案件の場合、去年の2月には既に貸付が行われているとの説明があります。
つまり約1年の期間、貸付のリスクは財全側が負ってきた事になり、従って貸付先に対するアセスメントは
きちんと行っているだろう、と推測することができます。
話題をもう一つ。
Pocket Fundingではもともと1万円から投資が可能でしたが、今回投資単位の見直しがありました。
最小投資金額は変わりませんが、1万円以上、1千円単位での投資が可能となるようです。
(案件によってはこれ以外の投資単位もあるとのこと)
・新サービス: 追加投資単位の少額化サービス
私の知る限り、この金額単位で投資ができる業者は他にクラウドバンクしかありません。
投資単位の見直しにより投資の効率が高まるので、他の事業者にも是非追随してもらいたいところです。
Pocket Fundingは将来的には融資型のソーシャルレンディングだけではなく、株式投資型や購入型などの
クラウドファンディングにも参入予定とのことで、個人的に今後が楽しみな業者です。
募集金額の実績はまだ小粒ですが、適切な情報開示や魅力的な案件による発展を願っています。
Pocket Fundingでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 10:30
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